体育館屋根改修工事開始

学校からだけでなく、保護者の皆様や地域の皆様からも改修の要望を上げていただいていた体育館屋根の改修工事が始まりました。

梅雨時の体育時間の確保が必要であり、本格的な工事は夏季休業に入ってからとなりますが、とりあえず屋根に工事関係者が頻繁に上がることから、調査用の足場が設置されました。これにより工事の施工や工程について調査が可能になります。

今後の予定ですが、まずは6月下旬から詳細な調査が始まります。

また、7月の終業式と同時に体育館全体の囲いが設置されます。夏季休業中は自動車の運動場乗り入れはできなくなりますのでお気を付けください。

7月下旬から、本格的に体育館の防水工事(塩ビシートの溶接)が始まります。天候にもよりますが、8月下旬には屋根の工事自体が完成する見込みです。

8月末までに体育館の囲いが外され、9月1日には運動場への自動車乗り入れが可能になります。

ただ、漏水で傷んだ体育館床の改修がこの時期に行われますので、体育館が使用可能になるのは9月に入ってしばらくたってからとなり、始業式は映像を使っての開催となります。

工事完成検査は9月末に予定されていますが、体育館が使用可能となるのはもう少し早くなる見込みです。施設開放や地域行事も影響が出ますが、予めご了解ください。

MIE HONDA HEATとの交流授業

本日は、1か月ほど前に国内ラグビーの最高峰リーグワンで、来季デビジョン1に昇格を決めた、MIE HONDA HEAT(ホンダ ヒート)との交流授業がありました。

対象は5年生で、ラグビーを通じてチームワークなどを学ぶ授業で、楽しく体を動かしながら仲間と協力する活動を行いました。

まず始めに、今日のスタッフの紹介がありました。ラグビー選手は体の鍛え方が違います。体が大きくムキムキですが、俊敏さもあり走るのも速そうで、正にスーパーマンです。

準備運動をかねて2人組のゲームでウオームアップを行います。

リレー形式の運動の後は力比べ。ヒートの選手が輪になっているところを、何とか引きはがすゲームです。

ちょっとやそっとでは引きはがせません。

力を合わせてもがっちりスクラムを組まれて歯が立ちません。

それでもあきらめないことが肝心です。やればできる!そのことを教えていただきました。

次は攻守逆転。さすがにスポーツ選手のパワーです。軽く引っ張っただけでばらばらに。

ラインアウトの体験では3mくらいの高さでボールをキャッチ。

最後にホンダヒートからの仲間の大切さといじめをなくすメッセージ。

本当の強さは優しさと力を合わせて協力することであることを学びました。

MIE HONDA HEATの皆さん、ありがとうございました。ぜひとも今度は競技場でお会いしたいものです。

がんばれMIE HONDA HEAT!!みんなで応援しています。

学校図書館の活性化

かつての学校図書館は、本はたくさんあるものの人が常時いるということはなく、朝や昼の休み時間には委員会の係が貸し出しを行うなど、活気がある時間帯はありましたが、基本的には暗くて寂しい感じがしたものです。

学校の教員の中には司書教諭の資格を持っている者も少なくありませんが、それぞれが担任を持っていたり、授業を受け持っていたりしているため、図書館に居ることはできません。

そこで、市内の学校では司書(数校で兼務)を配置したり、図書館ボランティアを募って図書館の整備を行ってきました。

写真は図書館ボランティアの皆様の活動の様子です。

図書館ボランティアさんは18名が活動中

現在の学校図書館は、司書やボランティアスタッフのおかげで季節に応じた掲示物も充実していて、大変明るい感じがします。

また、市立図書館が新たに開館し、図書館の本をテーマでユニット化したり、学校に貸し出す際の冊数増や貸出期間の延長など連携も強化されるようになりました。

加えて、教職員OBで読書指導や図書館指導において実績のある「学校図書館活用支援アドバイザー」が各学校を巡回して、児童生徒に対する読書指導等を行っています。

本日は「学校図書館活用支援アドバイザー」から、5年生児童を対象に「読書感想文の書き方」について指導をしていただきました。

読書感想文の書き方にはコツがあります

読書感想文は苦手意識を持っている児童が多く、夏休みの悩みの種になることも少なくありません。そもそも読書感想文はどういうことを書けばよいのか。必要なことを順番に書いていけば読書感想文ができあがるコツについて伝授していただきました。

これで、読書感想文もバッチリとなるでしょうか。ここからは読書の質と今後の頑張り次第であると思います。ぜひとも期待したいものです。

「地産地消」と「校産校消」

学校給食には地産地消の取り組みとして「かめやまっこきゅうしょく」が設定されています。「かめやまっこきゅうしょく」は市内や県内等地域の産品を積極的に活用することを目的としており、旬の野菜やこの地域の名産(例えばお茶など)が食材として使われます。

今月は13日(火)と15日(木)の2回が「かめやまっこきゅうしょく」の設定日でした。

この写真は6月15日(木)の「みそやきうどん」が中心の献立です。ニンジン、キャベツ、ニンニク、ネギが地元産で、とても人気がありました。「にぼしのかおりあげ」も香ばしくて栄養のバランスも抜群です。

今後も「かめやまっこきゅうしょく」は定期的に実施されますので、献立表に注目してみてください。

一方、亀山東小学校では「ひがしっこきゅうしょく」を年に数回実施したいと考えています。これは、各学年やなかよし学級で育てている野菜を給食に活用する取り組みで、「校産校消」の取り組みでもあります。

ねらった給食の献立の日に収穫を合わせるのは大変難しく、早く収穫を迎えてしまったり、当日に全く収穫できなかったり、地産地消よりもさらに難しい取り組みですが、その価値や学習効果は大変高いものがあります。

畑作りから植え付け、世話などたくさんの労力の後に収穫を迎えるので、食育の中でも王道といえるものです。

草取りなどの世話は欠かせません

このところの陽気で一気に大きくなってきたズッキーニ

小さいながら実も付きだしました

元気に育つオクラ。虫の混入リスクが少ない作物を選ぶことも校産校消の重要なポイントです。

1年生プール初め

先週の金曜日にプール開きがありましたが、本日は1年生の「プール初め」がありました。

待ちに待ったプール初めですが、その前にルールの確認を行います。

全員が真剣そのものです。

そして、いよいよプールに入ります。浅いプールなのですが全員がおっかなびっくり。

だんだん慣れてきてプールの中央へ

つめたい、気持ちいい!!

みんな笑顔のプール初めでした。

プール水泳と水遊びについて

子どもたちにとって、プール水泳や水遊びは大好きな活動であり、命を守る大切な活動でもあります。一方で「水に慣れる」「浮く」「泳ぐ」等は多くの生活経験が必要であり、学校の授業だけで十分な力がつくわけではありません。

これらの力は個々の能力もありますが、いかに多くの経験を積むかが重要になってきます。コロナ禍によって、家族でプールや海水浴に行く機会が減少していることも経験不足につながっているようです。これからの季節、生きる力を身に着ける意味でも、ご家族で水に親しむ経験を楽しく重ねていただきたいと思います。

プール開き

本日は天気が良いものの朝の気温が低めで、1・2時間目に予定されていた1年生のプール水泳は実施できませんでした。その後、順調に気温が上がり3・4限目の4年生の時には気温水温の基準を満たすことができました。

いよいよ、待望のプール開きです。

話を聞く間は緊張気味。プール開きでの約束事の確認は重要なので緊張して聞くことも大切です。

シャワーを浴びて、徐々に水に慣れる運動を行います。

そして、プールに沿って歩いたり泳いだり、自分のペースで水に慣れていきます。

「つめたいけど気持ちいい」

「全然だいじょうぶ」「ちょうどいい」

子どもは元気いっぱいです。

うれしくて楽しいプール開きになりました。

この週末はまずまずの天候のようです。来週、すべての学年でプール開きができるよう安定した天候が続くことを願っています。

学校では、安心安全にプール水泳を実施できるように下記の要領で指導を行います。

1 朝の「プールカード」と入水前の健康観察にて、担任は入水が適切か確認する。

2 入水前にはプールサイドで全体の人数確認と、バディ(2人組)の確認をして体操を行う。

3 必ず水慣れを行い、入水させる。

4 指導者(教員)は複数配置し、プール内、プールサイドに位置し全体把握を行う。

5 時間内に休憩をとり、指導者は児童の体調確認・水分補給・人数確認(バディの確認)をする。

6 最後にプールサイドで人数確認(バディの確認)し、整理体操をする。

保護者の皆様には、児童の体調管理を行う上で「プールカード」へ適切な記入(体温、参加印)をお願いします。確認印は、サインや電話連絡では入水が認められません。また、水泳帽忘れなど、準備物が整っていない場合も残念ですが入水ができません。

ご理解ご協力よろしくお願いします。

高校生との連携授業

今日は、6年生は高校生との連携授業で亀山高校を訪問しました。

亀山東小学校は亀山高校と隣接しており、異校種連携を行うには絶好の立地条件です。以前から様々な形で連携を進めてきました。

今日の学習は初回ということもあって、交流がメインの内容です。

まず始めは亀山高校の生徒による学校紹介や亀山大市の説明がありました。

そのあとはクラス、グループに分かれてグループ討議が行われました。

グループごとに自己紹介を行った後、亀山市の魅力や大市でどんなことをしていきたいかなどを話し合いました。

最後に各グループで話し合ったことの発表を行って今日の授業は終了。後日この続きも予定されています。

異なる校種の連携は、年齢が離れていても行うことができます。むしろ離れていた方が互いの立場や役割がはっきりしていてスムーズに行えるメリットもあります。

これからも中学校や高校、幼稚園、保育園との連携授業が予定されています。

児童引き渡し訓練

本日は児童引き渡し訓練が行われました。学校として児童引き渡しが行われるのは、規模の大きな地震や風水害、近隣地域の重大事件等を想定しています。

規模の大きな地震とは震度5強以上を目安としていますが、学校内や近隣地域の状況、通学路の状況によってはそれ以下の場合でも、児童引き渡しになる場合があります。

また、風水害とは始業後の暴風警報、暴風雪警報、特別警報の発令時、竜巻や落雷、降雹(こうひょう)の危険性があり、安全に下校させることができないと判断した場合も児童引き渡しになる場合があります。

原則メール配信によって児童引き渡しについての連絡をしますが、これらの状況では、通信障害が発生してメール配信や電話連絡ができないことも予想されます。大規模災害で通信障害が発生するような状況では児童をそのまま下校させることはせず、学校で安全確保することを優先します。その場合は、保護の判断で迎えに来ていただくことになりますので、よろしくお願いします。

なお、児童引き渡しの場合、自動車出口は原則として亀山高校側のみですが、入る自動車がほとんどなく、出る自動車がピークの時間帯には、誘導により体育館側から出ていただく場合があります(左折退出限定)。今日もピーク時に両側退出を試みましたが特に混乱はなく、亀山高校側の車列も一気に短くなりました。今後もこのような判断をすることがありますので、誘導に従っていただきますようお願いします。

皆様、ご協力いただきましてありがとうございました。

文化芸術のアウトリーチ事業

今日は、文化芸術のアウトリーチ(学校訪問)事業として、3年生以上が落語の鑑賞を行いました。

お越しいただいたのは亀山東小学校の卒業生であり、亀山東小学校学校運営協議会委員の林家菊丸さんです。林家菊丸さんは、この度第77回文化庁芸術祭賞大賞を受賞され、話芸としての芸術性を高く評価されています。

子どもたちにとって、自分たちの先輩がなぜ落語家を目指したのか、どんな修行を積んだのか、などにも触れていただき、笑いだけでなくキャリア教育の良い機会となりました。

今回は3年生以上が対象となりましたが、3年生や4年生はその面白さがわかるか不安な部分もありました。しかし、いざ始まってみると3年生や4年生も大笑い。さすがの話術でどの年齢にも伝わる面白さでした。なるほど、これは文化であり芸術であると実感しました。

短時間ではありましたが、林家菊丸さんからは「秋の亀山東小学校60周年記念の行事でまたお会いしましょう」という言葉を頂きました。その際は1年生から6年生までの「子どもの部」、保護者や地域の皆様の「大人の部」の2本立てで芸術鑑賞会を実現したいと思います。

本物の落語を生で見たことがある子は。の質問に挙げた子はたった1人でした。ほぼ全員が初めての落語鑑賞でした。

近々、亀山市文化会館で林家菊丸さんの落語会があります。

協賛事業により誰にでも鑑賞しやすい入場料設定になっています。

卒業生の活躍を祝い、本物の芸術に家族で触れるよい機会であると思います。

落語会チラシ

学校にすてきな色紙を頂きました。