本校で県の教職員授業実践研修会が行われました

本校で10月29日に本年度初任者、教職経験6年目、11年目の教員にあたる県下の教員が集まって、授業実践研修会が行われました。この研修は経験の異なる教員が研修班に分かれ、授業研究を通して、継続的な相互研鑽による授業改善を図るとともに、日々の授業力の向上を図るのがねらいです。

来校された先生方からは、川崎小の子どもたちが元気よくあいさつをして、授業に取り組む姿にお褒めの言葉をいただきました。本校からは石倉先生が参加し、授業公開を行いました。授業公開後は県下の先生方や県教育委員会の研修主事の先生方からアドバイスをいただきました。この研修で得たことを学校全体に還流し、今後の授業づくりに活かしていきます。

ぐんぐんタイム(補充学習)を行いました

10月18日にぐんぐんタイム(補充学習)を行いました。ぐんぐんタイムとは、子どもたち一人一人にあった学習を毎回学年でめあて(基準)を決めて、個々の習熟度に合わせて取り組む補充学習です。内容はプリント、教科書、ドリル問題、など様々です。大切なのはその時間のめあては同じですが、そこに学習者である子どもたちの習熟度にあったもの、子どもたち自身が主体的に取り組むものであることです。

6年生では亀山市教育委員会作成の「亀ハタ」ドリルの問題集に取り組み、全体で答え合わせと解説をしていました。また、余った時間は、eライブラリに(標準問題、基本問題を自分で選択して)取り組む児童もいました。学級、学校がそろって意欲的に学習する雰囲気がみなぎっていました。

3年生を対象に学校栄養職員が食育の授業を行いました

3年生を対象に学校栄養職員が食育の授業を行いました。授業のめあては、「大豆のひみつを知り、きゅう食でよく使われる理由を考えよう。」です。本時では、給食にはたくさんの大豆や大豆製品が使われていることを知り、健康的な生活を送るために大豆を進んで食べる意識を持つことをねらいに授業を行いました。

まず、大豆がどのように変身するのかを〇×クイズをしながら考えました。次に給食にはどのくらい大豆や大豆製品が使われているのかを献立表の中から探し、大豆や大豆製品はほぼ毎日給食に登場していることに気づきました。最後には、大豆には「体をつくるはたらき」や「おなかのそうじをするはたらき」があること、「大豆は、いろいろな料理に使えてとても便利」「三重県でとれたものをたくさん使いたい」という4つの理由があることから、給食には大豆がたくさん使われていることを学びました。

授業後の振り返りには、「大豆がこんなに変身できることにびっくりした。」「大豆はいろいろな姿に変身して給食に入っていることを初めて知った。」「大豆は自分たちの健康を支えてくれているんだなと思った。」「大豆からできる食べ物をもっと食べたい。」と書かれており、大豆に興味をもつ姿が見られました。

体力向上支援事業で専門的な指導を受けています

学童期において、読み書きなどの学習をすることと同時に、体力向上や身のこなしなどの基本的な運動能力を向上させることは非常に重要です。

体力向上支援事業とは、児童期の子どもたちの体力向上を図るため、専門的な技能を持つ健康運動実践指導士等の外部講師から、運動遊びや体育の授業(器械運動・ボール運動・陸上運動等)をしてもらい、児童への指導と教職員の指導力向上を図るためのものです。

10月4日(金)は1年生が跳び箱を使った運動遊び、3年生が 跳び箱運動、4年生が走・跳の運動(リレー)を勉強しました。

10月15日(火)1年生・2年生がボールを使った運動遊びを勉強しました。

10月29日(火)2年生が鬼遊び、1年生が跳び箱を使った運動遊びを勉強する予定です。

なお、この事業は年間3回行われます。子どもたちの吸収する力は素晴らしいものがあり、たった1時間でも目を見張る変化が見られました。

3年生で算数科授業づくり研修会を行いました

10月15日に3年生で算数科授業づくり研修会を行いました。今回の授業内容は3桁のかけ算の筆算です。今回の研修会ではふだんの研修会に加えて、ラウンドスタディ法という手法を使って、授業づくりの検証と意見交流を行いました。

ラウンドスタディ法(Round Study法)とは、少人数の対話を基盤とした研修、ワールド・カフェを、授業の事後検討会等でも活用できるように改良した教員研修の手法です。

ラウンドスタディ法はフォーマルな会議とは異なり、結論や解決策を求めず、授業のねらいに沿った内容で自由に知識や意見を共有し、新しい視点を得たり、アイデアを生み出したりすることができます。今回の授業後の研修会では、グループ分けして出てきた内容を、他のグループに行って報告しつつ、他のグループの意見を聞いてくることで、話し合った内容を自分のものにして、気づきにつなげ、自分や学年での授業に活かすのをねらいとしました。

今回の研修会では、学校全体で授業中のペアによる意見交換や考え方の交流が進んでいることが確認できたので、ペア学習で終わらせず、さらにそれらを広げ、クラス全体での意見交流を進めることを学校全体の授業方針に追加しました。

川小(で)P(パッと)T(たのしく)A(あそびましょう)”逃走中”が行われました

川小(で)P(パッと)T(たのしく)A(あそびましょう)”逃走中”が10月16日に行われました。この行事の発端は、コロナ禍で子どもたち同士が接したり、競い合ったり、楽しんだりする機会が激減してしまったことをきっかけに、PTA役員の皆さんが企画運営してもらったのが始まりです。

現在コロナウイルスは収束しましたが、この企画を子どもたちも保護者の方も大変楽しみにしており、何とか教育課程に組み込んで実施できないかと、知恵をしぼってもらいました。体育的な要素、特別活動の要素、ふれあい活動、地域とのつながりの要素を盛り込みつつ、今までよりも少し時間を短縮して、日々の授業に支障が出ないよう工夫をしていただき、当日を迎えました。

当日子どもたちは普段とは違ったイキイキとした表情を見せてくれました。企画から練り直しをしていただいたPTA役員の皆様、ご参加いただいた保護者の方々ありがとうございました。

第1部:8:35~9:30 (55分) 中学年    朝学+1限目
第2部:9:40~10:20 (45分) 低学年    2限目
第3部:10:30~11:30(60分) 高学年    業間+3限目

1年生が秋見つけに行ってきました

10月11日(金)に1年生が能褒野神社に秋見つけに行きました。これまでの授業で、秋といえばどんなものがあるかと何かを出し合ったり、校庭の秋のものを見つけに行ったりしていたこともあり、子どもたちはわくわくした気持ちで秋見つけにで出かけました。

神社に着くと、校庭よりも広い場所で多くの秋のものを見つけることができました。友達と協力して、楽しみながら拾っていました。

今後の授業で子どもたちは、見つけてきたどんぐりや落ち葉をどのように活用していくのかを考えます。

 

低学年ブロック授業づくり研修会を行いました

10月9日に低学年ブロック授業づくり研修会を行いました。2年1組で日高先生が教科は算数科で授業をしました。単元名は「長方形と正方形」です。

本単元のねらいは、観察、分類、構成、作図などの活動を通して、三角形と四角形について理解できるようにすることです。また直角を知り、直角に着目し図形を見ることで、「長方形」「正方形」「直角三角形」について理解することもねらいとしています。

また、1年生の算数科の「かたちづくり」で、具体物の中から形のみに着目して、「さんかく」「しかく」などの日常語を用いて初歩的概念にふれていますので、それを土台に、三角形や四角形、直角、長方形、正方形の意味や性質を理解するとともに、作図ができることにつなげていきます。

本時の授業はこの単元の導入の部分です。教師側から身近な図を提示したり、経験的に知っていることを子どもたちから発言させたりしながら、授業を進めていきました。また川崎小学校では、スタンダードとして授業の中にペアやグループ対話を取り入れています。対話するためにはまず友だちの話をしっかりと聴くこと、自分の考えを伝えることが大事ですので、各グループに黒板の図と同じものを与えて授業を行いました。児童が友だちとの関わり合いの中で学習の理解を深めていき、自ら学ぼうとする態度がたくさん見られました。

授業後の放課後には、参観した教員で事後検討会を行いました。発問のタイミングや算数的な定義づけを早めに提示したほうが、よりよい授業になったのではないかなど、次の授業にすぐ活かせる有意義な買いになりました。

保護者の方におかれましては、2年生の授業に関わらず、どの学年においてもお子様にとって、授業の内容やどの部分が楽しかったのか、理解が深まったのか聞いてあげてください。自分以外の人に話すことが一番の振り返り学習になります。よろしくお願いいたします。

しおり人形にメッセージをこめて

石川県キャンプ協会様が主催となり、能登半島地震で被災された方々に元気になっていただくことを目的とした復興支援イベントが石川県で行われます。

そこでそれに伴い、亀山市の小学生から能登の小学生に「しおり人形」にメッセージを込めて作成し、プレゼントしてほしいという依頼を受けました。本校では4年生の児童がしおり人形を作成しました。

しおり人形作りを通して、子どもたちは災害にあわれた方に思いを寄せ、しおり人形に「みんなが笑顔になりますように」「早い復興を願っています。」などの応援メッセージを書きました。10月9日には、学校長より担当の田中宏明様へ「しおり人形」をお渡ししました。

また、毎日普通に学校に通い友だちと遊んだり、勉強したりできることがどれだけ幸せなことかも振り返ることができました。

前期児童会役員が企画・運営した前期児童集会を行いました

10月9日の5限目に前期児童集会を行いました。企画・運営は前期児童会役員です。子どもたち自らが、企画して、全校みんなが楽しんでほしいとの気持ちを形にした児童集会です。

児童集会のねらいは以下の2つです。

・異学年が交流し、集団ゲームを楽しんだりすることによって、1年生とともに学校生活を楽しく過ごそうとする意識をもつ。

・ルールを守って集団でゲームをし、みんなでなかよく活動する。

このねらいを実現するために、児童会は2つのゲームを企画しました。ゲーム①(じゃんけん列車)、ゲーム②(答えを合わせましょうゲーム)です。

終始笑顔と歓声が絶えない心温まる児童集会になりました。最後に会長・副会長・書記の順で児童会役員からのあいさつを行いました。

前期児童会役員の皆さん、前期のお仕事、たいへんお疲れさまでした。ありがとうございました。

環境教育第3弾を4年生で行いました

10月9日に4年生で環境教育出前授業を行いました。講師は1年生、2年生と同じ三重県地球温暖化防止活動推進センター推進員の吉田賢一先生を含め、3名の方です。
4年生になると理科の授業もありますので、今までの1・2年生と違い科学的にものごとを考えることができるようになります。また、ニュースやメディアへの関心が高く、二酸化炭素という言葉や、二酸化炭素が地球温暖化の要因になっていることを知っている子もいます。
今回の授業内容は「防ごう地球温暖化」です。地球温暖化の原因やどのように防ぐことができるのかを教えていただきました。リサイクルすること、エコバックを使うこと、鉛筆・消しゴム・ノートを最後まで使い切ることなど自分たちができることについても教えていただきました。

授業後のふりかえりでは、子どもたちから「ゴミが地球温暖化にかかわることがわかりました。」「自分もできるだけ、地球温暖化のことを考えて行動します。」「少しでもごみを減らしたいと思いました。」などの意見がありました。

5年生が宿泊研修に行ってきました

10月7日(月)~8日(火)に5年生が宿泊研修に行ってきました。行先はスズカト(県立鈴鹿青少年研修センター) です。 野外炊飯、キャンドルセレモニー、焼き杉体験などを行いました。宿泊研修を通して、自ら進んで行動したり、集団生活のきまりを守って行動したりする力をつけたり、仲間と協力することで、自分や友達のよいところを見つけ、つながりを深めることが目的です。寝食を共にすることで、絆もより一層深まりました。

また、「スズカト」は、2024年4月にリニューアルオープンしたこともあって、設備も新しく、たいへん気持ちよく研修活動を行うことができました。保護者の皆様におかれましては、準備はもとより、日常の健康管理などご協力いただき、ありがとうございました。

町たんけんに行ってきました

10月4日(金)に2年生がグループに分かれて町たんけんに行ってきました。子どもたちは店舗や施設を見学をさせてもらい、お仕事のことについて話を聞きました。普段は見られないものや初めて見るものに興味津々で、一生懸命にメモを取っていました。

店舗や施設の前を通ることがあっても、お仕事の内容や様子などを実際に聞ける機会はあまりありません。お仕事の合間を縫って、ご対応いただいた地域の皆様に感謝しています。

フレンドリークラブ講師の森宏美さんが亀山市教育功労者表彰されました

亀山市教育委員会では、市教育功労者に感謝の意を表し、教育・文化などのさらなる充実と一層の振興を図りたいとの思いから、教育功労者表彰制度を設けられています。

今年度は、学校運営協議会・教育協議会、社会福祉活動推進関係などの分野と学校教育ボランティア、市内中学校職場体験学習に貢献した9人と7団体の方々に対し、10月7日に本校体育館で、盛大に表彰式が行なわれました。

なお本校の関係としては、学校教育ボランティアとして、フレンドリークラブ・オカリナクラブ講師の森宏美さんが表彰されました。永年にわたり地道に教育のために活動・努力をされたことに感謝いたします。この度はおめでとうございます。
また伊勢新聞様10月7日県内総合版に教育功労者表彰の記事が掲載されました。以下のリンクをクリックいただくと、伊勢新聞デジタル版へリンクしますのでぜひご覧ください。【なお新聞記事へのリンク利用については伊勢新聞様了解済みです】

伊勢新聞デジタル

6年生が修学旅行に行ってきました

10月3日(木)~4日 (金)に6年生が修学旅行に行ってきました。行先は奈良・京都方面です。1日目は法隆寺 、東大寺大仏殿、清水寺に行き、宇多野ユースホステルに宿泊。2日目は慈照寺(銀閣寺)、体験活動、鹿苑寺(金閣寺)、嵐山で昼食、東映太秦映画村で見学・買い物というゴールデンコースです。

川崎小学校では修学旅行の目的として、以下の3つを設定しました。

・集団行動の中で、自主性や協調性を養い、仲間意識を高める。

・奈良・京都を訪ね、寺社や文化にふれることにより、歴史学習の理解を深める。

・公共施設でのルールやマナーを守り、社会性を培う。

修学旅行に当たっては、これらの目的を達成するために、子どもたちの理解しやすい言葉に変えて、旅行当日に向けて準備をしてきました。思い起こせば、コロナ禍には修学旅行そのものが中止になったり、実施したとしても多くが行き先を隣県や県内などの近場に変更して対応したりしていました。修学旅行に当たり前のように行けるありがたさを実感しました。子どもたちにとって一生忘れられない素敵な思い出になった修学旅行になりました。

保護者の皆様におかれましては、旅行に際しての準備はもとより、日常の健康管理や、朝早くからお見送りしていただき、ありがとうございました。

環境教育第2弾を2年生で行いました

9月27日に2年生で環境教育出前授業を行いました。講師は前回の1年生と同じ三重県地球温暖化防止活動推進センター推進員の吉田賢一先生を含め、3名の方です。

今回の環境学習は、授業参観に合わせて「親子で環境教育」です。児童に環境を大切にするための教育を行うことはもちろん大切ですが、生活の主体、それも低学年は保護者とのかかわりが家庭生活では大きいので、今回のような環境教育は家庭での話題にもつながりやすく効果的です。

今回の授業内容も「牛乳パックで楽しい工作」です。工作の前には、地球温暖化のメカニズムとその要因が二酸化炭素であることを小学2年生にも理解できるように説明していただきました。その後牛乳パックを使った「ぶんぶんゴマ」の工作と「キューブづくり」をしました。

授業後のふりかえりでは、子どもたちから「ルービックキューブが作れてうれしかったです」「ママやパパに教えてもらって作れたから楽しかったです」「牛乳パックから作れたのがすごいと思いました」との声、保護者からも子どもとの工作が楽しい上に、環境についても学べましたとの声をいただきました。

教育実習が無事終了しました

教育実習生2名の教育実習が終了しました。20日間と短い期間でしたが、川崎小学校で教員の卵として実習を行いました。最後の授業では担当学級の児童と別れを惜しむ姿がありました。

子どもたちと授業や遊び、ふれあいを通じて、人を育てることの喜び、日々学び成長する子どもたちと過ごすことのすばらしさやを感じ取れたことが実習を終える2人の眼差しから伝わってきました。

教育実習生を迎えるにあたり、当該学級はもちろんのこと、保護者の皆様にはご理解とご協力をいただきました。ありがとうございました。

授業参観・教育懇談会「ザ・談会」を行いました

9月27日(金)に授業参観・教育懇談会「ザ・談会」を行いました。5限目は授業参観、その後教育懇談会「ザ・談会」の日程で行いました。

今年度の教育懇談会「ザ・談会」は、「親子で楽しく体験・体感-防災・食について学ぼう!アイスクリームを作ろう!」と題し、亀山市防災安全課様、四日市酪農様を講師にお招きして、親子で防災・食について学びました。

令和6年元日に起きた能登半島地震の教訓から近い将来起こることが予測されている南海トラフ地震に備えるためにも防災意識を高めるとともに、食に対する理解を深める学習会となりました。

ご多用のところ、授業参観並びに教育懇談会にご参加いただきました方々、ありがとうございました。また、企画、準備をしていただいたPTA役員の皆様ありがとうございました。

かめやま文化年2024として 5年生が落語に親しみました

亀山市では、3年に1度、文化芸術を生かしたまちづくりを推進するため、「かめやま文化年」と称し、さまざまな取り組みを行います。
「かめやま文化年2024」では、コロナ禍で減少した子どもたちが文化芸術活動に参画する機会の充実を図るため、「まちがにぎわい こどもがわらう」をキャッチコピーとして、亀山市、実行委員会、文化芸術活動団体が中心となり、まちのにぎわいや魅力の創出につなげていきます。

その取組の一つとして、亀山市出身の落語家、林家菊丸さんの落語に5年生が親しみました。落語の楽しさはもちろんのこと、生き方やキャリア教育、夢を実現させるには、何事にも真剣に取り組むことの大切さなどもお話ししていただきました。