三重県キャリア教育フォーラム

このところ、学校行事やかわいいお客さんの話題があり、紹介が少し遅れていたできごとがありましたので、今日はそのことに触れたいと思います。

2月13日(火)午後、三重県庁で三重県キャリア教育フォーラムが開催されました。フォーラムでは県内の職場体験において長年受け入れを行ってきた事業所の表彰、起業体験教育推進事業を行ってきた亀山市教育委員会の取組紹介、文部科学大臣表彰受賞校の取組紹介(亀山東小学校、四日市市立小山田小学校、三重県立昴学園高等学校の3校)がありました。

今回、亀山東小学校の取組を紹介したのは実際に指導を行ってきた6年生担任で、東っ子まつりや亀山大市の取組に至るまでの過程、実際の取組等を紹介しました。

本校では今まで、キャリア教育に力を入れてきましたが、その効果は「やる気」「夢や希望」「自己肯定感」「感謝の気持ち」等に関する部分でも表れています。

以下は学力学習状況調査の後、追跡調査を行ったものです。本校6年生の意識はキャリア教育を通じて確実に向上しており、全国の公立小学校との比較でも良好なものとなっています。

一番右の青色が「全国公立小学校の平均」、真ん中のピンク色が「本校4月の結果」、左側黄色が「本校12月の結果」です。全国公立の平均をすべての項目で大きく上回っています。その中でも

1.課題解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んだ。

4.週3回以上授業でPCやタブレットを活用している。

6.先生はよいところを認めてくれる。

8.学校に行くのは楽しい。

などが特に高評価なのが特徴です。

2.考えがうまく伝わるよう資料や話の組立などを工夫して発表した。については、今回抽出した項目の中では一番低い評価ですが、もともとハードルが高い項目で、全国比や4月からの伸びを見ると、最も成長した部分ととらえることができます。

活動の中でそれぞれの個性を尊重し、担任の先生だけでなくいろいろな先生やゲストティーチャーなどが児童の活躍を認め、励まし、その結果児童が成長していることがわかります。そこが、キャリア教育に力を入れてきたねらいであり、大切なところであると考えています。

【2月16日(金)の出欠状況】

本日も、学校全体としてはインフルエンザ等について小康状態を保っています。

比較的病気欠席者等が多い学級は4年1組と6年1組の2学級です。

このところ寒暖の差が大きくなっていますので、週末も体調管理に努めていただきたいと思います。