よみきかせ

 報告が遅くなってしまい、たいへん失礼なことをしてしまいましたが、先週6月5日(水)、1・2年生を対象に、ボランティアさんによる絵本の読み聞かせをしていただきました。

 本当は全クラスの写真を撮ったのですが、個人情報に抵触する撮り方をしてしまいましたので、3学級ぶんだけ、読み聞かせ風景をアップさせていただきます。

 この日の絵本は、食べ物を題材にした作品が多かったので、恥ずかしながら、私は朝からおなかがすいてしまいました。

 今までも読み聞かせの効果はたくさんの場面で感じてきましたが、この日は、あらためて読み聞かせというもののもつパワーを感じた朝となりました。

 なにしろ、児童たちの心がぐいぐいひきつけられていくのが、少し教室をのぞいただけで、よくわかるのです。ボランティアの方々の技量、作品のもつ魅力、子どもたちのためにたくさんの本のなかから選んでいただいたセンス、そういったもののおかげだったのでしょう。

 話は脱線しますが、私は本が好きです。本を集中して読みたくて(かといって全くの無音の環境もなんだか違うと思ったので)、わざわざ電車に乗ったこともあります。昨日も、好きな作家のシリーズものの本を久しぶりに読むことで、幸せをかみしめました。

 書店も、好きです。インターネットで本を買うこともありますが、書店に行き、自分が読んだことのない作家の本を手にしたり、ジャケ買い(というのはCD等だから、正確には表紙買いでしょう)をしたり、という楽しみも味わいます。神社やお寺でいただく「御朱印」の書店ヴァージョンである「御書印」も集めています。

 別に、そんな趣味を子どもたちにおしつけるつもりはありません。ただ、本の魅力を知ると、世界が広がると思うのです。想像力を養うにも最適だと思います。

 世の中、そんなにおもしろい本ばかりではないし、誰かにとって最高の本が、別の人にはハマらないことも普通です。

 でも、子どもたちの無限の可能性をさらに広げてくれるものとして、良い本と出あわせてあげたいなぁ、というのが私の願いです。

 そういう意味でも、ボランティアの皆様には、いくら感謝してもたりないくらいの思いです。「今日は、この本で子どもたちをわくわくさせてあげたい」という良い意味の「たくらみ」をもって、子どもと本とをつないでくださるのですから。

3年生の施設見学

 6月6日(木)、3年生が「マックスバリュ亀山店」様に施設見学に行きました。

 3年生は事前に質問を考えるなど、準備をしたうえで当日に臨みました。

 ふだんは入れないバック部分に入れていただいたり、大きな冷蔵庫を見せていただいたり、おすすめ商品の陳列について学んだりと、子どもたちは大興奮だったようです。

 一人ひとりが書いた感謝のメッセージを、「マックスバリュ亀山店」様にお届けするので、どこかに飾ってもらえるかもしれませんね。

亀山高等学校との交流授業

 6月6日(木)、本校4年生が亀山高等学校へ行き、システムメディア科3年生との交流授業をおこないました。

 「高校生が贈る、夢の羅針盤」という形で、亀山高等学校の各科の説明などを高校生から直接していただき、さらに将来の夢や進路などについて話してもらいました。

 小学生からは、「高校には、どんな教室がありますか?」「文化祭はありますか?」「高校生になって良かったことや、たいへんなことは何ですか?」などの質問が出て、楽しい雰囲気の交流となりました。

 中学生と高校生が交流することはあっても、小学校と高校生が直接話し合い、交流するという機会はとても貴重で、小学生にとっても、高校生にとっても、たいへん有意義だと思います。

 4年生のみなさんも大喜びで、「はやく高校生になりたい!」などと言っていた子もいたそうです。

 小学校と高等学校とが隣り合っているからこそ、できることかもしれませんが、こういった交流は、今後も大切にしていきたいです。

 この交流のようすは、6月7日(金)の伊勢新聞の朝刊で写真とともに紹介されました。喜ばしいことですが、4年生児童の名まえが間違えて掲載されてしまったのは、たいへん残念です。

 また、Z―TVでの放送もあるそうで、放送予定時間は下のとおりです。

  【月曜】18:00~、20:00~、22:00~、23:00~

  【火曜】6:15~

  【水曜】8:00~、10:00~、12:30~、16:00~

令和7年度用中学校教科用図書見本の展示について

 令和7年度から、「中学校の」教科用図書が新しくなります。

 展示会のご案内文書につきまして、日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語のそれぞれを添付させていただきます。よろしければ、お運びください。

アウトリーチとわくわくひがしっこ

 6月5日(水)、今年度最初のアウトリーチ活動(文化芸術)として、3人の方にお越しいただき、4年生がソプラノ&ピアノコンサートを鑑賞させていただきました。

 4年生の音楽科「鑑賞」には、「歌の響きを感じとろう」という単元がありますが、オペラ歌唱などの「本物」に接する機会はとても貴重で、なかなか贅沢な時間となりました。

 ただ単に鑑賞するだけでなく、ミュージカル仕立ての一幕に参加させていただく場面もありました。ラチェットを使って音を出すことで、ねじまき人形に扮した方が元気になっていくという演技だったようで、児童たちも大満足のようすでした。

 コンサートの時間、校長は別室で「亀山東小学校放課後子ども教室『わくわくひがしっこ』 第1回推進委員会」に出席させていただきました。

 今年度の教室数は18あり、学習アドバイザー、安全管理員、コーディネーター合わせて50人以上の方に支えていただいているということで、今の子どもたちが少しうらやましくなりました。こんなに幅広く充実した内容の教室から選んで参加できるのですから!

 会議後、実際に活動しているところを回らせていただきましたが、児童の目の輝きで、まさに「わくわく」しながら楽しんで活動しているのがよくわかりました。今年は「亀山文化年2024」ということで、さまざまな企画があると伺っています。将来、「ひがしっこ」のなかから、文化芸術等で才能を発揮してくれる人が現れるかもしれませんね。もちろん、才能を開花させ、有名になるのがすべてではありません。生涯にわたって続けていける趣味や、ふとしたときに気分転換できる何かが見つかれば、それはとても幸せなことだと思います。

 「楽しもう川柳」の教室におじゃました際、「今日は『夏』がテーマです。校長先生も、ぜひ」と言われ、戸惑いました。正直、俳句や短歌ではなく、季語も切れ字もない川柳を、かえって難しいものに感じました。子どもにもわかるものにしたいし、がんばっている子たちを前に降参もできず……苦し紛れにひねりだした一句が、「かきごおり花火に見とれ水ばかり」でした。お粗末!

 その後、なんと「楽しもう川柳」教室の児童が、私の川柳を短冊に書いて届けてくれました。ありがとう!校長室に飾ってあるからね!

 「推進委員会」冒頭、校長あいさつのなかで、性懲りもなく犬の話をしてしまいました。お恥ずかしい限りです。その後、「うちは豆柴で」「うちには犬がいません」「うちにはいます」と繋げていっていただいたあたたかさに感謝です。また、夜の散歩中には、学習アドバイザーを務めていただいている方ともお互い犬連れでお会いでき、楽しいお話をお聞かせいただきました。亀山東小学校の大きな「強み」のひとつは、地域の方々にあたたかく繋がっていただけていることだと日々、感じています。

プールそうじ

 6月4日(火)は好天に恵まれ……恵まれすぎて暑い日となりました。6年生によるプールそうじには絶好の日で、はりきってプールとプール周りをきれいにしてくれました。

 大・小それぞれのプールについて、壁チームと床チームとが編成され、泥や水をすくったり流したり、汚れをこすり落としたりと、まさに大活躍でした。先生たちから見る限り、想定以上の成果をあげてくれたようです。

 また、プールサイド、更衣室、トイレ、シャワー周辺の担当となった児童も、それぞれの場所で力を発揮してくれました。さらに、縁の下の力持ち的役割だったのが、道具洗いと整理の担当児童です。各担当の活躍を支えてくれました。道具の準備なくして、そうじはできませんからね。

 このように、見てきたかのように書きましたが、実は校長は、3年生の「はじめての金づち」が心配で、そちらに付きっきりで、6年生の活躍をリアルタイムでは見られませんでした。6年生のみなさん、ごめんなさい。とても感謝しています。3年生の釘うちはやはり児童によってまちまちで、おっかなびっくり金づちを振るう子もいれば、妙に大胆に打つ子、先生から「終わり」の指示が出てもやめない子がいて、「付き添っていてよかった」と思いました。

 報告が遅れましたが、6月3日(月)から、廣森多美子介助員が着任しました。介助員が1人欠員状態であった本校にとっては、とてもありがたいことです。今までに介助員経験はないとのことですが、見守るおとなが増えることは、子どもの安全に直結しますので、大切なことだと捉えています。

「ネットトラブル防止教室」と自慢の小学生

 6月3日(月)の午後、4年生から6年生を対象に「ネットトラブル防止教室」をおこないました。

 KDDI株式会社の方、亀山警察署・生活安全課の方、防犯協会の方にお越しいただき、まさに今、各地で起こっているトラブルの実例を挙げながら、自分の身を守るためにすべきことを教えていただきました。

 ゲームのなかでのやりとりが「決闘」になる話や、ネット依存による健康被害が命の危険を引き起こしかねない話、ネットで知り合った人に会いにいったら怖い思いをした話など、どれも誰にでも起こるかもしれないお話ばかりでした。

 対面のやりとりでは普通の会話なのに、スマートフォンの画面に表示されると誤解されかねない文面の例も、印象的なお話でした。「かわいいよね」という意味で使ったはずの「かわいくない?」が、「全然、かわいくないよ」という否定の意味にとられたり、自転車か車で送ってもらうか、交通手段を尋ねたつもりの「なんで来るの?」が、「どうしてお前なんかが来るんだ」と拒絶の意味にとられたりするということですが、なるほど、あり得ますよね。

 また、「将来への大きな影響」というのも、重要なキーワードだったと思います。軽い気もちで書き込んだ悪口やいたずら動画のせいで、進学や就職に影響がでるというのは、事実です。下着姿や裸の自撮り写真を送ってしまったことで、とんでもないことになるというのも、けっこう聞かれる話です。

 最初、校長のあいさつのなかで、自身が体験した「以前、フィッシング詐欺にひっかかって、自分の知らないところで勝手に買い物をされていた話」と「荷物の配達にきたら留守だったという宅配便を装ったメールに騙されかけたけど、ギリギリに気づいた話」をしたときは、「えー!」という声があがりました。そして校長から、「ネットの世界では、小学生でも被害者にも加害者にもなってしまうことがあるから、今日の話は真剣に聴きましょう」と呼びかけました。結果、多少ざわざわすることがあったものの、多くの人が最後まできちんと聴けたので、お越しいただいた方々から、お褒めの言葉をいただきました。

 今回は3学年の合同授業でした。早くに集合、整列した学級が、静かにきちんと待てていたので、校長から、「あなたたちは、自慢の小学生です」と話しました。実は、2日の日曜、愛犬と散歩しながら、「第25回 花しょうぶまつり」に行ったのですが、会場で、学校運営協議会の会長とお会いできたほか、何人かの亀山東小学校の児童、保護者から声をかけていただきました。亀山公園で、おそらくもう帰るところだったのに、わざわざ戻ってあいさつしてくれた子がいました。出店のお手伝いをしながら、とてもていねいに話をしにきてくれた子がいました。テニスコートの付近で、スポーツ・デイのことでねぎらっていただけた保護者の方がみえました。私は散歩中、愛犬に夢中で気づくのが遅れてしまうのですが、こうして声をかけてくださる子たち、保護者の皆さんと接するとき、亀山東小学校が自慢できる学校だ、と実感するのです。しかし、私は欲張りなので、「もっともっと自慢できる学校にしたい」と願っています。

 ちなみに、「花しょうぶまつり」で買った亀山みそ焼きうどんが、絶品でした。ほんとうにおいしかったです。

 明日、6月5日(水)は、亀山市内の小中学校の一斉定時退校日となっています。職員が定時で学校を離れますので、よろしくお願いします。

PTA奉仕作業

 6月1日(土)、第1回PTA奉仕作業を実施していただきました。かなり蒸し暑い日となってしまいましたが、こまめに水分補給しながら最後までご協力いただき、各所が見違えるほどの状態となりました。

 最初のPTA会長あいさつで、「まずは子どもたちがプール水泳できるように、プール周りを」とおっしゃっていただきました。結果、プール周辺の草抜き、よしず張り、パネル張りに限らず、運動場周辺や地階周辺の側溝、門周辺の垣根の草抜き、ゴーヤ畑のネット張り、陰涼寺山の草抜き、枝運び、フェンスの蔓の除去……と、まだまだ書ききれない環境整備をしていただきました。

 これで、子どもたちの活動がとてもしやすくなりましたし、安全性が高まったことは間違いありません。

 ご参加いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。

 また、準備から最後、次年度への申し送り事項の洗い出しまでご尽力いただきましたPTA環境安全部の皆様、ありがとうございました。トラックをお貸しいただき、環境センターまでごみの搬出をしていただいた方々、さまざまな道具をお貸しいただいた方々に対しましても、言葉では言い尽くせない感謝の思いでいっぱいです。

スポーツ・デイを終えて

 昨日、スポーツ・デイを実施させていただきましたが、各ご家庭で、どのような話題があがったでしょうか。今回は、5月30日(木)から始まる「第1回 Kameyama Sports Week(カメヤマ スポーツ ウィーク)」としても意義のあるものとなりました。

 昨日の夕刻、亀山高校さんに出張させていただきましたが、その帰路、車の窓からお声がけいただいた保護者の方がみえました。また、今朝、交差点で登校を見守った後にも、お子さんを送ってきていただいた保護者の方から、「良いものを見せていただきました」というお言葉をかけてもらいました。

 1年生のえびかにダンスのかわいらしさ、2年生が段ボール箱を運ぶひたむきさに、目を奪われました。

 3年生がキラキラのポンポンを振る愛らしさ、4年生がソーランを踊る力強さに、心を奪われました。

 5年生が旗を振る際の「バサッ」という音まで揃えようとしていた真摯さ、6年生のパフォーマンスに込められた思い、そして指先まで意識していることがわかる表現力に、圧倒されました。

 「おとなになっても忘れられへんわ」と素直な心を言葉にしていた子、児童会の子たちの、おさえようとしてもおさえきれない涙とふるえる声に、心を動かされ、子どもたちから、とても素晴らしいものをもらった思いでした。

 ご観覧いただいた地域の方からは、「ちょっと前に入学した1年生で、ここまでできるか」などと驚きの声があがりました。各学年の子どもたちの努力はもちろん、手前味噌で恐縮なのですが、授業時間を確保しながらも、子どもたちを励まし、伸ばし、まとめようとしてきた職員の努力も報われる思いでした。

 保護者席からの応援や拍手、ありがとうございました。子どもたちの「やる気パワー」が格段に向上したと思います。

 また、ライン引きから道具類の準備や片付け、駐車場の案内、整理、さらに写真撮影など、PTA各部の皆様には、たいへんお世話になりました。この場をお借りし、お礼を申し上げます。

スポーツ・デイありがとうございました

 本日、無事にスポーツ・デイを実施することができました。

 最後の(3回目の)閉会式で話しましたとおり、とても心ゆさぶられる良いものを見せてもらいました。子どもたちに、心から「ありがとう」と言いたいです。

 もちろん、子どもたちを支えて、日々の体操服の洗濯からさまざまな準備までご協力いただいた保護者の皆様、素直な子どもたちに育つよう、見守っていただいた地域の皆様のおかげはとても大きいです。重ね重ね、感謝申し上げます。

 本来でしたら、このホームページに今日中に子どもたちのがんばる姿をアップしてご覧いただきたいところではありますが、急ぎ対応の必要なことが多々あり、明日、落ち着いてからアップさせていただきます。どうぞ、ご容赦ください。

 取り急ぎ、感謝の思いだけ、お伝えさせてください。ほんとうに、ありがとうございました。