登下校も、大冒険

 1年生の下校の際、昨日までは職員が一緒に歩いてそれぞれの地区までついていっていましたが、今日からは、地階へ集合後、地区別に分かれ、子どもたちだけで下校となりました。

 ただ、私は通学路の実態を知りたくて、今日は阿野田方面へ帰る子たちと一緒に、歩かせてもらいました。

 先日からも、北山方面などへ一緒に歩いていましたが、あらためてよくわかりました。子どもたちの登下校って、大冒険です。子どもがはじめておつかいに行くテレビ番組がありますが、あれと同じですね。虫に気をとられ、風に帽子を飛ばされ、不安になったり、楽しくなったり、ご家族を見つけて目を輝かせたり……。

 そして、お迎えに来てくださった保護者の方々とお話できるのも、私にとっては大きな喜びでした。

 そんななか、今日も保護者の方と話すうち、「交通安全のため交差点に立ってくださっている方がいるおかげで、とても安心できる。走行する車も、以前はけっこうな速度で走っていたけれど、毎日、横断中の旗を持って立っていただいているのを見るうちに、子どもたちの登下校を意識するように変わってきた」という話題になりました。

 まさに、先週の学校運営協議会でご指摘いただいた、「命に関わる最も大切なこと」についてのお話です。頭の下がる思いです。

 子どもたちの登下校はまるで大冒険ですが、それは、交通安全のため、無私の精神で支えていただける方々あってのことです。