調理実習

コロナ禍で影響を受けた教育活動はたくさんありましたが、その中でも特に影響が大きく、長い間実施ができなかったのが調理実習です。

調理実習は児童がとても楽しみにしており、日常生活の中でも実践できる大切な活動です。家庭科自体、大好きな子が多いのですが、調理実習ができないとなると本当に張り合いがないものになってしまいます。今年もインフルエンザの大流行で、学級閉鎖が多くあった時期には一時的に実施を見送りましたが、最近は落ち着いてきたので調理実習が復活しました。

2月21日(水)の12時前、中央廊下を歩いていたら、2年生の児童が「何のにおい?おいしそう!」「おなかすいてきた」と言っていました。においをたどって家庭科室をのぞいて見たら5年生が調理実習を行っていました。

いいにおいの正体はしらたまだんごをゆでたり、たれを煮詰めたりしていたにおいだったのですね。確かにこれはおいしそうないいにおいです。

においだけでなく、実際においしそうです。

こんな楽しい活動が数年実施されなかったというのは本当に残念なことです。そして、「調理実習が普通にできるということを、ありがたいと思わなければいけないね。」と声をかけたら、「調理実習がなかったら悲しすぎる。」という返事が返ってきました。

それほどまでに、調理実習はみんなが楽しみにしている大切な活動となっています。