認知症キッズサポーター養成講座

2月9日(金)4年生は亀山市社会福祉協議会の職員をゲストティーチャーに迎え、認知症キッズサポーター養成講座を開催しました。

先日、新聞で中学生が表彰された記事を見ましたが、その中学生(2人)は部活を終えて学校から帰る途中、雨の降る中かさもささずに歩いていた高齢の女性を見かけてしばらく様子を見ていたそうです。寒い中ずぶぬれになって歩いている姿をみてとても気になったため声をかけたところ、「家がわからなくなった」という返事が返ってきたとのことです。まずはお店がたくさんあるところに行って助けを求めようと一緒に大通りまで出た時、偶然パトカーが通りかかり、中学生は手を大きく振って呼び止め、事情を説明して高齢者女性を保護してもらいました。そのまま放置していたら命にかかわる状況になっていたのかもしれないので、勇気ある行動、思いやりのある行動をたたえ、表彰されたということでした。これこそがすばらしい認知症キッズサポーターだと感心しました。子どもでもできる社会貢献は、いろいろあるものだと感じました。

今回、先生からは日本全体もこの地域も、どんどん高齢化が進んでいて、近い将来3人に1人が高齢者になることが確実になっているという話がありました。

だれもがそのうち高齢者になります。まずは高齢者の特徴について考えました。いろいろな事ができなくなってくるのは避けられませんが、今までこの社会や地域を支えてくれた大切な人たちです。そして、自分の家族も必ず高齢者になります。自分も遠い将来ですが高齢者になります。そのようにバトンを受け継いでいくことをきちんと理解して、今の自分には何ができるのかを学ぶことが目的の勉強でした。冒頭の中学生の話などは、よい例だと思います。

本当の強さは優しさです。今日も多くのことを学び、考え、認知症サポーターの証であるオレンジリングを受け取りました。

今日の講座後、ゲストティーチャーの方から「聞く態度がしっかりしていて大変素晴らしいと思いました。」と言っていただきました。聞いた私も大変うれしくなりました。今年も立派なキッズサポーターたくさん誕生しました。

【2月9日(金)の出欠状況】

病欠者が減少し、学級閉鎖の解除も多数あり平常の状態に戻りつつあります。2年2組の学級閉鎖は予定通り本日までとなり、来週からは全学級がそろって通常の授業ができる見込みです。

昨日、病欠者が多い学級とお伝えした中で、3年2組と6年1組は欠席者が減少しました。4年3組は若干欠席者が多いものの学級閉鎖の基準には達していません。

明日から3連休になりますが体調を整え、来週を迎えることができるようにお願いします。