栽培活動(後編)

本校の花壇や学級の畑などを見ていると、季節に応じた花や作物が植えられています。なかよしの畑にはもうトウモロコシの花が咲いていました。トウモロコシはひげの部分に花粉がつくと、ひげの数だけ実がなるという話をしたらびっくりしていました。他にもサツマイモやミニトマトが勢いよく育っていました。

3年生の畑には大豆が植えられていました。この時期なので枝豆でしょうか。ホウセンカやマリーゴールドの花もありました。理科で植物の育ちや花のつくりの勉強があるのでこれらは教材にもなります。

4年生はヘチマ園の準備できれいに草取りをしました。この時期の草は手ごわいので大分苦労をしていたようです。その苦労のプロセスも大切ですね。

高学年の畑にはズッキーニが植えられています。ズッキーニはカボチャと違って場所をとらず、カボチャ以上に雄花と雌花の区別がはっきりしているので、理科の教材にもってこいです。そして、たくさん取れ過ぎたら給食の食材にもなります。野菜炒めやパスタに入れると大変おいしいですね。オクラも植えてありますが大変美しい花が咲きます。1日で落ちてしまうので切り花にはできませんが、鑑賞用に、そして体に良い食材として活躍します。

栽培委員会はマリーゴールドやサルビアなど、夏から秋にかけて花壇を彩る花を育てています。花壇のほかにも郵便局や幼稚園、高校や学校近くの施設などに配る予定です。