ようこそ先輩!

先々週の金曜日、教育実習に来ていた前田さんからお話を聞きました。前田さんは亀山西小の卒業生です。大好きなラグビーができる中学校へ進むことを選択し、今は先生になることを目標に大学で学んでいます。
小学校卒業まであと半年。子どもたちにとって、小学校卒業は、大きな節目だと思います。節目、節目で、自分の進路を考え選択してきた前田さんのお話は、子どもたちが自分の夢や進路を考えたり、今の過ごし方を見つめ直したりする機会になったと思います。(学年通信より抜粋)
〇みんなの感想より

〇ラグビーを選んで親から離れるのはすごくつらかっただろうなと思いました。私も親からはなれるのはすごくさびしいです。だけど、前田先生はがんばってすごいなと思いました。昔の西小のことも知れてよかったです。テレビにでたと聞いて、びっくりしました。どんなのだったか見てみたいです。

〇自分だったら家族と離れたら寂しくなっちゃうけど、寂しさを乗り越えてがんばっていたのがすてきだなと思いました。また、仲間がいるのってすばらしいことなんだなと思いました。

〇中学校で親と離れて暮らしたということが、すごいと思った。それだけラグビーが好きだったんだなと思った。ぼくは、中学生で一人暮らしをすることはできないなと思った。

〇わたしが一番心に残ったことは、(先生が小学生のころは)同じ学年のことしか遊ばなかったということです。今の亀山西小は、先輩後輩関係なく、ため口でしゃべったり、遊んだりして、みんなが「友だち」って感じで遊んでいます。今の亀山西小のよさを教えてもらいました。

〇わたしは、「自分のやっていることはなるべく続けた方がいい」という最後の言葉が、心に残りました。わたしは、ピアノを小さい頃から習っているけど、少しきつくなってきて、続ける・やめる・少しの期間休む・という3つの中から選ばなければいけなくなりました。でも、前田先生の話を聞いて、やめる選択肢は消そうと思いました。

〇最後までやりきるって大事だなと思いました。自分がやめてしまったらチームのみんなに迷惑がかかるって考えて、最後までラグビーを続けたと聞きました。試合に出られなくてつらくても、チームのことを考えて最後まで練習をやりきった前田先生は優しい人だと思いました。

〇先生からのコメント
私は、前田さんのお話の中で、「勝つこと、試合に出ることだけが目標じゃない。試合に出られなくても最後までやりきろうと思った。」とい言葉がいちばん心に残っています。どんなにがんばっても思い通りにならないことってあるだろうけれど、みんなにも最後まで精一杯やりきる人になってほしいと思います。たとえうまくいかなくても、自分がやりきったと思えることなら、後悔はないのではないでしょうか。そして、前田さんにとってのラグビーのように、みんなにも、自分が夢中になれることを見つけて欲しいと思います。