春花壇の植え付け

先々週は5年生、先週は6年生の間でインフルエンザが大流行し、学級閉鎖も相次ぎました。この時期の流行はあまり記憶になく、学期の中間に比べいろいろな部分に影響が出ています。1つは学期末のため、終わらない単元があるとカバーができないことです。教科によっては2学期の学習の一部を3学期に回すということも必要になります。また、個人的にその部分の評価ができないということもあります。

また、クラブ活動などの行事中止になったり、日常の委員会活動に影響が出たりするなどの問題もありました。

※いつでも植え付けができるよう、石灰散布、元肥入れなど前もって準備ができていました。

※青色の苗の数が多いので、デザインは青色ベースのものに決定しました。

例えば、栽培委員会では春花壇の準備をしていたのですが、植え付けが延び延びになってしまいました。霜が降りると苗が持ち上がってしまい、根と土の間に隙間ができて生育不良になってしまいます。幸いなことに今年は今のところ暖冬ですが、植え付けを引き伸ばすにしても限度があります。デザインなどはすでに終わっているので、植え付け作業は職員で行うことにしました。

  

※まもなく冬休みですが、この時期に植え付けが終わっていないこと自体記憶にありません。

今日もあたたかく、植え付けにはもってこいの気候でしたが、本当は委員会の子に活躍してもらった方が教育的にもよいので、少し残念です。

 

 

今日の英語の授業

亀山高校と連携した英語の授業も、今日で2学期の最終日となりました。

小中連携の授業は全国で行われていますが、小高連携の授業は大変珍しい取り組みです。特に、英語が専門の先生と高校生が小学校の英語をアシストするのはあまり例がないと思います。

今日の5年生の授業では高校の先生と高校生2名、学級担任、小学校の英語専科、ALT(Assistant Language Teacher)、地域の授業ボランティアさん、に私(校長)も加わって、小グループに1人の先生がついて進める授業です。会話の練習でもすぐに順番が回ってきます。忙しいですが英語にどっぷりつかることができます。

  

また、今日は英語の筆記も学習内容に含まれていましたが、ていねいに教えようと思ったら、担任ひとりではおそらく不可能でしょう。

高学年の英語は今週でひとまず2学期分を終了しますが、来週は1年生がお楽しみ勉強で英語の学習を行います。「Fruit」をたくさん覚えて、それを並べて「Cake」にする勉強を予定しておりますが、盛り上がりそうです。

※今日の4年生の英語は「What do you want  Christmas?」でした。

 

12月13日(金)追加更新

本日、5年生の2クラスが学級閉鎖解除となりましたが、6年生がインフルエンザ流行により学年閉鎖となりました。他の学年にも徐々に広がりつつありますので、感染症予防に努めていただきますようお願いいたします。

 

5年生社会見学

昨日、5年生は中部電力川越火力発電所、川越電力館「テラ46」、本田技研工業 鈴鹿製作所を目的地として、社会見学に行きました。

学校を出発して1時間少々で、川越火力発電所に到着。とても規模が大きい発電所で、全国に数多くある発電所の中でも4番目、60キロヘルツ帯の発電所では日本1です。煙突も巨大で、高さ200m。メンテナンスで階段を使って上る時は上まで1時間ということでまたびっくり。なにもかも大きくて、三重交通の一番大きなバスもとても小さく見えました。

次は電力や環境問題を体験的に学ぶ「テラ46」の見学です。大きな地球の形をした建物で、展望サロンからの眺めも大変よかったです。

 

環境問題に関するクイズや発電をしながら進むゲーム、シアターなどグループで順番に回っていました。

当日は今年1番の冷え込みで、昼食はセミナー室で頂きました。食べ終わった後ジオパークで遊ぶことを楽しみにしていたようですが、北風が吹きつける天候であったため、全員が納得。狭い机でしたが譲り合って楽しそうに食べていました。

最後の見学地は本田技研工業 鈴鹿製作所でした。見学入り口にはラグビーワールドカップで活躍した「Hondaヒート」所属選手の実物大のパネルがあり、子どもたちは「レメキ選手は校長先生よりも小さい?」などと話していました。

ここでは自動車の生産現場を見せていただくのですが、溶接や大きなパーツの組付けはロボットが、小さな部品や検査は人間が行っている様子がよくわかりました。ラインのパレットも上がったり下がったり複雑な動きをしていて「よくこんなもの作ったなあ」とびっくりした感想がありました。

また、ワイパーの部品を取り付けて、運転席に乗り込んで検査を行い、その後スライドドアを支える部品を取り付けるといったように、1人の人が異なる作業を一気に行う様子や、完成車を流れ作業で各部品を点検する様子などを見て、「神わざや」「すごい速さで作業している」などの感想もありました。

社会見学を終えて、「働く人のすごさを感じることができた人は手を挙げてください。」と問いかけたら、さっと全員の手が挙がりました。これこそが社会見学の目的であり、音、空気、人の動きなど、教科書では学べない点だと思います。

※今回の写真は、撮影が許可されている場所で写したものです。

 

亀山市小中音楽会

今日は亀山市小中音楽会があり、5年生が亀山東小学校の代表として参加しました。市内全校が参加する音楽会は亀山市ならではの取り組みで、今年で第71回と大変歴史がある音楽会です。両親だけでなく祖父母の皆様も参加したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

亀山東小学校が参加する午後の部は、プロの奏者による招待演奏から始まりました。今年の招待演奏は「ムジカセラミカ」という少し変わった名前のグループですが、使っている楽器がファインセラミックでできているという事で、なお驚きました。今から30年ほど前に開催された愛知デザイン博の時に、新しい時代の楽器という事で、ファインセラミックを加工して楽器を製作し、演奏したことが始まりだそうです。色は白色で重さは大変重いそうですが大変すばらしい音色で、またびっくり。教科書にも出てくる名曲を中心に演奏が行われました。

続いて小中学校の部ですが亀山東小学校は4番目、全体のちょうど中間の順番でした。

合唱曲は「With You Smile」 合奏曲は「前前前世」の2曲でした。2学期に入り少しずつ練習を重ね、昨日は全校の前でミニコンサートを行い、今日に備えました。昨日よりも良い出来栄えでみんな力を出し切ったと思います。

保護者の皆様の中で文化会館まで観に来ていただいた方も多かったようで、一般席は満員で立ち見が出る盛況でした。

↓ 今日の音楽会の様子です

↓ こちらは昨日のミニコンサートの様子です

 

小高連携 高校生によるプログラミング授業

今日は、亀山高校との連携でプログラミングの授業で小高連携の授業がありました。

プログラミングは来年度から始まる新学習指導要領の中で新設される学習活動です。コンピュータだけでなく、家電製品などさまざまな部分にプログラムは組まれています。その仕組みを学ぶ授業では「スクラッチ」というアプリを使い、動画を動かしたり、早さを変えたり、さまざまな制御をリストから選び、数字などを入力して実際に動かしてみました。

説明役の高校生と、子どもたちに直接教える高校生に分かれて教えて頂いたので、とてもわかりやすく、楽しい活動になりました。今日は5年3組の番でしたが、今後は5年生や6年生の他のクラスでも行う予定です。

       

新聞社(中日新聞 伊勢新聞)やZTVの取材もありました。

静止画を動かしたり、早さを変えたりすることができます。

ゲームのレベルや速さなどもプログラムで細かく設定することもできます。

廊下ではドローンも飛ばしていました。

教育懇談会

今日は、教育懇談会があり、法務局・人権擁護委員・NTTドコモの皆さんによるスマホ・ケータイ安全教室が行われました。出席いただけなかった方のために、校長あいさつの概要を掲載いたしましたのでご一読ください。

(校長あいさつ)

最近、友だち付き合いに疲れたと答える中高生が増加しているそうです。友だちと接するのが一番楽しい世代なのに、いったい何が起こっているのでしょうか。みなさんもしばらくしたら中高生なので自分のこととして聞いてください。

友だち付き合いに疲れたと答える子どもの増加はSNSが急速に広まってからのことらしいのです。それまでは、学校から帰ると、家庭でゆっくりする時間となり、明確に区切りが存在しました。まれに電話がかかってくることなどもあったでしょうが、それはよほどのことや大事な連絡に限られていました。

子どもたちは家に帰ってもSNSなどで友だちのやり取りが続いており、きりがつけられません。学校では授業や部活があるので、かえって家に帰ってからの方がやり取りの時間が長いぐらいです。そうなると友だち付き合いが苦になることも増えてくるでしょう。

少し話題はそれますが、近年子どもたちが巻き込まれる事件や事故が増加しているように思えますが、実際には事件、事故とも年々減少しているそうです。子どもが巻き込まれる事件事故などに社会の関心が向かい、報道される機会が増えているのでそのように感じるのかもしれません。しかし、子どもが巻き込まれる事件のうち、確実に増えているジャンルがあるのですが、それはSNSに起因する事件なのだそうです。しかも、警察が把握しているのはその中のごく一部であって、全体像はつかみ切れていないのが現状です。具体的には、ネット上の誹謗中傷などの人権侵害や、未成年者略取誘拐や性犯罪などの凶悪犯罪などがあります。これらはSNSならではの事件です。少し前までは見ず知らずの人と出会う機会は限られていましたが、今は非常に簡単に連絡を取り合うことができます。年齢などもいくらでもごまかせます。そのような危険性についても今日は勉強します。

そのような理由から教育懇談会では、スマホやSNSを使う上で気をつけたいことにテーマを設定し、お話を聞くことになりました。どうか親子でSNSの利用について共に考え、ルール作りなどに役立ててほしいと思います。

 

1部では、子ども向けプログラムを4年生、5年生、6年生と保護者の皆様に聞いてもらいました。事例の紹介動画なども交えて大変説明がわかりやすく、なぜルールが必要なのか子どもでも十分理解できる内容でした。

また、人権擁護委員さんからは困ったときの対処法として信頼できるところに相談することの大切さについての話がありました。

2部は主に保護者向けでしたが、大人や中高生をターゲットにしたプログラムで、こちらもささいなことからいじめに発展した事例、ゲーム依存やネット依存の事例、スマホなどを持たせるうえで、保護者として必要な心構えなど、大変考えさせられる内容でした。

どちらのプログラムも大変よく考えられているすばらしい内容でした。できればもっとたくさんの方に参加いただけるとよかったと思います。

詳しくはPTAで内容をまとめてから紙面で各会員にお伝えすることになっています。後日届きましたらぜひご一読ください。

 

5年生保幼小交流活動

今日は5年生が保育園、幼稚園、小学校の交流活動として、亀山東幼稚園、第二愛護園、亀山愛児園の3園に分かれて訪問しました。

保幼小の交流活動は1年生なども行っていますが、それぞれ目的が違っています。1年生などは年齢も近いので「ともに楽しく過ごす」ことをめあてにしていますが、5年生では年齢も発達段階も大きく異なりますので、「相手に楽しんでもらう」ことが大切にしています。「自分たちが楽しい」ということも大切ですが、「相手が楽しんでくれたので嬉しい」というさらに一段上の楽しみを目指しています。

今日の活動の中身ですが、「だるまさんがころんだ」「はないちもんめ」「さかなつり」「たからさがし」「まとあて」「ボーリング」「くらやみかくれんぼ」など、事前にグループで話し合って、小さい子でもわかりやすく、楽しめるものを選びました。

初めは緊張して説明などもたどたどしい部分もありましたが、子どもたちが楽しそうに盛り上がってくれたことがうれしかったようです。

また、自分が園にいた時にお世話になった先生から「大きくなったね」と声をかけられたり、帰りにみんなが手を振ってくれたりしたことに感激したようです。

来年、みんなが1年生として入学した時、自分たちは6年生になります。今回の交流会はとてもいい経験になったと思います。

 

年度後半のスタート

10月に入り年度の後半がスタートしました。その区切りの日にふさわしい行事やできごとがありましたので紹介します。

毎年101日から赤い羽根共同募金が始まります。共同募金で集まったお金は教育の分野でも活用されますので、朝7時から募金活動にボランティアで参加して、そのあと学校に向かいました。通勤通学の忙しい時間帯でしたが、多くの方に協力して頂きました。

 

2限目は後期児童会役員の立会演説会と投票がありました。今回も多くの立候補者がおり、よりよい学校になるためにそれぞれの思いを演説しました。

 

本日から図書館のシステムが更新されました。新しい機器と管理ソフトが導入され、しばらく停止していた貸し出しが再開されます。以前の図書館は代本板と貸し出しカードといったアナログでしたが、今は全てバーコード管理となっています。貸し出し管理だけでなく各種分析などもできる優れものです。しかし、図書館はアナログ部分も大切です。秋らしい掲示物と、子どもたちが大好きなちょっぴり怖いお話の紹介がありました。本を借りたくなるような工夫は、アナログが効果的ですね。

そして、3年生で教育実習を行っていた実習生。約1か月の実習期間が終わり明日から大学に戻ります。クラスではお別れ会とプレゼントが、実習の先生からも1人1人に手紙を渡してもらいました。出会いがあれば別れもあります。別れがつらくて涙を流す子もいましたが、いつの日か本当の先生として戻ってきて欲しいと思います。

いまだに元気なオクラの花 ようやく咲いたヒガンバナ

クールビズは終了しても長袖や上着はまだちょっと・・・

10月のスタートは暑い1日でもありました。

 

5年生宿泊研修

※9月27日(金)はブログ更新をお休みします

9月25日、26日の日程で、5年生の宿泊研修が行われました。

昨日の午後に学校を出発して、センターに到着後入所式が行われました。「亀山東小学校の皆さんが来てくれることを楽しみにしていました。」という言葉で説明が始まったのですが、その理由は、その担当の方は「私は亀山東小学校の出身だからです。」ということでした。なるほど納得です。たちまちみんなが笑顔になり、とても集中して館内の説明を聞くことができました。

スタートからすばらしい態度でしたので、いっぱい褒められ、いよいよ夕食の準備となりました。どの班も協力しておいしいカレーを作ることができました。ここでも3つ良いことが。だれもやけどや切り傷などのけが人が出なかったこと、少し失敗したグループもあったのですが「いいよ、いいよ」とみんなでカバーができたこと、片付けが非常にていねいで、来た時よりも美しくできたことです。また褒められました。そして、キャンプファイヤーのゲームもフォークダンスも係の児童の進行で楽しく行うことができました。

2日目の朝は眠そうな子も少なくありませんでしたが、だいたいいつもそんなもの。何より、昨日から保健室の利用者が1人も居なかったことがすごいです。朝ごはんもおかわりに行列ができるほどで、それだけ食べられたら眠くてもだいじょうぶでしょう。

午前中、焼杉とウオークラリーをボランティアの先生の指導で行い、あっという間に2日間の宿泊研修が終了しました。この期間で何度も褒められたせいか、「楽しかった」「うれしかった」という感想や「眠い」という正直な感想が聞かれました。みなさんお疲れ様でした。そして、センターの皆様、活動でお世話になった皆様、ありがとうございました。

食育と和食の文化(その2)

昨日に続き、5年生の食育の授業がありました。スタッフは連日の方もいらっしゃいますが、「かめやまみんなの食堂」の皆様です。

今日は子どもたちの反応を中心にまとめました。

まず、出汁の風味で何かを当てるクイズですが、子どもたちはすぐに「しいたけ」は分かったようです。においがしいたけや!味もはっきり分かる。次に分かりやすかったのは「煮干し」でした。魚のにおいがする。との声が聞こえました。さらに、「昆布」はあまり特徴がないけどうまい! 「切り干し大根」は消去法で分かったようですが、甘くていい味がする。言われてみれば大根かも?という感想でした。

そして、味噌の種類ですが、「家でどんな味噌を使っていますか?」という問いではミックスが多かったようで、今回用意した単独の素材である麦、米、豆、などは少なかったようです。今回の味噌汁は豆味噌なので相当に色が濃く、赤だしの色よりもさらに濃い色です。「何だか塩辛そう」「塩分とりすぎな色」という感想もありましたが、「色は濃くても思ったより辛くない」「甘みがある」「いい香りがする」と、食べたことがない子が多い割には好評でした。

最後にごはんです。研ぎ方のコツや水加減も教えてもらったので、鍋でも上手に炊けました。おにぎりを作り、給食のご飯には出汁であまった鰹節を炒って「おかか」を作ったので、それをたっぷりかけて食べました。

今回の調理実習ではたくさんのことを学びましたが、そこで大事なのは日常生活の中で実践することです。味噌汁などは朝食の定番ですし、ご飯は炊飯器で炊くのでしょうが、正しい米のとぎ方を学んでいますので、これも実践できるでしょう。