残暑というには暑すぎて

 2学期2日目の今日も、たいへん暑い日になっています。

 写真のように、中庭の暑さ指数(WBGT)計の数値も早い段階で上がり、20分休みの時点でもう、赤色の旗を立ててあります。

 この旗が立つと、子どもたちは外遊びができず、涼しい教室内で過ごすことになります。

 今朝、交差点で登校のようすを見守っていると、日傘をさしている子が昨日よりもずっと増えたのを実感しました。始業式や学校だよりで呼びかけさせていただいたことで、考えてくださったご家庭もあるのだろうと嬉しくなりました。

 学校だよりは細かい文字がたくさんで読みづらいだろうと思いますが、お知りおきいただきたい情報もありますので、お読みいただけると幸いです。

2学期の始業式

 9月1日(月)、2学期の始業式をおこないました。

 校歌斉唱、校長の話、生活の話、着任職員の紹介、という内容でした。 

 校長の話としては、「きょう、もしかしたら『学校に行きたくないな』と思った人もいたかもしれないけど、よく登校してくれました。ありがとう」というところから、3つの話をしました。以下のような内容です。

 最初は、今日が「防災の日」ということ。今まで、「防災」といえば、地震や大雨のことを中心に考えていましたが、今年は、「暑さ」も災害のうちのように思います。今朝、交差点で皆さんの登校のようすを見守りましたが、帽子をかぶっていない子がたくさんいて、心配になりました。これからも当分の間、朝、帰り、ともに暑くなると思うので、帽子、日傘(隣や前後を歩く子もいるので、持ち方には気をつけましょう)、冷感タオル等(濡らして振ると冷たくなるものなど)を、うまく活用しましょう。

 ふたつめは、コミュニケーションの話です。「大阪・関西万博へ行ったひと」「海へ行ったひと」「バーベキューをしたひと」「回るお寿司を食べたひと」「お墓参りに行ったひと」「映画館へ行ったひと」「スイカ割りをしたひと」「流しそうめんをしたひと」など、夏休みにした体験を、ぜひ語り合いましょう。遠くへ行ったから偉いとか、自慢とか、そういう話ではなく、誰のどんな体験も貴重なので、相手を尊重してしっかり聞き、話しましょう。

 最後は、ここには詳しく書きませんが、防犯の話です。みんなを守るため、気をつけたいことについて話しました。

 生活指導担当からも、3つの話がありました。

 あいさつの話は、地域の方を含め、「大きな声で」「自分から」あいさつができると素敵だという話でした。

 次に、「いじめのない学校にする」という話がありました。いじめは絶対に許されないことであり、相手の体や心を傷つける行動のないようにしなければならないこと、困ったことがあればおとなに相談してほしいことといった話でした。とても大切なことです。

 3つめは、「学校をぴかぴかに」という話でした。なかでも、特にトイレの美化に努めてほしいという話でした。

 新しく着任された先生の紹介については、授業は3・4年生を担当してもらいますが、全校のみなさんと一緒に活動するのでよろしくお願いしますということでした。

 今日の始業式は。予定の時刻より前に全校の児童が揃い、きちんとした姿勢で待つことができたため、早く始めることができました。すばらしい2学期のスタートとなったと思います。

阿野田地区盆おどり大会

 8月14日(木)、阿野田地区の盆おどり大会に今年もお招きいただきました。

 幸い、好天に恵まれ、少しずつ暮れてゆく空の下に、踊りのぼんぼりの灯りが輝いていきました。

 『亀山音頭』『亀山小唄』『炭坑節』などの古くからある曲に加え、『ダンシング・ヒーロー』『マツケンサンバ』『あーぱつ、あぱつ』などの新しい曲も加わり、亀山東小の子どもたちも精いっぱい踊り、そして、それ以上に(ジュースなどを)飲み、(綿あめやイカ焼きなどを)食べて楽しんでいました。

 今、盆おどりも半ばですから、去年のように校長がコーラを大量購入することになったかどうかは、また機会があれば報告します。

1学期終業式

 7月18日(金)、先ほど、1学期の終業式を終えました。

 保護者の皆さま、地域の皆さまには、亀山東小学校の活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。

 終業式に先立ち、まずは「よい歯の審査」「歯と口の健康に関する図画ポスターコンクール」「アウトメディアチャレンジ」の表彰をおこないました。

 終業式は、校歌、校長の話、夏休みの生活についての話の順に進行しました。

 校長からの話としては、昨夜、校舎の廊下に入り込んで出られなくなった鳥を外へ逃がしてやったら、外で仲間の鳥と鳴き合っている声がしたから、「だいじょうぶだった?」「こわかったね」「けがしてない?」「心配かけてごめん」「待っていてくれてありがとう」と会話していたのかな?……というところから、言葉によって励まされる強さ、一歩まちがえれば言葉によって傷つけてしまう怖さを伝え、「あったかい言葉で支え合おう」と呼びかけました。鳥を逃がした話のところで、児童たちは拍手してくれ、予期せぬことで驚きつつも嬉しくなりました。

 夏休みの生活については、「水の事故に気をつけよう」「交通ルールを守ろう」「スマートフォンやタブレット端末を正しく使おう」という話がありました。どれも、とても大切なことです。

 今朝も交差点で、点滅を始めた信号に気づいて、ひとりでも渡らずに止まれた子がいました。他の子たちが先に行っても、何もいわず、その子を待っていた子がいました。こういう言葉を介さないやさしさに触れ、朝から気もちがよかったです。亀山東小学校の子どもたち、自慢の子たちです。

雨でも、くふうをこらして

 7月17日(木)、朝から天候は不順で、ときおりザっと強く降ってくることがあります。

 保護者懇談会にお越しいただく保護者の皆さまも、お気をつけて来校してください。

 さて、そんな天気ではありますが、本日、学級によっては、1学期の最後に楽しむレクリエーションを企画して実行していました。体育館でドッジボール、というのもありましたが、教室で安全に配慮しつつ、椅子取りゲームやフルーツバスケットなどで楽しんだ学級もありました。

 校長は、4年生に誘ってもらったので、「ワードウルフ」のゲームに入りました。1ゲーム目は、私に配られた札が「お肉」だったのに、「いくらくらい?」と聞いたら「200~300円かな?」と言っていた子がいたので、「あやしいな」と思ったのですが、やっぱり4人に配られた札が「お肉」「お肉」「お肉」「魚」で、あやしんだ子がおおかみでした。

 2ゲーム目は、「アイス」「アイス」「アイス」「かき氷」で、私がおおかみでしたが。

 さて、先日来、学校周辺にサルが出没しています。今日の下校時も、亀山東幼稚園から下る階段のところに現れ、危険でしたので、教頭先生が児童を守る形で、途中まで一緒に下校しました。明日も、市の獣害対策室がパトロールを強化していただけるようですが、万一、サルに遭遇しても、「目を合わせない」「大声をださない」「走って逃げるなど、目立つ行動をとらず、静かにその場を離れる」「食べ物を与えたり、物を投げたり、ちょっかいを出したりしない」といった指導を、ご家庭でもお伝えいただけると幸いです。私が以前、公園でサルの群れと出会ったときにも、スマートフォンのカメラを向ける人に対しては、サルは威嚇して近づき、危険な状態でした。とにかく、干渉しないのがなによりかと思います。

百人一首、ガチです

 7月16日(水)2限目、2年3組vs6年1組の、競技かるた大会が実施されました。

 読み手は教頭先生ですが、ご自身、競技かるたの経験があるということで、ルールの説明、姿勢のアドバイスから、本気です。

 当初、私は「2年生がかわいそうなのでは」と考えていましたが、ほんとうに申し訳ない、2年生の実力、たいしたものでした。いざ、かるたが始まると、2年生も当然のようにちゃんと暗記していて、上の句を読み始めたところで、どんどん札が取られていきます。

 最終結果は、さすがの6年生が勝利したようですが、その差は決して大きいものではなく、次にやったら結果は変わってくるかもしれません。

 6年生も2年生も、さらに技術を磨き、暗記の精度を高めて、どんどん向上していってほしいと思います。

それぞれのパステル

 7月10日(木)、ふたば学級(日本語習得を中心とした学級)で、調理実習がおこなわれました。作ったのは、ブラジルのスナックである「パステル」でした。

 また、現在、なかよし学級でも、同様にパステルの調理実習が実施されています。今回のパステルの具材はチーズやベーコンですが、ふたば学級のものはトマトが入っていて、それぞれの持ち味が楽しめました。

 他国の食文化を味わうという意味では、大阪・関西万博に通じるものがある?もしかしたら、これはプチ万博なのでは?……などと妄想しながら校長は「食べる役」に徹しました。

 油をこわがる子がいたり、焦げてしまいそうになったりと、ちょっとしたハプニングはあったものの、とにかく、おいしく食べる子どもたちの笑顔が百点でした。

1学期給食終了

 7月15日(火)、1学期の給食の最終日でした。

 メニューは、「セルフ ツナドッグ」「肉団子とキャベツのトマト煮」「ぶどうジュース」です。

 「セルフ ツナドッグ」は、切り込みの入ったロールパンにツナサラダを自分で詰めるのですが、みんな、うまくできたかな?

 「ぶどうジュース」については、災害時のための備蓄品の賞味期限が近づくため、新しいものと入れ替える「ローリングストック」を兼ねたメニューです。ご家庭でも、非常時の持ち出し袋の食品など、「ローリングストック」をとり入れることがけっこう定着しているようですね。

 ところで、全然ちがう話ですが、本日、下校時にサルの目撃情報をいただきましたので、市の獣害対策室へ相談したところ、明日の朝の登校時と昼の下校時、パトロールをしていただけることになりました。ありがたいことです。

みそ焼きうどんから「三方よし」へ

 7月15日(火)、本校の学校運営協議会の会長でもある鈴木壽一さんを講師としてお招きし、6年生を対象としたキャリア教育に関するお話をしていただきました。

 お話は「B級グルメとは」に始まり、亀山みそ焼きうどんについて、販売の際の流れ、内容、心構えといった内容に及びました。

 最後に、近江商人の商売の極意である「三方よし」のお話で締めくくっていただきました。商売は、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の心が大切であり、己の利益だけでなく、地域や町のにぎわいに貢献してこそ本当の商売だといった内容です。

 今回のご講演は、常に「どう思う?」と児童に問う形で進めていただいたので、例えば販売に関するくふうとして、「作っているところも見られるように」「敬語で接客する」「日本語だけでなく、いろいろな言語で対応する」「商品を見やすく配置する」など、児童は考え、意見を伝えながら聞くことができました。

 昨年度は東海道に関する学習でお世話になりましたし、今回はみそ焼きうどんが切り口でしたが、マルチに活躍していただいている鈴木さんだけに、はかにはない授業になりました。ほんとうに、ありがとうございました。