6年 野登和紙づくり⑤

 漉きとった和紙をひと晩圧搾したあと、つぎは「乾燥」の作業です。実は、この工程が重要です。筆で卒業証書を書いてもらわないといけないので、いかに平らな状態に仕上げるかがポイントとなります。乾く瞬間に反りが起こるので、湿紙(漉き上がってまだ水分を含んだ状態の和紙)をステンレスの板に張り付け乾燥させていきます。元PTA役員さんのアイディアで、今年は、糊を少し吹きかける工夫を取り入れて仕上がりの向上を目指します。子どもたちは、真剣な表情で作業に取り組んでいました。