お茶うがいで風邪予防!

 緑茶に含まれるカテキンには、風邪などの症状の予防に効果があるといわれています。本校では、先日、亀山市茶農業組合様からいただいた「お茶うがい」用緑茶粉末を使って、「お茶うがい」を始めました。業間の時間に、手洗い場でみんなで「お茶うがい」をします。「飲みたいくらいおいしい!」、「のどが気持ちよく感じる!」お茶うがいをした後の子どもたちの感想の声です。風邪をひかないよう、自分で気をつけたり調整したりする力を育むことは、「自己調整力」をつけることにもつながります。12月も半ばを迎え寒い日が続きますが、お茶うがいをして元気いっぱいに過ごしていきたいです。

中部中学校区人権フォーラム

12月11日、中部中学校人権フォーラムが開催され、本校から6年生児童が参加しました。当初は11月に予定していましたが、校区内のインフルエンザの流行により、日程を延期し、オンラインでの開催となりました。当日は、亀山市市民文化部文化課人権・ダイバーシティグループより「子どもの人権について」をテーマに講演を聞き、学校別にグループで感想を交流し、その後全体交流を行いました。本校では、講演の中で紹介してもらった「第43回全国人権作文コンテスト(内閣総理大臣賞)」の「悪口」という作文から、自分の言動や友だちとの関りについて考えさせられた児童が多くいました。また、他の学校の児童との意見交流も、本校の児童にとって、多様な考えにふれあう貴重な機会にもなりました。中でも、中学生の意見に触れ、考えがさらに深まった児童もいました。以下に感想を掲載します。

  • 自分も「悪口」の作文のような経験がある。そういう場面で「やめよう」って言える勇気をつけたいと思った。
  • 昨日(校内の人権集会)に続いて、相手のことを考えて発言したり行動したりすることがどれだけ大切かが分かった。
  • 講演で「多数派と少数派」や「子どもの人権」のことを聞いて、本当に大丈夫なことかよく考えないといけないと思った。
  • 他の学校の子が、自分が考えていなかった意見を発表してくれ、自分の考えが変わった。

※参考 第43回全国人権作文コンテスト 内閣総理大臣賞 「悪口」

人権集会~みんなが気持ちよく暮らすために~

 12月10日は、「世界人権デー」です。本校では、この日、全校児童で「人権集会」を開き、「みんなが気持ちよく暮らすために」をテーマに、人権について考えました。児童会役員が、日常の学校生活で人権が尊重されていないと感じる場面を例に劇を行い、その劇をみて、感じたことについて意見を出し合いました。子どもたちからは意見が活発に出され、安心感のある雰囲気の中で話し合いが進みました。全校みんなで、一人一人が人権問題を、自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さを確認しました。

 三重県では、毎年11月11日から12月10日までの1か月間を「差別をなくす強調月間」として、すべての県民の人権が尊重される社会の実現をめざし、人権意識の高揚に向けた啓発活動などの取り組みが進められています。本校でも、この期間に、今回の「人権集会」、「人権標語」、発達段階に応じた人権に関する授業の実施などを通して、子どもたちが人権について、より深く考える機会を設けています。今後も、お互いを尊重し、みんなが気持ちよく、安心して暮らすことができるよう、「人権」について考える取り組みを継続していきます。

 

「お茶うがい」用緑茶粉末贈呈式~IN 野登小学校~

 12月10日、野登小学校で、永年にわたり「お茶うがい」用の緑茶粉末を提供してくださっている亀山市茶業組合様への感謝状の贈呈式が行われました。中原博教育長が、同組合の市川大楽園代表の市川泰三副組合長に感謝状を手渡ししました。本校からは児童を代表して、児童会長が「お茶うがい」用の緑茶粉末を受け取りました。

 本校は市内有数のお茶所にあり、総合的な学習の時間に中学年がお茶に関する学習をすすめています。また、校区内にある市川大楽園様には、3,4年生がこの2学期に見学や体験をさせていただくなど、地域の「お茶の先生」として、大変お世話になっています。児童会長は「ありがとうございます。お茶うがいをして風邪をひかないようにします」と話していました。インフルエンザが流行していますが、「お茶うがい」をして、冬の寒さを元気に乗り切りたいです。

4年生 社会見学

好天の下、4年生が社会見学で「味の素KK 東海事業所」と「亀山市総合環境センター」を訪れました。「味の素KK 東海事業所」では、①働く方々の努力と工夫について、②環境への取り組みについて教えていただきました。商品「ほんだし」の原料の鰹節を実際に削らせてもらったり、香りをかかせてもらったりしました。工場内の見学では、ロボットと人が役割分担をして、「ほんだし」をつくる工程を見せてもらいました。商品がどのように作られているのか、ものづくりの現場、またそこで働く方たちの思いを、見て、聞いて、感じることができました。「亀山市総合環境センター」では、集められたごみがどのように処分されているのかについて教えていただき、センター内の見学もさせてもらいました。ごみの分別をしっかりとすること、ごみを減らすための「4R」をできるところから実践することが大切だということを学びました。どちらの見学地でも、SDGsを意識した取り組みがなされていて、一日を通して、特にSDGsの中の「つくる責任 つかう責任」について学ぶことができました。今後は、見学で学んだことをまとめるなどして、学習を進めていきます。

第3回複式4校オンライン交流会「かしのひオンライン」

 亀山市内の複式学級がある4校をオンラインでつないで、学習会「かしのひオンライン」を行いました。「かしのひ」とは、4校(加太小学校、白川小学校、野登小学校、昼生小学校)の頭文字からとっています。今回のホスト校は加太小学校でした。加太小学校の3・4年生が加太小学校の昔と今の違いを地域の方から聞き取り、まとめたものを発表してくれました。他の学校は、発表を聞いて、よりよい発表になるにはどうしたらよいかを考え、アドバイスしたり感想を伝え合ったりしました。本校の子どもたちは、「加太小学校の運動場とみんなの森が変わっていく様子がよくわかりました。最後にクイズもあって楽しめました。自信をもって発表していてよかったです」、「今と昔がよく分かるように写真を使ったり、年代別に分けて発表したりしていて、わかりやすかったです」と言っていました。加太小学校も本校と同様に創立150周年を迎えたのを知って、「おめでとうございます」とお祝いしている子どももいました。オンライン交流会を重ねるにつれ、子どもたちもオンライン交流会に慣れ、楽しんで交流する姿が多くみられました。

野登見守り隊の方々との交流会

 12月5日、 いつも登下校の見守りでお世話になっている地域の方々をお招きして、1~3年生が感謝の気持ちを伝える交流会を行いました。交流タイムでは、ハンドマッサージやジェスチャーゲーム、すごろく、かるたなどをして一緒に楽しいひと時を過ごしました。発表タイムでは、歌「勇気100%」を披露しました。最後に、子どもたちが心を込めて作ったプレゼントをお渡ししました。3年生を中心に、歌や司会進行の練習などの準備をすすめてきました。見守り隊の皆様のあたたかい笑顔に、子どもたちはとても喜んでいました。

 交通事故や不審者対応といった安全面はもちろんのこと、見守り隊の方々との交流を通じて、子どもたちは地域の方々に愛され、支えられているという安心感を得ています。また、礼儀や挨拶の大切さも学んでいると実感しています。貴重なお時間をいただいて、見守り活動にご尽力をいただいておりますこと、心より感謝申し上げます。

第2回 Kameyama Sports Week の取り組み

11月27日~12月3日は、亀山市内の小中学校で一斉に取り組む「Kameyama Sports Week」です。目的は以下のポスターの通りです。

本校では、なかよし集会(全校集会)で、全校で、5年生と6年生が考えてくれたゲームとドッジボールを行いました。ゲームもドッジボールも大盛り上がりでした。ドッジボールには、教員も入ってみんなで体を動かして楽しみました。

野登山について学ぼう!

2年生は、9月~10月におこなった安楽川の学習から、現在は川とつながる「山の自然」に学習の対象をうつして、学習をすすめています。先日は、亀山市産業環境部生物多様性・獣害対策室の上野篤史様にお越しいただき、野登小学校の周りにはどのような植物があるのかを探しに行き、植物の名前や特徴などを詳しく教えていただきました。生活科の「秋みつけ」も兼ね、1年生も一緒に行きました。

 その後、11月28日には、野登山の自然を守る活動等を行ってみえるネイチャーガイド自然観察指導員の地村登様にお越しいただきました。2年生を対象に、野登山に住む動物や植物、また野登山の現状について、地村様が山の中で撮影したたくさんの写真とともに教えていただきました。身近な野登山が希少な動植物が残る貴重な山であることを知って、子どもたちはとても驚いていました。

卒業証書(和紙)づくり 3日目(紙すき)

 12月1日、いよいよ卒業証書の和紙作りのための「紙すき」です。水、白皮、ねりを合わせ紙漉きを行っていきます。ねりの素材は、学校で栽培した『とろろあおい』の根を使っています。とろみ具合や濃さ、和紙の厚さ等は、経験による部分が大きいので、元PTA役員の方々による指導の下、作業を進めました。学校運営協議会やPTA役員、6年生の保護者の方々も応援に駆けつけていただいきました。6年生の子どもたちは、一枚一枚の和紙を、丁寧に心を込めて漉いていました。6年生は、「自分だけの卒業証書ができるので、思い出になる」、「卒業式は(野登小学校を離れると思うと)寂しいけど、和紙づくりは楽しい」と感想を話していました。野登小学校では、多くの方々のご協力によって卒業証書ができあがります。地域の皆様のあたたかい気持ちが、一枚の卒業証書に込められています。