4年生 防災マップ発表会

12月14日(木)2限目、4年生が「総合的な学習の時間」で行ってきた「防災マップ」についての発表会を行いました。昼生小学校から昼生地区コミュニティセンターへ避難する時に気をつける場所を、地図上にマークや色分けを工夫しながら表しました。防災マップ作製にあたっては、4年生がこれまで福祉学習で学んだ障がいのある方や高齢の方にとっても役に立つものをつくりたいとの思いが込められており、クロックポジションを使った説明や車イスでの移動にも役立つ情報を盛り込んだりQRコードで音声案内が流れるなど、工夫を凝らしたものとなっています。発表会には福祉学習でお世話になった中川さんを招いて、防災マップの発表を聞いていただくとともに、子どもたちからお礼の演奏や手作りのプレゼント渡しなども行われました。

5年生 おはぎづくり体験

12月6日(水)1限目、地域の老舗和菓子屋「生甘堂」の伊藤さんを講師に招き、5年生が稲作体験学習で収穫したもち米を使った「おはぎづくり」を体験しました。初めに、こしあんと粒あんの違いなどを説明いただいたり、あんでもち米を包むときのこつを実演しながら教えていただき、その後、実際にこしあんと粒あんのおはぎを1つずつつくることに挑戦しました。しかし、見るのとするのとでは大違いで、伊藤さんに見せていただいたときには簡単そうに見えた作業に子どもたちは四苦八苦している様子でした。この日の給食には、生甘堂さんに昼生米でつくっていただいたおはぎと赤飯が全校児童に配られ、皆で味わいました。ごちそうさまでした。

3年生 社会見学

12月5日(火)1~3限目、3年生が社会見学で亀山警察署と亀山市消防本部を訪れました。亀山警察署では、「駐在所」と「交番」の違いや警察の仕事の内容・警察官の持ち物などについて教えていただきました。また、子どもたちからの「女性警察官は何人いますか?」「今までで一番驚いた落とし物は何ですか?」などの質問にも丁寧に答えていただきました。最後にパトカーや白バイの乗車体験もさせていただき、子どもたちも笑顔いっぱいでした。続いて、亀山市消防本部へ移動して署内見学をさせていただきました。24時間体制で出動に備えている様子や、出動・消火のための時間を1分1秒でも縮めようと工夫しているということなどを教えていただきました。消防署にある様々な車両の見学もさせていただき、特に救助工作車や化学車に子どもたちも興味津々でした。お忙しい中ご対応いただいた警察署・消防署の皆さま、どうもありがとうございました。

学校公開デー

11月28日(火)の午前中、昼生小学校学校運営協議会の委員の皆さま、昼生地区まちづくり協議会の委員の皆さま、令和6年度新入学予定児童の保護者の皆さまを対象とした学校公開を実施しました。1時間目は、全員で2・3年生算数科のわたり授業の様子を参観していただき、2時間目以降はフリー参観の形で行いました。普段の学校の様子を感じていただけたことと思います。参観者からは、「少ない人数で丁寧に教えてもらい、子どもものびのびと授業を受けていたので安心しました。」「子どもと会うと、元気にあいさつしてくれるので嬉しい。」「廊下に子どもたちの作品などがあり、良いと思う。図書館も昔よりもグレードアップされていて、楽しく過ごしやすそうな空間になっていた。」などの感想をいただきました。ご参観ありがとうございました。

6年生 第1回四小交流会

11月21日(火)の午前中に本年度の第1回四小交流会が神辺小学校で開催され、6年生が参加してきました。四小交流会は、亀山中学校区の小規模校である昼生小・亀山南小・神辺小・白川小の4つの小学校が、互いに交流することを通して多様な考え方にふれたり同学年多人数での活動に慣れたりすることなどを目的に行われています。この日は、8つのグループに分かれて自己紹介や「アドジャン」「ジェスチャーゲーム」「ぞうきん落とし」をしたり、「ソフトドッジボール」で体を動かしたりして交流を深めました。他校の児童との交流に始めは不安そうだった6年生の子どもたちでしたが、神辺小学校の子どもたちに温かく歓迎され、楽しい時間を過ごすことができた様子でした。第2回の四小交流会は、2月に白川小学校で予定されています。

グラウンドゴルフ交流会

11月13日(月)3・4限目に、下庄・三寺地区の方々をお招きしてグラウンドゴルフ交流会を行いました。児童は3~4人ずつの12グループに分かれ、各グループに地域の方が一人ずつプレイヤー兼アドバイザーとして加わっていただいて競技を行いました。寒風が強く吹く中、転がるボールの行方に一喜一憂し、ホールポストの柱に邪魔されたり助けられたりしながら、子どもたちは最後まで楽しんでプレイをしていました。ホールインワンを達成した2名には、最後に大きな拍手が送られました。地域の方々と子どもたちとの良い交流の時間をもつことができました。まちづくり協議会および地域の皆さまのご協力に感謝いたします。

6年生 「認知症」についての学習

11月8日(水)3限目に、亀山市社会福祉協議会から講師を招き、6年生が「認知症」についての学習を行いました。まず、「認知症」とは症状を指す言葉で、その原因となる病気はたくさんあるのだということを教えていただきました。そして、認知症の原因や症状などについて丁寧に説明していただくなかで、認知症の中核症状は治りにくいけれど、行動・心理症状は治る可能性があること、そのためには周囲の人がよりそったり、温かく見守って支援することが必要だということを学びました。まず誰に対しても「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」ことを心がけていくことが大切です。今回の学習は認知症サポーター養成講座を兼ねており、子どもたちは最後にサポーターの証である認定証とオレンジリングを受け取りました。今回の学習を生かして、近所で気になることがあればさりげなく見守ったり、困っている人がいたら手助けしたりできるといいですね。

亀山市小中音楽会へ参加しました

11月7日(火)に、第73回亀山市小中音楽会が亀山市文化会館にて開催されました。昨年と同様に「3部の入替制」ではありましたが、今年は保護者の参観も可能となり、保護者の方々がお子様の歌声を生で聴くことができました。参観いただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。昼生小学校からは3~6年生の児童が参加し、嵐の「ふるさと」を合唱しました。緊張した表情でステージに向かった子どもたちでしたが、曲が始まると大きくきれいな歌声で素晴らしい合唱を披露してくれました。音楽に合わせて自然に体を動かしながら合唱に集中している子どもたちの姿に、合唱を聴いている観客席の他校の児童からも「すごい!」という感心の声が聞こえてきました。これまでの練習の成果を、十分に発揮できた音楽会でした。

第2回授業参観と教育懇談会を開催しました

11月1日(水)5限目、本年度の第2回授業参観を行いました。保護者・地域の皆さまには、お忙しい中のご参観ありがとうございました。1年生は「道徳」、2・3年生は「算数」のわたり授業、4年生と5年生はそれぞれ「総合的な学習」として、「自作マーク」の発表と「米作り体験学習」の成果発表、6年生は「学活」の学習の様子を保護者の皆さまに参観していただきました。子どもたちは、保護者や地域の方たちに見守られながらの授業で、緊張しつつもどこか嬉しそうな様子でした。また、授業参観前の時間を利用して「なかよしホール」では、5年生が中心となって栽培・収穫したもち米の販売を行いました。自分たちで袋詰めをしてラベルを貼り、買っていただく方の笑顔を見ながら販売できたことは、子どもたちにとってとても有意義な経験となりました。ご協力ありがとうございました。

また、授業参観後には引き続き体育館に場所を移して昼生小学校教育懇談会が行われました。懇談会では、「心のたくましさを育てるには? ~子どもの非認知能力について~ 」というテーマで、高田短期大学子ども学科教授の山口昌澄様よりご講演いただきました。「非認知能力」とは、記憶や言語・判断・計算・処理能力等の数値で表すことができる力(認知能力)以外の、数値で表しにくい力を指す言葉です。粘り強さや思いやり・共感性・感情コントロール力・自尊心・自信等が、非認知能力にあたります。この非認知能力を高めることで、認知能力も向上し、将来的に幸せな人生を送ることができる可能性が増すそうです。また、非認知能力を伸ばすには、幼少期~小学校卒業までの間の、子どもへの親の接し方が重要との話でした。身近な大人から肯定的に受容されたり愛されたりする感覚をしっかりと味あわせることや、小さな成功体験を積み重ねること、失敗・困難に直面した時に解決方法を一緒に考えること、物事の受け止め方や因果関係などについて家庭でよく会話することなどが、子どもの非認知能力の向上に役立つとのことです。山口先生は、「心のたくましさ」で最も大切なのは、「追求する心」と「心のバランスを保つ力」だと考えているそうです。そのためにも、子どものチャレンジを大切にし、大人が子どもの未熟さや不器用さに対し安易に白黒つけずに学びの過程に付きあうことが必要で、そのためには大人や社会全体が様々な意味で余裕を持つことが大切では?とまとめていただきました。とても学びの多い講演会で、保護者・教員ともに今後に活かすことのできる内容であったと思います。ご家庭でも「非認知能力」を意識した子どもとの関わり方を、ぜひ心がけていただけると幸いです。

5年生 社会見学

10月31日(火)1~3限目、5年生が社会見学で「ホンダ鈴鹿製作所」へ行ってきました。工場見学では、新型N-BOXを生産している組立ラインの一部を見学させていただきました。人とロボットが協力しながら、流れ作業で1台の車を組み立てていく様子を、子どもたちは興味深く見つめていました。作業しやすいように車の高さを変えていたり、重い部品を扱う場面ではロボットが活躍していたりと、組み立て工程の中に様々な工夫がこらされている様子に感心しきりでした。その後、会議室に場所を移し、映像を見ながら、ホンダの国内3番目の工場として始まった鈴鹿製作所の歴史や、車ができるまでの工程などについて学習しました。クイズも交えながらわかりやすく説明していただき、自動車ができるまでの様子や環境を考えた取組などをより深く学ぶことができました。ホンダ鈴鹿製作所の皆さん、ありがとうございました。(撮影禁止のため、子どもたちの様子の紹介写真はありません)