過去の水害から学ぶ 6年生総合的な学習

昭和49年7月25日 100年に1度と言わるるほどの大雨が降りました。川崎地区も川の増水や氾濫があり、浸水の被害をうけた地区がありました。通称「49災」と言われるこの水害は、先日行われたまちづくり協議会主催のふれあい文化祭でも、パネルでその被害を伝えられ、地域の皆さんの防災への意識を高めていただいていました。

川崎小学校でも、6年生が「49災」から学び、防災の知識を深め、川崎地区の1人として自分のできることを考える学習を行います。9月12日は、太田地区にお住まいの連合自治会長さん 一見敏さんからお話を聞かせていただきました。写真やその当時の地図を見せてもらいながら、体験したからこそ知りえる内容を子どもたちに話していただきました。この数年、豪雨で日本のあちこちで浸水の被害が起こっていてニュースで報じられています。子どもたちもそのことを見聞きし、災害の恐ろしさは分かっているとは思いますが、一見さんの体験談は、災害への備えの必要性や災害に強いまちづくりの大切さを考えるきっかけになったと思います。教えていただいたことをしっかり学びにつなげていきます。