雨の週末です

 写真は、4年生がつくった「言われてうれしいことば」の五十音表です。「ないす」「やさしいね」「さいこうの友だち」「ゆっくりでいいよ」などのことばが並んでいます。階段の踊り場に掲示してあります。よく見ると、ツッコミどころだらけではありますが、こういうあたたかいことばがたくさん飛び交う亀山東小学校でありたいと思います。

 さて、今日は4年生・5年生が、「みえスタディチェック」に取り組みました。どの子も、せいいっぱいがんばってくれたようです。全集中する子どもたちをじゃましたくなかったため、写真は撮っていません。結果分析等は追ってお知らせします。

 各学年、スタートをきって1か月が過ぎ、それぞれのカラーができていく感じです。進級し、(良い意味で)あの子、ずいぶん変わったね、という子もいます。自我が表出し、成長が感じられる子もいます。スポーツ・デイへ向けた練習も始まり、「みんなでつくりあげる喜び」を学ぶ時期です。日々、楽しい学びの積み重ねでいきたいです。

 雨の週末です。下校も、気をつけて歩いてほしいと思います。傘をさして歩くことも練習ですから、これも重要な学びのひとつです。

授業風景

 大型連休が終わりました。次の祝祭日は7月21日の「うみの日」だと思うと、けっこうさみしい気がします。

 さて、ここ何日かの授業風景のなかで、いくつかの場面をとりあげてご紹介します。

 まず、これは英語の授業ですが、校長が教室に入ってきたので、学級のみんなから英語で質問されました。「What season do you like?」と、好きな季節を聞かれたので、「I like summer.」と答えました。さらに、「Why?」と尋ねられたから、「Because I like shaved ice.」と、かき氷好きをアピールしてみました。

 この授業で楽しかったのは、みんなが声をそろえて「Why?」と尋ねたり、がんばって答えた人に「Good job!」と声を合わせたりしていたことです。

これは、音楽の授業です。音楽室から校歌が聞こえてきたので、急いで3階へ上がって、校長も一緒に歌いました。校歌を大きな声で歌える子どもたちであってほしいです。

 こちらは、家庭の授業です。調理実習で、みそやきうどんを作っていました。並行して洗い物をするのって、とても大切ですね。地元の食文化という点でも、みそやきうどんは大切なメニューですね。校長や教頭にも届けてもらいました。ごちそうさまでした。

 総じて、四季のある日本を、独特のメニューのある地元を、一緒に歌える校歌のある学校を愛せる子どもたちであってほしいと願います

読書感想文の書きかた

 今日は、学校図書館活用アドバイザーさんにお越しいただき、「読書感想文の書きかた」を教えていただきました。今回の対象は4年生でした。

 まずは、どのような本を読むか、本選びの大切さからお教えいただきました。何冊か、内容をご紹介いただいた本について、「その本、読んでみたい!」という声があがり、とても良いことだと感じました。

 また、感想文の構成、付せんを貼りながら読み進める方法、書き出しのくふう、最後に自分の思いの変化を書くとうまくまとめられること等も説明してくださいました。

 正直、読書感想文を書くために強制的に本を読まされるようで、いやだと思う子もいるでしょう。しかし、それをきっかけに、本を読む楽しさを知ってもらえたら、それは一生の宝物になるはずです。

 そうです。読書の喜びを知ることは、きっと人生において貴重なプレゼントになるのです。

 さて、今月末に公開される、「不可能と思える作戦に挑戦するスパイ」の映画があります。私は、もう前売り券を買っていて、楽しみにしています。その映画の主演俳優は、7歳のときに「文字を読んで理解することができない人」と診断されたことを公言しています。世の中にはいろいろな個性の人がいます。今は、文字を読み上げてくれるアプリ等も発達していますから、「読書」の方法もいろいろあると思うのです。

 どんな形にせよ、たくさんの物語にふれたり、さまざまなノンフィクション作品にふれたりして、視野や感性を広げてほしい、と子どもたちに願っています。

避難訓練

 お知らせが遅れてしまいましたが、4月24日(木)、地震を想定した避難訓練を実施しました。

 今回は、ふいうちの訓練ではなく、事前に連絡しておいての訓練としました。

 避難、点呼が終わった後も、静かに座っていられる6年生はさすがだと思いました。

 多くの子たちが真剣に取り組んでいましたが、笑いながら逃げている子や、集合してからお喋りがやめられない子が一部いて、命を守るための訓練をしているだけに、残念でした。

 4分55秒という点呼完了タイムがはやいのか、おそいのか、判断が難しいところです。

 南海トラフ地震が起こらないに越したことはないのですが、ずっと先かもしれないし、まさに今、起こるかもしれないと言われます。ご家庭でも、万一のときに備える話をしていただけると幸いです。

陰涼寺山から

 5月に入りました。初日はいまのところ暑くも寒くもなく、快適です。

 昨日、前・PTA会長さんが、環境ボランティアという形で、陰涼寺山の草刈りをしてくださいました。のぼったりおりたり、遊んだりしやすくなっただけでなく、眺めも最高の状態になりました。

 今日はさっそく、3年生が社会科の授業の一環で、学校のまわりの町の風景を調べる学習に活用していました。

 「図書館が見える!」「あれは100円ショップ?」など、自然に声があがる、楽しい学習でした。

 陰涼寺山は、亀山東小学校にとって、遊びや学びの場であり、とても大切な財産だと思います。

ようこそ1年生

 4月23日(水)5限目、「第1回 とちの木集会 ~ようこそ1年生集会~」が、おこなわれました。

 先に2~5年生が体育館に入り、1年生は6年生と手をつないで、『さんぽ』の歌声に包まれながら入場しました。

 全校の児童が揃ったところで、校歌斉唱です。

 ここで、「任命式」として、児童会役員・委員長・学級委員に任命状を渡しました。呼ばれたときの返事、なかなか良い声が出ていました。

 続いて、校長の話です。この日は、「児童会から先ほど、『(開式前に)4年生・5年生が静かに待っていてくれて嬉しい』というメッセージがありました。『〇年生、静かにして!』ではなく、あえて感謝のメッセージを伝えたのは、とても良いことで、さすがは児童会です」というところから、「いじめはいつもあってはならないことですが、特に4月と11月は『いじめ防止強化月間』です。児童のみなさんは、児童会のまねをして、感謝などのあたたかいことばを伝え合いましょう」「厳しく注意するのは、誰でもいやですが、必要なこともあります。それを言うのは、先生たちに任せてください。特に命に関わることなど、見過ごせないときには、先生たちは大声で強く指導することもあります。みなさんどうしは、ぜひ、あたたかいことばを伝え合ってください」という話をしました。

 次に、児童会会長からの話として、「1年生を仲よく迎え入れよう」という今日の会の趣旨が伝えられました。

 そのあとは、お楽しみのクイズの時間でした。児童会は、劇も交えながら出題し、楽しみながら亀山東小学校のきまり等を知る機会となりました。

 さらに、1年生からのあいさつ、児童会からのことばが伝えられ、再び歌と拍手で1年生を送り出し、閉会しました。

 1年生、なかなかおもしろい子がいっぱいいます。「校長の話」でも一部紹介しましたが、1年生の教室へ行ったとき、ねんどで作ったお菓子やお寿司、卵からかえって成長する生き物を見せてくれたり、「お休みの日に犬をさわらせてくれてありがとうございました」「校長先生、髪の毛切りましたか?気づいてたよ」「ショッピングモールでラーメン食べてましたか?」などなど、たくさんお話をしてくれたり……。でも、自分から話すのが苦手な子もいるので、そういう子には、ほかの子から話しかけていきましょうね、と呼びかけました。

 1年生を迎え、441人の児童と先生たちとで、より良い東小学校にしていきたいと思います。

【体育】からだを動かすこと

 写真は、本日4月21日(月)の、2年生の体育の授業です。リレーをしている場面ですね。

 校長は、長いあいだ中学校で勤務してきました。たとえば部活動の顧問をしていて、「この子、からだの使い方をまだわかってないな」と感じることが多々ありました。

 たとえば、「カンガルージャンプ」と呼ばれるような両足跳びをする際、腕を後ろに回してはずみをつけて、その腕を前へ力強く振りながら跳ぶのが理想なのですが、逆に腕を後ろへ振りながら跳ぶ子が、けっこういるのです。

 まだ小さい頃から、みんなでいろんな動きをするなかで、からだを動かすコツのようなものを自然に身につけられると、とっさのときのけがの予防にも繋がる気がします。

 なにもみんながスポーツ選手を目指すわけではなくても、体育、がんばってほしいと思います。

 ……私、体育がとても苦手でしたが。

【音楽】リコーダーと仲よくしよう

 写真は、昨日4月17日(木)の、3年生の音楽の授業です。

 姿勢を整え、先生の合図にあわせて、やさしい音で吹きます。

 タンギング、つまり舌の使い方がポイントです。

 音が揃っていて、先生から「じょうず!」の声があがりました。

 音楽って、文字どおり「音を楽しむ」ものなのでしょう。

 演奏する人も、聴く人も、どちらも楽しい気分になります。

 自分が子どもの頃は、リコーダーを吹きながら下校する児童の姿もありました。

 おとなになってから楽器教室や英会話教室へ行くと、とてもお金がかかりますが、学校で習えば授業料はかかりません。

 そう考えると、「もっともっと真剣に取り組めばよかったなぁ」と、ちょっと残念に思います。

全国学力・学習状況調査と図書館オリエンテーション

 本日4月17日(木)は、6年生を対象とした全国学力・学習状況調査の実施日です。国語、算数、理科の3教科についておこなっています。6年生の集中を削ぎたくないので、写真は撮っていません。この調査はテストではなく、あくまで調査ですので、さまざまな活用をさせていただきます。その中で重要なのが、「教職員が、児童の理解の状況を知り、自身の授業改善に活かす」ことです。

 写真は、2年生の図書館オリエンテーションの時間です。学年ごとに、学校図書館の利用についての説明を受けます。今年度は、木曜に学校図書館司書が来校します。「こんな本ないかな」などとたくさん相談してもらい、本好きの子が増えてほしいと願っています。

 昨日4月15日(火)、2年生の理科の授業で、「『動物』も『植物』も『生き物』なのは、どうしてだろう?」という問いに対して、「予想」を発表している子が何人もいて、「予想することって、とても大事なこと」と評価されていました。

 我々おとなも、何でも検索して調べられる時代ですが、調べる前の「予想」って、やっぱり大切だと思います。

 夕方、廊下の窓からきれいな虹が見えました。

 月曜に新型コロナウイルス感染症のことを書きましたが、幸い、感染が広がってはいません。