3年総合的な学習 地域の方を招いて~陰涼寺山~

 5限目に、「陰涼寺山の環境整備を進める会」の後藤忠生さんから、「私たちの陰涼寺山を大切にしてみんなで遊ぼう」というお話をしていただきました。
後藤さんは、亀山東小学校の大先輩です。
昔、陰涼寺山はもっと大きな山で鈴鹿川まで続いていたことや、山にお墓やお寺があったこと、大正天皇が陰涼寺山にのぼって、その記念に三つの丘が、「御成山」「三日の山」「サツキの山」と名付けられたことなど教えていただきました。
 また、後藤さんが子どものころには、陰涼寺山でいろいろことをして遊んだという話も聞かせてもらいました。
 
 後藤さんは、陰涼寺山は「地域の宝だ」とおっしゃいました。
3年生も陰涼寺山を「校区のじまん」と考えていることえを伝えると、とても喜んでくださいました。
 古くから歴史ある山、そして植物や生き物いっぱいの自然あふれる山、地域の方々も大切に思って見えるこの陰涼寺山を大切にしていきたいと思います。

本町一二三会のみなさん、ありがとうございました。

9月21日(水)
台風一過、今日は爽やかな秋晴れとなりました。

亀山東小学校は、校地内に樹木が多く、緑あふれる学校です。その手入れや管理を職員が行っていますが、樹木の数の多さとその生長の早さに、十分は行き届いていない現状があります。
今日は、本町一二三会(ひふみかい)の方々15名に来校いただき、本校の正門の生垣の草刈りと枝打ちをしていただきました。軽トラックいっぱいの枝葉を刈っていただき、おかげさまで、すっきりとした生垣になりました。
本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

9月20日 今日の授業から

大型で非常に勢力の強い台風14号による暴風警報は、20日(火)未明に解除となり、今日20日(火)は、平常授業となりました。暴風警報は解除されたものの、登校時も強風が残っており登校状況が心配されましたが、子どもたちは風に立ち向かいながらも元気に登校することができました。
台風14号の影響により市内各小学校において、給食のパンが乾パンに、牛乳がリンゴジュースに変更となりました。その他、副食(トマトオムレツ・ポトフ)については変更はありません。

今日の授業から、3年生の外国語活動の様子を紹介します。
9月に着任した新しいALTのアマンダ先生と一緒に学習しています。まずはじめに、アマンダ先生の発音の後について月(month)を英語で言いました。先生の発音をよく聞いて、みんな元気に発音することができました。また、アルファベットカードの並び替えにも挑戦しました。短い時間で、みんなアルファベットカードを早くスムーズに並び替えられるのでびっくりしました。その後、歌った「ABCの歌」もじょうずでしたよ。
いよいよ今日のメイン学習です。「友だちの好きなものをたずねよう」をめあてに、“What do you like?”のキーセンテンスを使って、好きな果物や色、スポーツをたずねたり、答えたりしました。
友だちや先生の好きなものを予想しながら、先生や友だちが話す英語を聞き、その答えに一喜一憂する姿が印象的でした。

3年国語 「ちいちゃんのかげおくり」歴史博物館出前授業

今、3年生は国語で「ちいちゃんのかげおくり」を学習しています。この物語の舞台は、第2次世界大戦の頃、今からおよそ80年ほど前です。今とは違う時代背景、「ちいちゃんのかげおくり」の時代の亀山はどんな様子だったのか、歴史博物館の学芸員さんに来校いただき、お話を聞きました。
出前授業では、お話の中に出てくる「出征」「国民服」「もんぺ」「空襲」「防空壕」などについて、その時代の亀山市の写真や実際に使われていた実物の収蔵物を使って、説明していただきました。
平和な日本で生きている子どもたち、そして教員の私たちでさえ、戦争を知りません。
今回の出前授業では、私たちが住んでいる亀山市の昔、そして実際に残っている収蔵物という本物、この2点が、子どもたちの興味関心を高めたように思います。子どもたちは、最後まで集中して話を聞き、収蔵物を興味深く見学していました。

1年 交通安全教室

9月14日(水)今日は、亀山警察署、交通安全協会の方々に来校いただき、1年生を対象に学級単位で交通安全教室を行いました。全国的に、小学生、特に低学年では飛び出し事故が多いそうです。
指導員の方からは、信号のある横断歩道では、信号をよく見ること、青になっても左右をよく確認すること、渡るときも手をあげて周りをよく見てわたることなどを教えていただきました。
また、見通しの悪い交差点では、「亀の首にみたいに首をしっかり回して、右よし、左よし、右よしって、確認するよ。」と教えていていただきました。お話の後は、実践です。体育館内につくった道路を一人ひとりが安全確認しながら歩きました。
登下校中はもちろん、遊びに行くときなども、今日教えていただいたことを忘れず実践し、安全に気をつけましょう。

5年 理科「台風と気象情報」

日本の南に発生している熱帯低気圧が、今後、台風14号に発達する見込みだそうです。近年、台風や線状降水帯の発生や影響で、全国で大雨や土砂崩れの被害が多く発生しています。たくさんの尊い命が奪われたり、住み慣れた家が失われ、大切に育てた農作物が被害を受けるなど、一瞬にしてすべてを奪っていく、自然の脅威を感じます。
週末からの3連休、台風が九州に接近する恐れがあるようで、東海地方の天気にも影響しそうです。台風が接近している地域で大きな被害が出ないことを祈ります。

今、5年生は理科の「台風と気象情報」で台風の動きや台風が近づいてきたときの天気のようすについて学習しています。
今日は、班ごとに気象予報士、現場リポーター、災害の専門家、カメラマンの役割を分担し、「台風情報を伝えよう」をめあてに、班ごとにニュース番組さながらの気象レポートの準備しました。そして、台風の大きさや強さ、現在の位置、今後の進路を想定した天気の変化や被害の状況、防災について、ipadで写真や資料を探し、原稿を作成し、伝える学習を行いました。
キャスターやレポーターとしての話しぶりもなかなかのものでした。

6年 家庭科 ナップザック製作

今、6年生は家庭科の学習で、ナップザック製作に取り組んでいます。
今日は、6年2組が布に印つけと紐を通すための綿テープつけ、アイロンがけを行いました。
修学旅行までに完成させて、修学旅行に持っていく予定です。

とちのき

亀山東小学校には、陰涼寺山をはじめ、校地内にたくさんの木々があります。
中でも「トチノキ」は、亀山東小学校の子どもたちにとって馴染みの深い木です。
というのも、亀山東小学校では、児童集会が「とちのき集会」と呼ばれているからです。

職員玄関前に植えられている「トチノキ」は、校長室の卒業アルバムを繰ってみると、2003年に植樹されたことがわかりました。今から20年近く前です。当時からみると大きく生長しています。
さらに、「トチノキ」は、3年生の国語の教科書に掲載されている物語「モチモチの木」のモデルになった木です。

「モチモチの木ってのはな、豆太がつけた名前だ。
小屋のすぐ前に立っている、でっかいでっかい木だ。
秋になると、茶色いぴかぴか光った実を、いっぱいふり落としてくれる。」
(「モチモチの木」より)

物語の中で、そう書かれているトチノキの実が、今、実り、ポトンポトンと落ちてきています。果実は直径3~5センチの球形で、熟すと三つに裂け、栗のような種子が顔を出します。苦みが強くアクを抜かないと食用にならず、アク抜きには半月以上かかるようですが、アク抜きされた実は、トチ餅などに利用されます。

1枚目現在のトチノキ 2枚目2003年のトチノキ(写真の右端ソテツの右)
3枚目・4枚目 トチの実