防災の学習をしたよ!

4年生は総合的な学習の学年テーマ「防災について考えよう ~みんなの命 守り隊」に基づき、年間を通して、いろいろな学習をしています。今回は、三重県防災企画・地域支援課地域支援班の防災啓発専門員さんと三重県が保有する地震体験車「まなぶくん」に来てもらい体験を中心に防災について学びました。
地震をはじめとする災害による被害を最小化するためには、住宅の耐震化や堤防などのハード対策とともに、「自分の身は自分で守る」という一人ひとりの意識と行動が必要となります。子どもの頃から、地震のこわさとともに「備える」気持ちが大切であることは言うまでもありませんが、これを身に付けていくことは、継続的な体験や勉強も必要です。
地震車による震度7(東日本や阪神淡路の地震規模)の体験や液状化現象の疑似体験、防災かるた等々いろいろな企画で楽しみながら地震のこわさについて学ぶことができました。

「いつ発生してもおかしくない」と言われている東海地震、今世紀前半に発生が危惧される東南海・南海地震などの巨大地震の災害に対し、少しでも子どもたちの防災意識が高まってくれることを願います。

★以下 児童感想*****
1.地震体験
〇しん度5弱ですごくゆれたので家にすぐにひなんできるようにしたいです。しん度6弱でテープの位置がずれていたので地しんのいきおいは、すごいんだなと思いました。
〇6弱で足がうきそうになったから、7だったらころがりそうだな。ゆれるのはわかったけれど、本当に地震が起きで、一人だったらどうしていいかわからないかもしれない。
2.液状化現象
〇たまにひびがある道路があるけれど、液状化のせいかな?ゆれるだけで水が出てくるのが不思議だった。
〇自分の家は液状化現しょうが起きやすい土地か調べて、起きやすいならどうするか考えたいです。
3.防災かるた
〇いつも寝ているときにスリッパやくつをおいていないから、今日からスリッパやくつをおきたいです。ごはん(非常食)もおきたいです。
〇かるたをして家でたいさくをしたらいいことがわかりました。たとえば、ねるときには避難バックやくつ、スリッパを置いておけばいいんだなと思いました。
〇防災かるたを全部覚えられたら地震や水害が来てもちゃんと生きていけると思いました。たのしかったです。
4.ふりかえり
〇今日の体験で地震がどれだけ怖いかが分かりました。これからも、自分で自分の命を守るために地震などについて調べたり家族で話し合ったりしたいです。
〇あたり前の生活が、あたり前の生活じゃなくなると、おふろやご飯ができなくなる。「地震」ってこわいなと思いました。にげる場所を決めていないから家族で決めたいと思います。
〇まくらの横にスリッパなどをおいて、いつでもにげられるようにしたいです。家に帰ったらお家でどこに行くかを話したいです。
〇自分の身は自分で守りたいと思いました。もし、寝ているときに地震が来たら、まくら(枕)で自分の頭と首を守りたいです。