2学期終業式

12月23日(金)、なかよしホールで2学期の終業式が行われました。校長先生からは、2学期を振り返って、「人は失敗から学ぶもの。いろいろなことに挑戦して、たくさん失敗できましたか?」「失敗して終わってはいけません。失敗から学び、次により良くできるように工夫できましたか?」「人には誰にでも得意なことや苦手なことがあります。失敗したときに笑ったりせず、励まし支え合い、互いに認め合えることができましたか?」という3つの質問をしました。多くの子どもたちが「できた」と手を挙げてくれました。素晴らしいですね!
続いて、「何に挑戦したら良いかぴんとこない」人は、10年後の自分の姿を思い描いて、目標を持ちましょうという話をしました。10年後の自分を実現するために、6年後はどうしていなくてはいけないのか。そのためには、3年後の自分はどういう姿でなくてはいけないのか。そうやって、未来の自分の目標や夢を実現するためのステップを考えることで、今の自分が頑張ることが見えてくるかもしれません。夢や目標に向けて努力することは、高い位置にあるものに手が届くように、小さな階段を積み上げていく作業に似ています。早い段階から積み重ねれば、一段一段は小さなゆるやかな階段ですみます。しかし、間際になってから積み上げようとすれば、段差の大きな険しい階段にならざるをえません。途中で目標が変わったとしても、それまで積み上げた努力が無駄になることはないはずです。今、小学校で学んでいることは、遊びも含めて、すべてが子どもたちのしっかりとした土台となっていくことばかりです。「楽をしたい、なまけたい」という弱い自分に負けずに、今をしっかりと頑張りましょう!
明日から17日間の冬休みです。病気やケガのないように注意して、有意義なものにしてください。 なお、12月27日(火)~ 1月5日(木)は「学校閉校日」となります。どうか、ご理解のほどよろしくお願い致します。皆さん、よいお年を!

 

ダンスアウトリーチ

12月15日(木)5限目、亀山市文化会館の活動の一環として、昼生小学校体育館に「Mr.PUPPE」(ミスタァ パペ)さんを招き、ダンスアウトリーチを行いました。亀山市文化会館のアウトリーチ活動は、小学校や中学校などに出向き、プロによる合唱指導・演奏会やワークショップなどを通じて、これからの文化活動に興味を持つ人材を育成しようという取組です。4~6年生の児童が参加し、パペさんのパントマイムやロボットダンス、マジックなどのパフォーマンスを楽しんだ後、みんなでダンスレッスンを行いました。短いダンスでしたが、普段しない動きや体で覚えるために繰り返し何度も踊ることで、子どもたちは軽く汗ばみながらも楽しそうに踊っていました。ダンスの楽しさを感じることができる良い経験になりました。パペさんを始め、このような体験の機会を与えていただいた関係の皆さまに感謝します。

昼生小学校人権集会

12月14日(水)5限目、体育館にて昼生小学校人権集会を行いました。まず最初に6年生が、12月6日に参加した亀山中学校区人権フォーラムの内容について、全校児童に還流報告を行いました。自分が持っている「思い込み」について気づくためのクイズを行ったり、フォーラムで学習した「人は違って当たり前」「言葉にする前に一度立ち止まって考えよう」「人権について考えるということは、自分も他者も大切にすること」といった内容を、下級生たちに伝えたりしました。続いて、「あいこじゃんけん」で体を動かした後に、日常生活で見られるような心ない言葉がけの場面を紙芝居で紹介し、「あなたならどうしますか?」という問いかけを行いました。各色班別に分かれて、6年生が司会進行を務めながら討議を行い、各色班からは、これからの自分たちの行動として「相手が傷つかない言葉をかけられるようにしていく」「協力したり、声をかけあったり、優しく注意するようにする」「人の気持ちを考えて行動していく」などの発表がなされました。人を傷つけたり差別や偏見につながったりするような思い込みをなくそうと努力することや、自分の発する言葉に気をつけるよう努力することや、「人権」が大切にされる学級や学校・社会にしていこうと努力することは、自分も含めた誰にとっても居心地の良い学級・学校・社会を実現することにつながっていきます。まずは、身近なところから取り組んでいきましょう。

令和5年度新入児童との交流会

12月9日(金)の2~3限目に、1・2年生と来年度昼生小学校に入学予定の園児との交流会が行われました。「秋冬ランド」と名付けられ体育館で行われた交流会では、1・2年生が考えて手作りした遊びを、コーナー形式で用意しました。「ビー玉ころがし」「どんぐりめいろ」「とことこ車」「ビュンビュンカー」「にじいろけんだま」「どんぐりごま」「さかなつり」「ゴムロケット」「たけとんぼ」の9つのコーナーを、園児たちは行き来しながら楽しんでいました。1・2年生の子どもたちも、大きな声で呼び込みをしたり、遊び方を丁寧に説明したりするなど、お兄さんお姉さんとしてしっかりした様子を見せてくれました。最後に、来年度の最高学年となる5年生の児童も参加して、皆で「だるまさんがころんだ」をして交流しました。入学まであと4か月、子どもたちも楽しみにして待っています。

5年 稲作体験学習お礼の会

12月7日(水)4限目、5年生が稲作体験学習でお世話になった方々を招いて「お礼の会」を開きました。田植えと稲刈り以外は初めてという子や、日頃からお家の手伝いでお米をつくっている子など様々ですが、「中干し」の大切さなど今年の米づくりの中で学んだことや改めて気づいたことなどを、スライドにまとめ発表しました。最後に、子どもたちからのお礼の手紙とプレゼントをお渡ししました。米づくりの講師としてお世話になった國分さまをはじめ、地域の皆さまやJA鈴鹿さまなど多くの方々のご理解とご協力で成り立っている学習です。これからも、どうかよろしくお願いいたします。

5年生 おはぎづくり体験

12月7日(水)2限目に、5年生が稲作体験学習で収穫したもち米を使って「おはぎづくり」を体験しました。生甘堂の伊藤さんを講師に招き、こしあんと粒あんの違いなどを説明いただいたり、あんでもち米を包むときのこつを実演を交えて教えていただきました。その後、実際に子どもたちもこしあんと粒あんのおはぎを1つずつつくることに挑戦しましたが、思うようにのびないあんに苦労していました。伊藤さんの職人技には及ばないものの、最後には見栄え良くおはぎを完成させることができました。この日の給食には、生甘堂さんに昼生米でつくっていただいたおはぎと赤飯が全校児童に配られ、皆で舌鼓をうちました。とてもおいしかったですね。

亀山中学校区人権フォーラム

12月6日(火)の午後、亀山中学校と校区の小学校6校それぞれの代表が集まって人権について学ぶ「亀山中学校区人権フォーラム」が、白川小学校体育館を会場に開催され、昼生小学校からも6年生の代表6名が参加しました。また、直接会場に行けなかった児童も、教室からZoomで参加しました。
まず、亀山市市民文化部文化課人権・ダイバーシティグループの渡邊 彰先生より、「誰もが持っている思い込み ~言葉にする前に~」というテーマで講演いただきました。自らの思い込みに気づくための「思い込みクイズ」から始まり、自らの体験等も交えながら「人は違って当たり前」「自分と他者の違いを認めることができていますか?」「その人が置かれている状況によって、ものの見え方は違う」「平等と公正とは」「人権について考えることは、自分と他者を大切にすることにつながる」などの話をしていただきました。その後、子どもたちは6つのグループに分かれて、テーマについて自分の体験や考えたことなどを交流し深め合いました。最後の感想発表では、昼生小学校の子どもたちが積極的に手を挙げて発表する姿が見られました。
今回の校区フォーラムで学んだことを小学校に戻って還流し、これから行われる「昼生小学校人権フォーラム」に生かしていきましょう。

3年生 社会見学

12月6日(火)の午前中、3年生が社会見学で亀山警察署と亀山市消防本部・亀山市消防署を訪れました。亀山警察署では、県や全国の警察のしくみや管轄、部署ごとの仕事の内容、警察官の装備などについて説明いただきました。また、子どもたちからは、「今までに体験した大きな事件は?」「どんな苦労がありますか?」「パトロールの回数は?」「110番から出動までにかかる時間は?」「どんな訓練をするの?」などの質問がでました。最後に、パトカーと白バイに試乗させていただき、子どもたちは大喜びでした。
続いて、亀山市消防本部・亀山市消防署に移動し、署内の見学やそれぞれの部署の説明をしていただきました。情報指令課では、たくさんのモニタを前に、通報に対応したり指示を出したりする様子に感心しきりでした。消防署では、消防士の装備についての説明や要請に応えてすぐに出動できるように準備を怠らない様子に感心していました。いろいろな種類の消防車を見せていただき、それぞれの消防車によって役割や装備が違うということを学習しました。
警察署でも消防本部・消防署でも、人々の安全な暮らしを守るために働いている方たちが、役割や担当などを分担しながら24時間365日活動している様子について学習し、その苦労や工夫・願いなどを知ることができました。見学にあたりご対応いただいた皆さま、ありがとうございました。

合同防災訓練を行いました

12月5日(月)の2・3限目に、昼生地区まちづくり協議会安全部と県防災課・亀山消防署の皆さまにお世話になり、昼生小学校とまちづくり協議会の合同防災訓練を行いました。子どもたちは、まず地震を想定した避難訓練でグランドへ避難した後、「地震体験」「煙体験」「消火体験」の3つのブースを順に体験しました。起震車による地震体験では、震度6強までのゆれを体験して、そのゆれの大きさと怖さを実感していました。「煙体験」では、煙の怖さを学ぶとともに、煙で前がまったく見えないときは壁に手をついて姿勢を低くして進んでいくことを学びました。「消火体験」では、消火器の使い方を「ピン・ポン・パン」と教えてもらい、子どもたちの記憶に残りました。火事や地震が起こった時に、今日教えていただいたことを生かしたいと思います。小学校の児童の体験に続き、昼生保育園や地域の方々も体験を行いました。貴重な体験の機会を与えていただいたことに感謝いたします。

児童会の取組紹介

この11月、児童会では「子ども同士の関係づくり」に特に力を入れて取り組んでいます。9月に行った、人からかけられて嬉しかった言葉を各学年の果物の用紙に書いていき、木に果物を実らせる「言葉の木」の取組の第2回取組週間をもうけたり、飼育栽培委員会が企画して全校児童で秋の生き物探しをする「生き物ふれあいタイム」を行ったり、児童会や各学年および体育委員会が考えた遊びを全校で業間に日替わりで行う「全校遊び」に取り組んだりしています。このような取組を通して、子どもたちどうしの関係が深まり、互いを認め合ったり理解し思いやることのできる昼生っ子に育っていくことを願っています。