1学期終業式

 7月18日(金)、先ほど、1学期の終業式を終えました。

 保護者の皆さま、地域の皆さまには、亀山東小学校の活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。

 終業式に先立ち、まずは「よい歯の審査」「歯と口の健康に関する図画ポスターコンクール」「アウトメディアチャレンジ」の表彰をおこないました。

 終業式は、校歌、校長の話、夏休みの生活についての話の順に進行しました。

 校長からの話としては、昨夜、校舎の廊下に入り込んで出られなくなった鳥を外へ逃がしてやったら、外で仲間の鳥と鳴き合っている声がしたから、「だいじょうぶだった?」「こわかったね」「けがしてない?」「心配かけてごめん」「待っていてくれてありがとう」と会話していたのかな?……というところから、言葉によって励まされる強さ、一歩まちがえれば言葉によって傷つけてしまう怖さを伝え、「あったかい言葉で支え合おう」と呼びかけました。鳥を逃がした話のところで、児童たちは拍手してくれ、予期せぬことで驚きつつも嬉しくなりました。

 夏休みの生活については、「水の事故に気をつけよう」「交通ルールを守ろう」「スマートフォンやタブレット端末を正しく使おう」という話がありました。どれも、とても大切なことです。

 今朝も交差点で、点滅を始めた信号に気づいて、ひとりでも渡らずに止まれた子がいました。他の子たちが先に行っても、何もいわず、その子を待っていた子がいました。こういう言葉を介さないやさしさに触れ、朝から気もちがよかったです。亀山東小学校の子どもたち、自慢の子たちです。

雨でも、くふうをこらして

 7月17日(木)、朝から天候は不順で、ときおりザっと強く降ってくることがあります。

 保護者懇談会にお越しいただく保護者の皆さまも、お気をつけて来校してください。

 さて、そんな天気ではありますが、本日、学級によっては、1学期の最後に楽しむレクリエーションを企画して実行していました。体育館でドッジボール、というのもありましたが、教室で安全に配慮しつつ、椅子取りゲームやフルーツバスケットなどで楽しんだ学級もありました。

 校長は、4年生に誘ってもらったので、「ワードウルフ」のゲームに入りました。1ゲーム目は、私に配られた札が「お肉」だったのに、「いくらくらい?」と聞いたら「200~300円かな?」と言っていた子がいたので、「あやしいな」と思ったのですが、やっぱり4人に配られた札が「お肉」「お肉」「お肉」「魚」で、あやしんだ子がおおかみでした。

 2ゲーム目は、「アイス」「アイス」「アイス」「かき氷」で、私がおおかみでしたが。

 さて、先日来、学校周辺にサルが出没しています。今日の下校時も、亀山東幼稚園から下る階段のところに現れ、危険でしたので、教頭先生が児童を守る形で、途中まで一緒に下校しました。明日も、市の獣害対策室がパトロールを強化していただけるようですが、万一、サルに遭遇しても、「目を合わせない」「大声をださない」「走って逃げるなど、目立つ行動をとらず、静かにその場を離れる」「食べ物を与えたり、物を投げたり、ちょっかいを出したりしない」といった指導を、ご家庭でもお伝えいただけると幸いです。私が以前、公園でサルの群れと出会ったときにも、スマートフォンのカメラを向ける人に対しては、サルは威嚇して近づき、危険な状態でした。とにかく、干渉しないのがなによりかと思います。

百人一首、ガチです

 7月16日(水)2限目、2年3組vs6年1組の、競技かるた大会が実施されました。

 読み手は教頭先生ですが、ご自身、競技かるたの経験があるということで、ルールの説明、姿勢のアドバイスから、本気です。

 当初、私は「2年生がかわいそうなのでは」と考えていましたが、ほんとうに申し訳ない、2年生の実力、たいしたものでした。いざ、かるたが始まると、2年生も当然のようにちゃんと暗記していて、上の句を読み始めたところで、どんどん札が取られていきます。

 最終結果は、さすがの6年生が勝利したようですが、その差は決して大きいものではなく、次にやったら結果は変わってくるかもしれません。

 6年生も2年生も、さらに技術を磨き、暗記の精度を高めて、どんどん向上していってほしいと思います。

それぞれのパステル

 7月10日(木)、ふたば学級(日本語習得を中心とした学級)で、調理実習がおこなわれました。作ったのは、ブラジルのスナックである「パステル」でした。

 また、現在、なかよし学級でも、同様にパステルの調理実習が実施されています。今回のパステルの具材はチーズやベーコンですが、ふたば学級のものはトマトが入っていて、それぞれの持ち味が楽しめました。

 他国の食文化を味わうという意味では、大阪・関西万博に通じるものがある?もしかしたら、これはプチ万博なのでは?……などと妄想しながら校長は「食べる役」に徹しました。

 油をこわがる子がいたり、焦げてしまいそうになったりと、ちょっとしたハプニングはあったものの、とにかく、おいしく食べる子どもたちの笑顔が百点でした。

1学期給食終了

 7月15日(火)、1学期の給食の最終日でした。

 メニューは、「セルフ ツナドッグ」「肉団子とキャベツのトマト煮」「ぶどうジュース」です。

 「セルフ ツナドッグ」は、切り込みの入ったロールパンにツナサラダを自分で詰めるのですが、みんな、うまくできたかな?

 「ぶどうジュース」については、災害時のための備蓄品の賞味期限が近づくため、新しいものと入れ替える「ローリングストック」を兼ねたメニューです。ご家庭でも、非常時の持ち出し袋の食品など、「ローリングストック」をとり入れることがけっこう定着しているようですね。

 ところで、全然ちがう話ですが、本日、下校時にサルの目撃情報をいただきましたので、市の獣害対策室へ相談したところ、明日の朝の登校時と昼の下校時、パトロールをしていただけることになりました。ありがたいことです。

みそ焼きうどんから「三方よし」へ

 7月15日(火)、本校の学校運営協議会の会長でもある鈴木壽一さんを講師としてお招きし、6年生を対象としたキャリア教育に関するお話をしていただきました。

 お話は「B級グルメとは」に始まり、亀山みそ焼きうどんについて、販売の際の流れ、内容、心構えといった内容に及びました。

 最後に、近江商人の商売の極意である「三方よし」のお話で締めくくっていただきました。商売は、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の心が大切であり、己の利益だけでなく、地域や町のにぎわいに貢献してこそ本当の商売だといった内容です。

 今回のご講演は、常に「どう思う?」と児童に問う形で進めていただいたので、例えば販売に関するくふうとして、「作っているところも見られるように」「敬語で接客する」「日本語だけでなく、いろいろな言語で対応する」「商品を見やすく配置する」など、児童は考え、意見を伝えながら聞くことができました。

 昨年度は東海道に関する学習でお世話になりましたし、今回はみそ焼きうどんが切り口でしたが、マルチに活躍していただいている鈴木さんだけに、はかにはない授業になりました。ほんとうに、ありがとうございました。

ジュニア救命士講習

 7月14日(月)、亀山消防本部の方にご協力いただき、5年生を対象にジュニア救命士講習を実施しました。

 胸骨圧迫、AEDの使い方、救急車の適正利用といった流れで体験的に学習しました。

 胸骨圧迫については、簡易練習キット「あっぱくん」を用いて練習しましたが、5cm押すことにかなり力がいること、速いペースで押して戻すのを繰り返すのはかなりたいへんで、救助者がひとりではなかなか続けにくいことなどを知りました。

 AEDについては、救助者が感電しないように電気ショックのときに離れることを教わったとき、「どれくらいの電気が流れると思う?」と問われて、「ピカチュウくらい?」と答えていたのが、なかなかでした。

 救急車の適正利用については、DVDを視聴し、風邪をひいた人が、「交通費がただだから」という理由で救急車を呼ぶことについて考え、それによってどんなことが起こるか想像していました。また、昨年度は4台の救急車が2565回出動しており、1日あたり7回程度の出動になることを知り、その多さに驚いていました。

 講習が終わってからも、人形を相手に胸骨圧迫に挑戦する、積極的な5年生でした。

 最後まで参加することで、ジュニア救命士の認定証が授与されることとなりました、せっかくの認定証ですから、大切にしてほしいと思います。

民生委員さん

 7月8日(火)、民生委員・児童委員さんにお越しいただき、学習する場をもちました。対象は、6年生です。

 紙芝居やDVDで民生委員さんの活動などについてご紹介いただきました。

 けっして堅苦しいものではなく、クイズを交えての学習でしたので、子どもたちも興味をもって臨むことができました。

 「民生委員とプロ野球選手、どちらが先にうまれた?」「民生委員の活動は、なに県で始まった?」「民生委員は、給料をもらっている?」など、子どもたちはDVDで知った知識をもとに、しっかりと答えていました。

 最後には、各地区を担当する民生委員・児童委員さんのご紹介があったので、より身近に感じられたのではないでしょうか。

 なかには、「将来、民生委員をやってくれる?」と問われ、元気に「やる!」と返事をする子もいました。

 この授業を終えて、すぐになにかが変わるわけではないかもしれませんが、折にふれ、民生委員さんの「縁の下の力持ち」的な活躍を思い出してほしいと思います。

アウトリーチ(ピアノ)

 7月8日(火)、アウトリーチ活動の一環で、ピアノについて教えていただきました。

 今回の対象は、5年生です。

 まず、ピアノという楽器の構造について、各部の拡大映像と実験で学びました。

 「ハンマーと呼ばれる部品は、何でできているでしょう?」というクイズに対して、子どもたちは、「プラスティック?」「木?」「ゴム?」などと答えていましたが、正解は「羊の毛」でした。私も、かつて映画『羊と鋼の森』を観るまでは知らなかったのですが、きっと、驚きとともに楽器の奥の深さを感じたことでしょう。

 また、響板の実験では、小さな音しか出ないオルゴールを響板のところに置くと、教室じゅうに響く音になり、子どもたちは思わず声をあげていました。アンプなどの機械を使わなくても、2000人規模のホールで生演奏できるピアノの力は、このようなところにあったのですね。

 その後、連弾の演奏をもとに、曲想に関するクイズが出されました。それぞれの曲を聴いて、「笑っている?怒っている?」「水の音?風の音?」といった問いに対して、精いっぱいに手を挙げて答える児童の姿がありました。とても感心したのは、少数派の意見であってもしっかり手を挙げられたこと、そして理由を問われるとしっかり答えられたことです。子どもたちが意欲的に学習する姿、そのものでした。

 このような機会をいただけたこと、とてもありがたく思います。ありがとうございました。

献立と文化

 このところ、ずっと本ホームページが更新できておらず、申し訳ございませんでした。

 さて、写真の給食ですが、いつのメニューか、おわかりになりますか?

 そう、7月7日です。

 星形のかまぼこ、オクラも断面が星の形で、ビーフンは天の川のようです。

 日頃から、栄養面だけでなく、伝統・文化・行事まで考えて献立を考えてくださっていることに、ほんとうに頭が下がります。

 なにより、見て楽しくて、食べておいしい!

 そういう、「たなばた汁」のご紹介でした。