5・6年 体験から学ぶはじめての「能」

文化庁の学校巡回公演事業を受け、5・6年生が「能」を学びました。10月にプレ授業で教えていただいた「能」についての基礎知識をいかしながら、本日の講演に参加しました。
子どもたちは、体育館に入り、設営された本格的な舞台を見て驚いていました。笛や太鼓の音、謡、動きなどで創りあげられた空間は、まさに古典芸能の世界でした。代表児童が感想で「言葉は昔の言葉でわからないものもあったけど、動きで話が分かりました」と言っていましたが、まさにそのとおりでした。初めは内容がわからなかった子どもたちも、演者の動きを見ながら、内容を理解していったようです。クライマックスの時には、全員演者の迫力に引き込まれていました。
途中には、代表児童による、舞台参加、お作法、太鼓体験などもありました。また、能「土蜘蛛」では、子どもたちが一説を謡いながら参加しました。
古典芸能を堪能した一日でした。梅若研能会のみなさん、ありがとうございました。