熱中症対策

亀山東小学校では熱中症対策として、暑さ指数に基づく基準で、外遊びや体育、プール等の判断を行っています。

暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、風速、日射量等を数式に当てはめて算出するもので、暑さの危険度の目安として用いられる数値です。

今日は朝から気温が上がり、11時の気温(アメダス 亀山市)が32℃を記録しました。プール等は実施できましたが、外遊びは禁止となりました。

このように、暑さ指数が「厳重警戒」となった場合は中庭に分かりやすいように黄色い旗を立てます。外遊びができないというサインです。

暑さ指数が31を超えて「危険」の基準となった場合は外遊びだけでなく、外での委員会活動や体育、プールも一律に中止になります。その場合は旗の色が赤になります。

35℃を超えた場合などは、よほど湿度が低く、風が吹いていない限り「危険」の基準を超えてしまうので、子どもたちには気の毒ですが、プールも含め、外に出て活動することはできません。

また、旗のところに機械がぶら下げてあるのは暑さ指数測定器です。

亀山市のアメダス(10分毎発表分)のデータと、測定器の結果の両方を見ながら可能な限り客観的に暑さに関する対応の判断を行っています。これは「かわいそうだから」という主観を取り除き、正確な数値に基づく判断を行うためで、アメダスと測定器の両方が基準に達した場合は熱中症対策を確実に行うこととしています。

※亀山市のアメダス観測所は校区内の椿世町内にあり、学校の気温や湿度と概ね同等と考えてよい距離にあります。

昼過ぎの測定では28.3=厳重警戒の数値となりました。残念ながら外遊びは禁止です。教室内でもこまめに水分を取るよう指示が出ました。

今年はまだ、「危険」の基準を超えることはありませんが、これからが暑さの本番です。おそらくそのような日も出現することと思います。

生活単元学習

なかよし学級では、同じ学年の子どもと一緒にそれぞれの教室で学ぶ活動をメインとして、個々の状況に応じた活動、なかよし学級の子どもが協力しながら生活する力を身につける生活単元学習なども計画的に行っています。

今日の生活単元学習では「じぶんだけのケーキをつくろう」というめあてで制作活動を行いました。

用意された材料を組み合わせて、色どりやおいしそうな感じを出すための工夫をしながら作品を作っていきます。

作品はペットボトルのキャップの上に作っていくため、細かい作業と根気が必要です。

そして、でき上った作品は写真のとおりです。

本当に美しくすばらしいできばえです。おいしそうですね。

ふりかえりも学習の中で大切なことです。

できることがどんどん多くなり、今日も発見がたくさんありました。一人ひとりの成長を目の当たりにするとうれしくなります。

ひがしっこ給食第1弾

今日の献立に「なつやさいのみそしる」がありました。

学校の畑で育てているズッキーニもいくつか大きくなっています。

ズッキーニを使って「ひがしっこ給食」の第1弾です。

最近、駐車場横の畑でなかよし学級と一緒に育てている野菜が急に大きくなり「立派ですね」という声を頂くことが多くなりました。

体によい野菜を、楽しく育てて、おいしくいただくことはとてもすばらしいことです。また、給食の食材費も高騰していますので、これからも機会があれば「ひがしっこ給食」を実施したいと思います。

学校のごみ拾い

きれいな環境を維持するため、学校の運動場や周辺のごみ拾いを週に2回ほど行っています。

今回のありがたくない収穫の様子です。レジ袋の3分の1ほどごみが集まりました。

以前あまり見かけなかったごみで、ここ数年多いのはマスクです。捨てたというよりは落としてしまったものなのかもしれません。

反対に、以前多くて最近少ないのはたばこの吸い殻です。かつてはごみの主役ともいえるもので、当たり前のように落ちていましたが、最近はたばこ離れが進み、加熱式たばこや電子たばこに取って代わられたので吸い殻のごみは大幅に減少しました。

しかし、今日は2本落ちていました。そもそも学校は敷地内禁煙であり、小学生の仕業ではないことは明らかですので、捨てた人は大変恥ずかしいことです。

その他はお菓子のごみ、アイスの棒、よくわからないビニールやひもなどでした。

ごみ拾いが業間の休み時間にかかってしまうと、必ず手伝ってくれる子が出てきます。毎回同じではなく、気が付いた子が手伝ってくれるという感じです。

一人で拾っていると辛いだけの作業ですが、話をしながらごみ拾いをしていると楽しくなるので不思議なものです。一人の場合もあれば、複数名のグループで手伝ってくれる場合もあります。男女比としては同じくらいの割合です。学年もまちまちです。

共通点はあいさつがよくできること。きっと他者とかかわることが得意なのでしょう。今まで手伝ってくれたみなさんありがとう!ごみを拾ってくれる子はごみを捨てないと思うのですけどね。

せっかくの休み時間なのに、ごみ拾いを手伝ってくれる心がきれいな子どもがたくさんいることを誇りに思います。

体育館屋根改修工事開始

学校からだけでなく、保護者の皆様や地域の皆様からも改修の要望を上げていただいていた体育館屋根の改修工事が始まりました。

梅雨時の体育時間の確保が必要であり、本格的な工事は夏季休業に入ってからとなりますが、とりあえず屋根に工事関係者が頻繁に上がることから、調査用の足場が設置されました。これにより工事の施工や工程について調査が可能になります。

今後の予定ですが、まずは6月下旬から詳細な調査が始まります。

また、7月の終業式と同時に体育館全体の囲いが設置されます。夏季休業中は自動車の運動場乗り入れはできなくなりますのでお気を付けください。

7月下旬から、本格的に体育館の防水工事(塩ビシートの溶接)が始まります。天候にもよりますが、8月下旬には屋根の工事自体が完成する見込みです。

8月末までに体育館の囲いが外され、9月1日には運動場への自動車乗り入れが可能になります。

ただ、漏水で傷んだ体育館床の改修がこの時期に行われますので、体育館が使用可能になるのは9月に入ってしばらくたってからとなり、始業式は映像を使っての開催となります。

工事完成検査は9月末に予定されていますが、体育館が使用可能となるのはもう少し早くなる見込みです。施設開放や地域行事も影響が出ますが、予めご了解ください。

MIE HONDA HEATとの交流授業

本日は、1か月ほど前に国内ラグビーの最高峰リーグワンで、来季デビジョン1に昇格を決めた、MIE HONDA HEAT(ホンダ ヒート)との交流授業がありました。

対象は5年生で、ラグビーを通じてチームワークなどを学ぶ授業で、楽しく体を動かしながら仲間と協力する活動を行いました。

まず始めに、今日のスタッフの紹介がありました。ラグビー選手は体の鍛え方が違います。体が大きくムキムキですが、俊敏さもあり走るのも速そうで、正にスーパーマンです。

準備運動をかねて2人組のゲームでウオームアップを行います。

リレー形式の運動の後は力比べ。ヒートの選手が輪になっているところを、何とか引きはがすゲームです。

ちょっとやそっとでは引きはがせません。

力を合わせてもがっちりスクラムを組まれて歯が立ちません。

それでもあきらめないことが肝心です。やればできる!そのことを教えていただきました。

次は攻守逆転。さすがにスポーツ選手のパワーです。軽く引っ張っただけでばらばらに。

ラインアウトの体験では3mくらいの高さでボールをキャッチ。

最後にホンダヒートからの仲間の大切さといじめをなくすメッセージ。

本当の強さは優しさと力を合わせて協力することであることを学びました。

MIE HONDA HEATの皆さん、ありがとうございました。ぜひとも今度は競技場でお会いしたいものです。

がんばれMIE HONDA HEAT!!みんなで応援しています。

学校図書館の活性化

かつての学校図書館は、本はたくさんあるものの人が常時いるということはなく、朝や昼の休み時間には委員会の係が貸し出しを行うなど、活気がある時間帯はありましたが、基本的には暗くて寂しい感じがしたものです。

学校の教員の中には司書教諭の資格を持っている者も少なくありませんが、それぞれが担任を持っていたり、授業を受け持っていたりしているため、図書館に居ることはできません。

そこで、市内の学校では司書(数校で兼務)を配置したり、図書館ボランティアを募って図書館の整備を行ってきました。

写真は図書館ボランティアの皆様の活動の様子です。

図書館ボランティアさんは18名が活動中

現在の学校図書館は、司書やボランティアスタッフのおかげで季節に応じた掲示物も充実していて、大変明るい感じがします。

また、市立図書館が新たに開館し、図書館の本をテーマでユニット化したり、学校に貸し出す際の冊数増や貸出期間の延長など連携も強化されるようになりました。

加えて、教職員OBで読書指導や図書館指導において実績のある「学校図書館活用支援アドバイザー」が各学校を巡回して、児童生徒に対する読書指導等を行っています。

本日は「学校図書館活用支援アドバイザー」から、5年生児童を対象に「読書感想文の書き方」について指導をしていただきました。

読書感想文の書き方にはコツがあります

読書感想文は苦手意識を持っている児童が多く、夏休みの悩みの種になることも少なくありません。そもそも読書感想文はどういうことを書けばよいのか。必要なことを順番に書いていけば読書感想文ができあがるコツについて伝授していただきました。

これで、読書感想文もバッチリとなるでしょうか。ここからは読書の質と今後の頑張り次第であると思います。ぜひとも期待したいものです。

「地産地消」と「校産校消」

学校給食には地産地消の取り組みとして「かめやまっこきゅうしょく」が設定されています。「かめやまっこきゅうしょく」は市内や県内等地域の産品を積極的に活用することを目的としており、旬の野菜やこの地域の名産(例えばお茶など)が食材として使われます。

今月は13日(火)と15日(木)の2回が「かめやまっこきゅうしょく」の設定日でした。

この写真は6月15日(木)の「みそやきうどん」が中心の献立です。ニンジン、キャベツ、ニンニク、ネギが地元産で、とても人気がありました。「にぼしのかおりあげ」も香ばしくて栄養のバランスも抜群です。

今後も「かめやまっこきゅうしょく」は定期的に実施されますので、献立表に注目してみてください。

一方、亀山東小学校では「ひがしっこきゅうしょく」を年に数回実施したいと考えています。これは、各学年やなかよし学級で育てている野菜を給食に活用する取り組みで、「校産校消」の取り組みでもあります。

ねらった給食の献立の日に収穫を合わせるのは大変難しく、早く収穫を迎えてしまったり、当日に全く収穫できなかったり、地産地消よりもさらに難しい取り組みですが、その価値や学習効果は大変高いものがあります。

畑作りから植え付け、世話などたくさんの労力の後に収穫を迎えるので、食育の中でも王道といえるものです。

草取りなどの世話は欠かせません

このところの陽気で一気に大きくなってきたズッキーニ

小さいながら実も付きだしました

元気に育つオクラ。虫の混入リスクが少ない作物を選ぶことも校産校消の重要なポイントです。