読書のすすめ(その1)

今日は朝から激しい雨。雨が多い6月は読書の季節でもあります。

朝の図書館の風景です。雨の日は晴れた日に比べて利用者が多く、貸し出し手続きの列が図書館を1周しています。

文部科学省がまとめた過去の学力状況調査結果では子どもの学力には様々な要因が影響を及ぼしていますが、その中でも読書習慣に注目をしています。他にも読書習慣と学力の間には相関関係があるということは、様々な研究からわかってきています。では、本校児童ではどうでしょうか。亀山東小学校6年生学力調査 家庭学習の読書時間1時間以上の児童は国語は平均に比べ+7% 算数は平均に比べ+8%の結果となっています。読書時間が30分以上1時間未満の児童は両教科とも平均+3%、読書時間10分以上30分未満の児童は両教科ともほぼ平均、10分より少ない児童は平均より国語-4% 算数―5%、全くしない児童は国語―8% 算数―9%となっています。クロス集計の結果、学力と読書に費やす時間においては非常に密接な関係がありました。

国語よりも算数の差(最大17%)が大きくなっているのにも意味がありそうです。算数の質問で何を聞かれているかを理解する力は読解力です。問題を正しく捉えていれば正解に近づきます。そして、思考力が磨かれることによって、問題解決能力がつきます。それ以外にも落ち着いて机に向かうことができるか、集中して課題に向き合い続けることができるかということ も大きいと思います。

学年ごとの読書の冊数はただ今集計中ですので、読書のすすめ(その2)でお伝えします。