命を守る 暮らしを守る

9月11日月曜日、高学年で(5年生・6年生それぞれで)外部講師をお招きして、キャリア教育や安全についての学習を行いました。

今日はそのうち5年生の様子をお伝えします。(6年生につきましては明日もキャリア教育の時間がありますので12日にお伝えします)

私たちの暮らしの中で、安全を守る仕事として子どもたちが真っ先に挙げるのが消防や警察の仕事です。今日は火災に対する備えや、火災の際に避難する場合、どのようにするとよいかということを中心に、消防に関する体験学習を行いました。

まずは、消火器の使い方です。

消火器の使い方そのものは特に難しいわけではありません。しかし、火災に遭遇してから使い方を理解するのは困難です。通常の時に、消火器の仕組みについて、「このようにすると正しく使える」ということを体験しておくことは大切なことです。

ピンを抜いて、ホースを伸ばし、先をきちんと持ってからレバーを握る。その手順を順番に行っていきました。いざというときにパニックにならないためにも、実際に体験することは必要です。

そして、煙に巻かれたときにどのように対処するかについても教わりました。

煙はまず上の方から充満する。上の方は高温になっていることも知っておく。姿勢は低く、煙を吸い込まないようハンカチなどで口と鼻を覆い、危険物に気を付けながら(視界が利かない時は手探りで危険を回避しながら)脱出を試みる。

いざというときに知っておく必要のある話でした。そして、一番大切なのは、そのような事態をまずは回避する。回避できなかった場合、今回の知識や経験を活かして命を守る。今回の学習は大変貴重な体験となりました。