調理実習

コロナ禍で影響を受けた教育活動はたくさんありましたが、その中でも特に影響が大きく、長い間実施ができなかったのが調理実習です。

調理実習は児童がとても楽しみにしており、日常生活の中でも実践できる大切な活動です。家庭科自体、大好きな子が多いのですが、調理実習ができないとなると本当に張り合いがないものになってしまいます。今年もインフルエンザの大流行で、学級閉鎖が多くあった時期には一時的に実施を見送りましたが、最近は落ち着いてきたので調理実習が復活しました。

2月21日(水)の12時前、中央廊下を歩いていたら、2年生の児童が「何のにおい?おいしそう!」「おなかすいてきた」と言っていました。においをたどって家庭科室をのぞいて見たら5年生が調理実習を行っていました。

いいにおいの正体はしらたまだんごをゆでたり、たれを煮詰めたりしていたにおいだったのですね。確かにこれはおいしそうないいにおいです。

においだけでなく、実際においしそうです。

こんな楽しい活動が数年実施されなかったというのは本当に残念なことです。そして、「調理実習が普通にできるということを、ありがたいと思わなければいけないね。」と声をかけたら、「調理実習がなかったら悲しすぎる。」という返事が返ってきました。

それほどまでに、調理実習はみんなが楽しみにしている大切な活動となっています。

学校支援ボランティアさんについて

学校の様々な活動を支援する学校支援ボランティアさんは本年度30人が登録して頂いています。内訳は保護者17名、地域関係13名で、ボランティアを兼務されている方もいます。

本日はそれぞれの活動について紹介をします。

【図書ボランティア】登録19人

主な活動日、水曜日及び金曜日の午前

本年度の活動予定回数54回

主な活動内容 読み聞かせ、本の修繕やブックカバーかけ、書架整理、季節の飾り作りなど

効果 図書室の整とんや飾り付け等により、美しく、機能的で、利用しやすい環境の整備を行っています。年々図書の貸し出し冊数が増加しています。

【環境ボランティア】登録5人

主な活動日 随時(奉仕作業前 除草や木のせん定等が必要な時期)

本年度の活動予定回数 8回から10回程度

主な活動内容 陰涼寺山の整備 除草やせん定 など

効果 今まで危険であったり、見通しが利かなかったりしていた陰涼寺山ですが、安全性が増し、遠くまで景色が見通せるようになりました。休み時間や学習で陰涼寺山の活用場面が増えました。

【花ボランティア】登録6人

主な活動日 随時 栽培委員会の活動に合わせて

本年度の活動予定回数 7回

主な活動内容 種まき 花壇の定植 除草など

効果 1年を通して花壇が美しい状態に保たれています。地域の各施設にプランターの寄せ植え配布、入学式や卒業式などの行事に鉢花を飾るなどの活動も行っています。

各ボランティアの皆様、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

「大谷グローブ」のその後

3学期に入って学校に届いた「大谷グローブ」のその後についてお伝えします。

以前にも書きましたが、グローブが届いて真っ先に各学級に回して触ることができるようにしました。その後、6年生から順番に1日ずつ回す日を設定してキャッチボールなど実際に使えるようにしました。

雨で外で使えなかった学級は再度1日ずつ使える日を配当して、すべての学級に公平に回すことができました。

日頃お世話になっている亀山高校にも1日貸し出しを行ったところ、多くの生徒さんがグローブを手にはめて写真を撮っていたそうです。先日、学校見学に来てくれた亀山東幼稚園の年長さんにも触ってもらいました。とても喜んでくれてこちらもうれしく思いました。

そして、現在は写真のとおりです。

完全にフリーで使えるようになっています。

職員室の後ろにグローブが保管してあり、目立つように「野球しようぜ!」の写真も貼ってあります。

貸出表にクラスや氏名を記入したら自由に使えます。貸出表には借りた回数を書く欄もあって、同時に多くの人が借りに来たら、回数が少ない人が優先になります。野球の経験がない児童も借りに来ます。

人気のある「大谷グローブ」ですが、みんなが実際に使っているのに、とてもきれいな状態を保っています。グローブの品質がよいことと、何よりみんなが大切に扱っているからとてもきれいなのでしょう。

スーパースターから贈られたグローブです。これからもてみんなで大切に使っていきますが、毎日フル活用してぼろぼろになったとしても、大谷選手は喜んでくれるのではないでしょうか。

【本日の出欠状況】

2月19日(月)の出欠状況としましては、週初めにしては病気欠席者は少なく、出席停止も少ない状況となっています。

少し前まではインフルエンザの型はA型が多い傾向にありましたが、現在はほとんどがB型です。熱はさほど上がらないそうですが、腹痛等の症状の特徴があるそうです。A型にかかっていても再度B型にかかることもあるようなので、お気を付けください。

三重県キャリア教育フォーラム

このところ、学校行事やかわいいお客さんの話題があり、紹介が少し遅れていたできごとがありましたので、今日はそのことに触れたいと思います。

2月13日(火)午後、三重県庁で三重県キャリア教育フォーラムが開催されました。フォーラムでは県内の職場体験において長年受け入れを行ってきた事業所の表彰、起業体験教育推進事業を行ってきた亀山市教育委員会の取組紹介、文部科学大臣表彰受賞校の取組紹介(亀山東小学校、四日市市立小山田小学校、三重県立昴学園高等学校の3校)がありました。

今回、亀山東小学校の取組を紹介したのは実際に指導を行ってきた6年生担任で、東っ子まつりや亀山大市の取組に至るまでの過程、実際の取組等を紹介しました。

本校では今まで、キャリア教育に力を入れてきましたが、その効果は「やる気」「夢や希望」「自己肯定感」「感謝の気持ち」等に関する部分でも表れています。

以下は学力学習状況調査の後、追跡調査を行ったものです。本校6年生の意識はキャリア教育を通じて確実に向上しており、全国の公立小学校との比較でも良好なものとなっています。

一番右の青色が「全国公立小学校の平均」、真ん中のピンク色が「本校4月の結果」、左側黄色が「本校12月の結果」です。全国公立の平均をすべての項目で大きく上回っています。その中でも

1.課題解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んだ。

4.週3回以上授業でPCやタブレットを活用している。

6.先生はよいところを認めてくれる。

8.学校に行くのは楽しい。

などが特に高評価なのが特徴です。

2.考えがうまく伝わるよう資料や話の組立などを工夫して発表した。については、今回抽出した項目の中では一番低い評価ですが、もともとハードルが高い項目で、全国比や4月からの伸びを見ると、最も成長した部分ととらえることができます。

活動の中でそれぞれの個性を尊重し、担任の先生だけでなくいろいろな先生やゲストティーチャーなどが児童の活躍を認め、励まし、その結果児童が成長していることがわかります。そこが、キャリア教育に力を入れてきたねらいであり、大切なところであると考えています。

【2月16日(金)の出欠状況】

本日も、学校全体としてはインフルエンザ等について小康状態を保っています。

比較的病気欠席者等が多い学級は4年1組と6年1組の2学級です。

このところ寒暖の差が大きくなっていますので、週末も体調管理に努めていただきたいと思います。

亀山東幼稚園 年長組の学校見学

2月15日(木)2限目の時間に亀山東小幼稚園年長組(ひまわり組)のみなさんが学校見学に来てくれました。

調理員さんが手を振ってくれました

図工室で上靴にはき替え、教室に行く前に給食の調理室を見学します。今日のメニューは大人気の「レンコンチップス」です。ものすごい量のレンコンにびっくりしていました。

続いて、1年生の教室から順番に各学年を回ります。1年生は漢字の勉強を真剣にしていて、幼稚園の子も静かに見学していました。だんだん学年が上がり、授業の様子も、教室の雰囲気も、子どもたちの体の大きさも違いを感じ取ったと思います。

漢字の確認と復習の時間です

最後に高学年ではうれしいプレゼントも。6年生は体育館で学校行事の準備をしていましたが、少し中断してプレゼントを渡していました。

6年生からプレゼントを受け取りました

最後に5年3組の体育(リレー)を見学しました。5年3組は秋に亀山東幼稚園と交流学習をする予定でしたが、インフルエンザの大流行で実施することができませんでした。そこで、準備してあったプレゼントを今日渡すことができました。

交流が中止になって残念がっていましたが、プレゼントを渡せてほっとしました。

幼稚園の子が見学に来てくれて、小学生もうれしそうでした。4月になったら小学生。私たちも、小学生も楽しみに待っています。

3年生歴史博物館の見学

亀山市歴史博物館では2月25日(日)までの期間、「昔の道具」に関する企画展示を行っています。3年生では社会科で「昔の道具」について勉強をしました。教科書や動画だけでなく実物を見るよい機会ですので、2月14日(水)亀山市歴史博物館まで見学に行ってきました。

今日は天気にも恵まれ、この時期とは思えない程の暖かい陽気でした。外を歩いていても汗ばむほどでした。

歴史博物館では学芸員の方から説明がありました。事前に動画を見て予習をしましたが、動画にはない道具を中心とした説明でしたので、みんな話を真剣に聞いていました。

今回の展示は見る世代によって感じ方も違うようで、年配の方は「懐かしい」、子どもにとっては「めずらしい」、その中間の方は「これは見たことあるかも」。

無料で展示を観覧いただけますので、よろしければ家族みなさんでご覧いただきたいと思います。

【本日の出欠状況】

病欠・出停合わせて1学級の平均が1人から2人程度まで落ち着いてきました。

2月13日(火)の出欠状況について

【本日の概況】

2月13日火曜日の出欠状況ですが、3連休明けとあって若干病欠者等が多くなっています。全校で病気欠席20人、出席停止9人で学級閉鎖があった4年1組で、多くが回復途中であるものの、まだ出席停止が多い状況です。

その他、病欠者等が多いのは4年3組、5年2組の2学級です。今後気を付けて頂きたいと思います。

なお、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状が多くなっているのは、花粉症の影響も考えられます。暖冬傾向の中で花粉症の時期も早まっていますので対応も早めにお願いします。

【学級閉鎖の状況】

新規の学級閉鎖及び継続ともになし

少しづつインフルエンザの流行が落ち着きつつあります。

認知症キッズサポーター養成講座

2月9日(金)4年生は亀山市社会福祉協議会の職員をゲストティーチャーに迎え、認知症キッズサポーター養成講座を開催しました。

先日、新聞で中学生が表彰された記事を見ましたが、その中学生(2人)は部活を終えて学校から帰る途中、雨の降る中かさもささずに歩いていた高齢の女性を見かけてしばらく様子を見ていたそうです。寒い中ずぶぬれになって歩いている姿をみてとても気になったため声をかけたところ、「家がわからなくなった」という返事が返ってきたとのことです。まずはお店がたくさんあるところに行って助けを求めようと一緒に大通りまで出た時、偶然パトカーが通りかかり、中学生は手を大きく振って呼び止め、事情を説明して高齢者女性を保護してもらいました。そのまま放置していたら命にかかわる状況になっていたのかもしれないので、勇気ある行動、思いやりのある行動をたたえ、表彰されたということでした。これこそがすばらしい認知症キッズサポーターだと感心しました。子どもでもできる社会貢献は、いろいろあるものだと感じました。

今回、先生からは日本全体もこの地域も、どんどん高齢化が進んでいて、近い将来3人に1人が高齢者になることが確実になっているという話がありました。

だれもがそのうち高齢者になります。まずは高齢者の特徴について考えました。いろいろな事ができなくなってくるのは避けられませんが、今までこの社会や地域を支えてくれた大切な人たちです。そして、自分の家族も必ず高齢者になります。自分も遠い将来ですが高齢者になります。そのようにバトンを受け継いでいくことをきちんと理解して、今の自分には何ができるのかを学ぶことが目的の勉強でした。冒頭の中学生の話などは、よい例だと思います。

本当の強さは優しさです。今日も多くのことを学び、考え、認知症サポーターの証であるオレンジリングを受け取りました。

今日の講座後、ゲストティーチャーの方から「聞く態度がしっかりしていて大変素晴らしいと思いました。」と言っていただきました。聞いた私も大変うれしくなりました。今年も立派なキッズサポーターたくさん誕生しました。

【2月9日(金)の出欠状況】

病欠者が減少し、学級閉鎖の解除も多数あり平常の状態に戻りつつあります。2年2組の学級閉鎖は予定通り本日までとなり、来週からは全学級がそろって通常の授業ができる見込みです。

昨日、病欠者が多い学級とお伝えした中で、3年2組と6年1組は欠席者が減少しました。4年3組は若干欠席者が多いものの学級閉鎖の基準には達していません。

明日から3連休になりますが体調を整え、来週を迎えることができるようにお願いします。

人権標語

今日は人権標語の入選作品を紹介します。

この作品は中央ろうかに掲示してありますが、読んでいるだけでほっこりした気分になります。そして、ここに書いてあることが実際に学校の中で意識され、行動にあらわれることが大切であると思います。

今回、紹介できなかった作品の中にもたくさんの良い標語がありましたし、標語の形になっていなくても、すてきな言葉を考えて書いた文がありました。考えることも大切な取組であると感じました。

【本日の出欠の概況】

2月8日木曜日の出欠状況ですが、全校で病気欠席15人、出席停止13人(インフルエンザは増加、コロナは減少)となっています。

【学級閉鎖の状況】

新規の学級閉鎖:なし

学級閉鎖の継続:

1年2組 4年1組 5年3組→2月6日(火)から2月8日(木)までの3日間(変更なし)

2年2組→2月7日(水)から2月9日(金)までの3日間(変更なし)

【学級閉鎖中以外で欠席者が多い学級】

病欠者と出停者が3人以上の学級→3年2組 4年3組 6年1組

学級閉鎖の基準には達していないものの、注意が必要な状況です。