平成29年度修了

3月31日、本日をもって平成29年度が終了となります。今年度もホームページを通して、なるべく学校の様子、子どもの活動、そして私たち教職員の願いなどを含めてお伝えしてきました。お陰さまで毎日100回ほどのアクセスをいただいています。これからも、学校の教育活動をはじめ、何かしら参考になる話題などをお伝えしたいと思っております。今後とも、ご理解とご支援のほどよろしくお願いいたします。
いよいよ明日からは平成30年度の始まりです。学校では4月がすべての始まりですので、この時期が来ると心の緊張感が高まり、新たな出会いに喜びと期待を感じます。職員は、年度末からずっと新年度の準備をしております。そして、人事異動によって、明日からは新しく着任した職員と共に、平成30年度のスタートを迎えます。(写真は、たった今、31日7:30頃に撮影した桜です。)

 

心温まる行動が・・・

今日も、更新できなかった期間のことをお伝えします。3月に「平成30年度前期児童会選挙」が行われました。卒業した6年生の後を引き継ぎ、この亀山東小学校の最高学年、リーダーとなるのは、現5年生です。勇気とやる気を示してくれた5年生のみなさんなら、きっと、4月から立派に学校や児童会を支えてくれるものと思います。
いよいよ、平成29年度もあと二日となりました。国内外を問わず、尊い命が奪われる事件が記憶に残っていますが、1月に起こった「あること」が新聞に取り上げられていましたのでご紹介します。
“浅田次郎さんの最新刊「おもかげ」を読んでいたら地下鉄の車内で意識を失った男性を乗り合わせた人たちが介抱する場面が出てきた▼そんなことが実際にあるだろうか。電車内といえば、見たいものより見たくないものの方が目に飛び込んでくるもので、人を押しのけ席を奪おうという人もいるし、狭い車内で、足を投げ出して座って平気な人もいる。立っている高齢者を目の前に席を譲らずゲームに興じる若い人は珍しくない▼不愉快だが、あまり責めもできぬ。みな自分のことで精いっぱいなのだろう。人のことなどかまっていられぬ。あの小説のようなことは、たぶん起こらず、誰かが倒れたとしても、せいぜい、駅員を呼ぶぐらいなのではないか。自分にしたって倒れたその人に駆け寄れるか自信がない▼その見方は間違っていたかもしれぬ。千葉県柏市のJR常磐線柏駅に停車した電車内で二十代の女性が女児を出産した一件である▼車内に居た四、五人の女性たちが出産を助けて子どもを取り上げている。「おぎゃあ」。その声に車内から祝福の拍手がわいたと聞く。人間は想像以上に優しく温かい。少なくとも、普段は無関心でも、いざというときはそうなれる可能性がある。そう信じる▼人の温かい心を借りて、この世に生まれた赤ちゃんの健やかな成長を祈る。優しい子になるだろう。きっと電車が大好きな。”
電車で居合わせた乗客の方々のすばやい連携プレーがあり、わずか数分の時間で無事に「出産」したようです。なんとも人の温かい行動が表れた微笑ましい光景です。

卒業生から感謝をこめて!

 私の家の近くの畑に菜の花がきれいに咲いています。この時期は菜種梅雨と言われ、雨が降ることが多いそうですが、今週の長期予報を見ていても、晴れマークが並んでいます。この分だと、桜の花も長く咲いてくれると思います。
 今日も、システム工事でホームページが更新できなかった時期に行ったことをお伝えします。6年が卒業前に、学校の先生方にお世話になったお礼に感謝の気持ちを伝えるために、お菓子(チョコレート)をつくり、手紙を添えて送りました。先日、亀山高校で交流したときに、作り方やラッピングの仕方を覚えたことを早速活かしていました。

 

6年 夢授業

3月25日から29日まで、七十二候の「桜始開」(さくらはじめてひらく)です。今年は、まさに季節の言葉どおりになりました。春休み中に桜が満開になりますので、始業式や入学式のころは、葉桜になってしまうかもしれません。
さて、先日までホームページの更新ができなかったので、少し前に戻りますが、今日は、3月15日に6年生が行った「夢授業」についてお伝えします。
卒業をかじかに控えた6年生の児童たちが、ラグビーチームの本田ヒートの選手から、将来の夢やめあてを実現するために努力してきたことを聞くことで、中学校生活や将来の人生に向けて新たな目標を持つこと、今、自分が取り組んでいることへさらに自信を持つことができればと考えて「夢」授業を行いました。
チームからお二人の選手に来ていただきました。テトゥヒ・ロバーツ選手と忽那健太選手です。ロバーツ選手はニュージーランド出身です。この春、大学を卒業して、本田ヒートに所属します。身長は190センチを超え、腕の太さは、普通の男性の太ももくらいあります。日本に来たころは、生活習慣や文化の違いからホームシックにもなったそうですが、同じ外国人選手やチームメートに支えてもらい選手としてやってこれたそうです。日本語もかなり上手なロバーツ選手です。その話の中で印象に残ったことは、「人に頼まれたことがあれば、すぐに断らずにまずやってみてほしい。」という言葉でした。ロバーツさんは、来日して札幌の高校に入学しました。慣れない異国の地で精神的にも苦労があったにちがいありませんが、自分から積極的に取り組むことで道を切り開いてきたのですね。
そして、忽那選手は、運動やラグビーを通して人との出会いを話してくださいました。人との出会いがあったからこそ今の自分があり、これからも人との出会いを大切にしていきたいと話されました。「何か決めるときに迷ったら、わくわくする方を選んでほしい。決してあきらめたり逃げたりしないで自分がやりたいことをやってほしい。」という言葉が心に残りました。選手生活はそんなに長く続けることができないので、引退後は、高校の先生になるために大学で教員免許を取得したそうです。忽那選手ならきっとすばらしい先生になれると思いました。
6年生の子どもたちは、このお二人と交流して、これから過ごす中学校生活や将来の夢に向けて、きっと生かすことができると思います。ロバート選手、忽那選手、そして、本田ヒートのスタッフの皆様、すばらしい「夢」授業をありがとうございました!

 

校庭の桜が開花しました!

先週土曜日から春休みとなり、校舎に子どもの声はなく静まり返っています。でも、職員は、今年度の教育活動のまとめや様々な書類を仕上げています。さらに、次年度の準備、入学式の準備等に大忙しです。
さて、校庭の桜の花が開花しました。昨年より1週間ほど早いようです。子どもたちはおうちでいかが過ごしているでしょうか?春休みといえども、学校の学習課題もあります。充実した日々にしていただきますようお願いいたします。
くれぐれも、交通事故や水の事故等には気をつけてください。子どもたちだけで遊びに出かけるときは、『だれと、どこへ行くのか、何時に帰るのか』等について、必ずお子さんと確認してから外出させてください。

平成29年度修了式

長い間、ホームページ更新できずにご迷惑をおかけいたしました。ようやく、新しいシステム工事が完了しました。
昨日3月23日は、平成29年度修了式と離任式を行いました。修了式では、このようなお話をしました。
『・・・6年生が卒業して、毎日の登下校や校舎の中が少し寂しくなりましたが、卒業式の準備をし、卒業式に参加した4年生と5年生の態度はとってもよかったです。来賓の方にもほめていただきました。高学年として頑張ろうと言う様子が表れていました。大変心強く思います。
さて、今日は修了式。1年間を振り返ってみてください。一生懸命勉強や運動に取り組めましたか?友だちと仲良くできましたか?自分の立てた目標に近づきましたか?しっかり反省をして、新たな目標を持って、4月6日の新学年の始業式に臨んで欲しいと思います。明日から春休みです。それぞれの学年で宿題や次の学年の準備をしっかりとしておきましょう。・・・・』
また、その後、離任式を行い、異動する教職員が子どもたちにお別れのあいさつをしました。この春の人事異動にともない、本校教職員15人が転任・退職をいたします。在任中は、温かいご指導とご支援をいただきましたこと心より厚くお礼申し上げます。離任者につきましては、4月6日の始業式に、転入者とともに、「学校たより」でお知らせいたします。

東日本大震災七周年追悼

 今日、3月11日で、東日本大震災七周年追悼式を迎えました。地震、そして津波発生から7年を迎えましたが、未だその被害は想像を絶するものがあります。大切な御家族や親しい人を失った悲しみは何年たっても癒えるものではありません。長く住み慣れた住まいや故郷を失った方、もう元の生活には戻れない寂しさや辛さは察するに余りあると思います。そんな中でも、逆境に負けず、懸命に力強く生き抜いている人間の輝き、強さ、尊厳を感じることが多くあります。惜しくも命を失った方の分まで頑張る姿を見るにつけ、遠くからではありますが、犠牲になられた尊い命に哀悼の意を表したいと思います。本日、校舎玄関に弔旗を掲揚いたします。
【お知らせ】ホームページのシステム変更による工事のため、明日の12日から15日まで更新できません。また、16日以降ご覧いただきますようお願いいたします。

6年奉仕作業ご疲れ様!

 昨日、6年生が校舎内の清掃を中心に奉仕作業をしてくれました。体育館器具庫、体育倉庫、図工室、家庭科室、理科室、トイレ・・・・など普段はなかなかきれいにしにくい場所の清掃をていねいにやりました。 6年間にわたって使用したのですから、その恩返しの奉仕作業といえます。分担された場所をテキパキと一生懸命やりました。早く終わった子が、まだ終わっていない箇所の清掃をお手伝いする子もたくさんいました。在校生のために頑張ってきれいにしてくれた6年生のみなさん、ありがとうございました!!
 また、昨晩はPTA新旧役員会がありました。先日の役職決定会議で、会長以下、各役職を決定しましたので、各役職間で事務引継ぎを行い、平成30年度PTA総会をはじめとした計画について提案がありました。
 旧の役員さんにおかれましては、大河内会長さんはじめ、4役そして、事業部部長、副部長さん、1年間にわたり、学校のため、子どものために、保護者を代表して献身的に活動されましたことに対して深く感謝申し上げます。
 そして、新役員さんにおかれましては、西川新会長さんを中心に、それぞれのお立場で、学校教育にご理解をいただきまして、子どもたちの健全育成のため、全役員さんで協力して1年間努めていただきたいと存じます。

 

 

 

東日本大震災七周年の追悼

 3月11日で、東日本大震災七周年追悼式を迎えます。発生から7年を迎えますが、未だ、その被害は想像を絶するものがあり、肉親、親しい人を失った悲しみは何年たっても癒えるものではありません。地域や住まいを失った方の復興への道のりはまだはるか遠いものです。さらに、東京電力福島第一原発事故の影響は今なお続き、自分が生まれ育った土地、ふるさとに帰ることができず、被災者を苦しめています。
 追悼式当日が日曜日であることから、学校におきましても、前日に、各学年に応じて、担任から7年目を迎える被災地、被災者のことを子どもたちに話し、哀悼の気持ちを表したいと思います。5年生の社会には、「自然災害を防ぐ」という単元があり、東日本大震災におことが教材として扱われています。ちょうど今、5年生はその学習をしているところです。地域の消防団員でもある1組担任の加藤先生は、消防団の研修会で視聴したDVDに感銘を受けたので、同じDVDを子どもたちにも見せました。私も見ました。涙がこぼれ落ちました。教室の中が、子どもたちの真剣な眼差しに満ちておりました。当日は、校舎玄関に弔意を表すため半旗掲揚いたします。(写真は、1年生が平成30年度新入生のために掲示用の絵を描いているところ)

最後の授業に向けて

 今日は、卒業式で卒業生の最後の授業、発表の場となる「別れのことば」や「式歌」などの練習を行いました。「前に立ったら体を動かさない」「髪の毛や顔に手がふれない」「歩くとき足音をたてない」「まっすぐ前を見る」などなど担任から指導がありました。卒業式は集団行動ですので、一糸乱れぬ立ち居振る舞いがあってこそ、学校生活最後を締めくくる授業だと言えます。そんな成長した姿に感動を覚えます。
 1人ひとりの卒業生が卒業証書を受け取る時に、自分の夢、将来の目標を述べます。この言葉も6年間学んできたことの積み重ねの上にあるものです。友だちや先生、そして、おうちの人に表明する言葉です。自分と向き合ってしっかりとじっくりと考えてほしい言葉です。その夢や目標に向かって、今が、今日がスタートだと思います。さあ、卒業生のみなさん、風邪などひかないよう体調管理に十分気を付けてくださいね。