4年生 社会見学

好天の下、4年生が社会見学で「味の素KK 東海事業所」と「亀山市総合環境センター」を訪れました。「味の素KK 東海事業所」では、①働く方々の努力と工夫について、②環境への取り組みについて教えていただきました。商品「ほんだし」の原料の鰹節を実際に削らせてもらったり、香りをかかせてもらったりしました。工場内の見学では、ロボットと人が役割分担をして、「ほんだし」をつくる工程を見せてもらいました。商品がどのように作られているのか、ものづくりの現場、またそこで働く方たちの思いを、見て、聞いて、感じることができました。「亀山市総合環境センター」では、集められたごみがどのように処分されているのかについて教えていただき、センター内の見学もさせてもらいました。ごみの分別をしっかりとすること、ごみを減らすための「4R」をできるところから実践することが大切だということを学びました。どちらの見学地でも、SDGsを意識した取り組みがなされていて、一日を通して、特にSDGsの中の「つくる責任 つかう責任」について学ぶことができました。今後は、見学で学んだことをまとめるなどして、学習を進めていきます。

第3回複式4校オンライン交流会「かしのひオンライン」

 亀山市内の複式学級がある4校をオンラインでつないで、学習会「かしのひオンライン」を行いました。「かしのひ」とは、4校(加太小学校、白川小学校、野登小学校、昼生小学校)の頭文字からとっています。今回のホスト校は加太小学校でした。加太小学校の3・4年生が加太小学校の昔と今の違いを地域の方から聞き取り、まとめたものを発表してくれました。他の学校は、発表を聞いて、よりよい発表になるにはどうしたらよいかを考え、アドバイスしたり感想を伝え合ったりしました。本校の子どもたちは、「加太小学校の運動場とみんなの森が変わっていく様子がよくわかりました。最後にクイズもあって楽しめました。自信をもって発表していてよかったです」、「今と昔がよく分かるように写真を使ったり、年代別に分けて発表したりしていて、わかりやすかったです」と言っていました。加太小学校も本校と同様に創立150周年を迎えたのを知って、「おめでとうございます」とお祝いしている子どももいました。オンライン交流会を重ねるにつれ、子どもたちもオンライン交流会に慣れ、楽しんで交流する姿が多くみられました。

第2回 Kameyama Sports Week の取り組み

11月27日~12月3日は、亀山市内の小中学校で一斉に取り組む「Kameyama Sports Week」です。目的は以下のポスターの通りです。

本校では、なかよし集会(全校集会)で、全校で、5年生と6年生が考えてくれたゲームとドッジボールを行いました。ゲームもドッジボールも大盛り上がりでした。ドッジボールには、教員も入ってみんなで体を動かして楽しみました。

卒業証書(和紙)づくり 3日目(紙すき)

 12月1日、いよいよ卒業証書の和紙作りのための「紙すき」です。水、白皮、ねりを合わせ紙漉きを行っていきます。ねりの素材は、学校で栽培した『とろろあおい』の根を使っています。とろみ具合や濃さ、和紙の厚さ等は、経験による部分が大きいので、元PTA役員の方々による指導の下、作業を進めました。学校運営協議会やPTA役員、6年生の保護者の方々も応援に駆けつけていただいきました。6年生の子どもたちは、一枚一枚の和紙を、丁寧に心を込めて漉いていました。6年生は、「自分だけの卒業証書ができるので、思い出になる」、「卒業式は(野登小学校を離れると思うと)寂しいけど、和紙づくりは楽しい」と感想を話していました。野登小学校では、多くの方々のご協力によって卒業証書ができあがります。地域の皆様のあたたかい気持ちが、一枚の卒業証書に込められています。

「ののぼり思い出ルーム」再び開設します

野登小学校創立150周年記念式典で好評だった「ののぼり思い出ルーム」を、11月30日(日)野登小学校で開催の「野登のみんな よってかんせ マルシェ」で再び開設します。場所は、前回と同様に野登小学校会議室(サポートルーム)です。また、先日の卒業証書製作に向けた和紙作りの過程で生じたみつまたの枝(樹皮をはいだ後の枝)も無料で配布します。(なくなり次第終了です。)ご来校の際には、ぜひお立ち寄りください。

9:30~亀山市植樹祭、14時~「野登ソーラン総踊り」(参加自由)も開催が予定されています。奮ってご参加ください。

卒業証書(和紙)づくり 2日目

11月26日は卒業証書のための和紙作りの2日目です。この日は「ちりより」(繊維についている細かいごみを取り除く)と「叩解」(「こうかい」 繊維をほぐす)の作業を行いました。元PTA役員の方々による指導の下、作業を進めました。学校運営協議会やPTA役員の方々、保護者の方も応援に駆けつけていただきました。また、5年生も来年度に向けて作業に参加しました。根気のいる作業でしたが、一つひとつを丁寧にすることで、和紙の仕上がりが良くなります。次は、いよいよ「紙すき」本番です。

フリー参観にお越しいただき、ありがとうございました

11月25日には、お忙しい中、フリー参観にお越しいただき、誠にありがとうございました。たくさんの保護者・地域の皆様にご参観いただき、子どもたちも張り切って学習に取り組む姿が見られました。普段の授業の様子や、友だちとの関わりなど、子どもたちの学校での姿はいかがでしたでしょうか。

いただいた温かいご声援やご感想は、今後の指導の糧とさせていただきます。これからも、子どもたちの健やかな成長のため、職員一同努めてまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

また、同日に、6年生の卒業証書製作に向けて、みつまたの枝の「刈り取り」と「蒸らし」、「皮剝ぎ」を行いました。早朝より、「みつまたを愛する会」の皆様、学校運営協議会、PTA役員、地域の方々にお世話になり、「天空の森」で、みつまたの枝の刈り取り作業を行いました。「みつまたを愛する会」の皆様には、大切に育ててみえるみつまたを分けていただきました。ありがとうございました。学校では、6年生の子どもたち、保護者の方々、元PTA役員の方々を中心に刈り取ったみつまたの枝の「蒸らし」と「皮剝ぎ」の作業をおこないました。多くの方々のご協力により、卒業証書の和紙づくりが支えられていることを、子どもたちも実感した一日だったと思います。ご協力、ご支援をいただき、ありがとうございました。

いじめ防止授業をおこないました(5・6年)

11月18日、「三重県弁護士会 子どもの権利委員会」より川戸雄介弁護士を講師にお招きし、5・6年生を対象に「いじめ予防授業」を行いました。川戸弁護士には、「人権」について、「いじめの怖さ」について、また「いじめをなくすために自分ができること」について、話をしていただきました。お話から、「どのような場合であっても、『いじめ』は絶対にいけない」ということを全員で改めて確認できました。川戸弁護士が野登小学校の卒業生ということもあり、子どもたちは一層の親近感を抱いたようです。お話の後には、「弁護士になるにはどうしたらいいのですか」、「弁護士としてどういう相談を受けますか」、「いじめの相談はありますか」などたくさんの質問がありました。身近な地域出身で社会で活躍されている方のお話を聞くことは、将来のキャリア形成といった視点からも子どもたちの励みになります。川戸弁護士にはご多用のところお世話になりました。ありがとうございました。