栽培活動(後編)

本校の花壇や学級の畑などを見ていると、季節に応じた花や作物が植えられています。なかよしの畑にはもうトウモロコシの花が咲いていました。トウモロコシはひげの部分に花粉がつくと、ひげの数だけ実がなるという話をしたらびっくりしていました。他にもサツマイモやミニトマトが勢いよく育っていました。

3年生の畑には大豆が植えられていました。この時期なので枝豆でしょうか。ホウセンカやマリーゴールドの花もありました。理科で植物の育ちや花のつくりの勉強があるのでこれらは教材にもなります。

4年生はヘチマ園の準備できれいに草取りをしました。この時期の草は手ごわいので大分苦労をしていたようです。その苦労のプロセスも大切ですね。

高学年の畑にはズッキーニが植えられています。ズッキーニはカボチャと違って場所をとらず、カボチャ以上に雄花と雌花の区別がはっきりしているので、理科の教材にもってこいです。そして、たくさん取れ過ぎたら給食の食材にもなります。野菜炒めやパスタに入れると大変おいしいですね。オクラも植えてありますが大変美しい花が咲きます。1日で落ちてしまうので切り花にはできませんが、鑑賞用に、そして体に良い食材として活躍します。

栽培委員会はマリーゴールドやサルビアなど、夏から秋にかけて花壇を彩る花を育てています。花壇のほかにも郵便局や幼稚園、高校や学校近くの施設などに配る予定です。

4年生 水源地見学

4年生は今日、校外学習で第2水源地の見学に行きました。

私たちの生活を支えるライフラインの1つに水道があります。その水道がないと生活自体が成り立ちません。それほど水は重要です。

蛇口をひねると簡単に水道は使えますが、それが当たり前すぎて普段は意識すること自体がほとんどありません。では、その水はどこから来ているのか、どのような人たちが関わっているのか、そこが4年生の勉強です。

水源地の見学ではポンプが並んでいて、タンクなどもありました。働く人は管理をする人などがいますが、少ない人数で市内全ての家庭に水を供給するために機械化、自動化が進んでいます。

亀山市の水源は地下水で、濁りが少なく大変きれいで、水質・水量・水温などが非常に安定しています。河川水などでは汚れを取り除く過程が必要ですが、亀山市は美しい水に恵まれています。少量の塩素を加えたら安全な水道水ができ上ります。一旦この地域で標高が高い二本松の配水タンクにくみ上げて、そこから水圧をかけて各家庭に供給されることを学びました。

学校に帰ってから「15年ほど前まで陰涼寺山に大きな配水タンクがあった」という話をしたところ、みんなが驚いていました。校長室にはその写真も残っています。

運動会の見どころ(その1)

今日は1日晴天に恵まれ、先週ほど暑くなかったので運動会の練習日和でした。

お楽しみは当日に取っておきたいので、ネタバレにならない程度に当日の見どころをお伝えします。(今日は中学年、高学年です。低学年は明日お伝えします。)

中学年「東小ソーラン 令和元年」のみどころ

元気と力強さ、学級の団結を表現しました。

元気な掛け声、衣装や隊列の変化にも注目をしてください。

  

高学年「仲間とともに」のみどころ

技の難度や高さを求めるのではなく、表現活動としてのきびきびとした動きを中心に練習しました。目線や表情、仲間とともに創り出す集合と調和の美しさにも注目してください。

 

4年生の校外学習

教室での学習も大切ですが、校外学習は重要な学びの場です。

本日、4年生は校外学習で亀山市環境センターの見学を行いました。目的は私たちの暮らしを支える仕事や施設を知ること、環境について関心をもつこと、社会科の時間に勉強したことを実際の施設の見学によって確かめること、決まりを守って集団で行動することなどです。

亀山市環境センターの特徴は、「家庭から出るごみを溶かして、メタルとスラグなどに資源化して活用する」ということです。学校で勉強しても実際の現場を見なければピンときません。「百聞は一見に如かず」と言いますが、実際に見学するとよくわかります。教科書や先生の話になかったことまで学べます。

ごみのリサイクルは重要ですが、もっと大切なことはごみ自体を減らすこと。自分たちで日常の生活の中でできる食品ロスを出さない取り組みについても教えていただきました。