怒りのコントロール

 現在、6年生を対象に、保健の学習の一環で、養護教諭による「怒りのコントロール」の授業がおこなわれています。

 ときには必要な怒りの感情ですが、強すぎる怒りや、長く続く怒り、傷つけるような怒りは問題です。その対処法(アンガーコントロール)について学びました。

 呼吸法を用いたり、肩を上下させるストレッチをしたり、6秒間なにも考えない時間をつくったり、怒りの対象をポジティブな見方でとらえ直してみたりと、「心の救急箱」を用意しておくと楽になれるのではないでしょうか。

 現代は「ストレス社会」などとよく言われます。こどももおとなも、疲れたり腹が立ったりすることが多いので、こういう学習はこれからますます必要になってくるのかもしれません。

 校長の「心の救急箱」は、しっぽがあってふさふさしています。

とちのき集会

 この文章は、教育懇談会の「やさしい日本語」を考えて書きました(まだまだ、全部はできていません)。敬語などが使えないので、いやな気もちになった人がいたら、ごめんなさい。

 11月20日(水)、とちの木集会(全校集会)をしました。

 集会の前に、賞状をもらった児童を紹介しました。「地域安全ポスター」「読書感想文」「小中図工美術展」の3つのコンクールです。がんばってくれた結果、賞状を受け取った人、おめでとう!がんばったけど、賞状をもらえなかった人は、また、今度がんばろうね。

 校長の話は、安全についての話をしました。ろうかを走ることだけでなく、あぶないことをしている人を見たら、「あぶないよ!」と声をかけてほしいという話です。先生がいないときでも、「あぶないよ!」のことばで友だち守ることができます。……その話のあと、全校のみんなで「あぶないよ!」の声かけ練習をしました。

 次に、「グッジョブカード」の表彰をしました。賞をもらった学級、おめでとう。みんなでがんばった結果ですね。

 3年生の発表は、学習したことをもとにしたクイズでした。「消防車は出動命令から何分で出動する?」「救急救命士の服の色は?」など、楽しくてためになるクイズでした。

 4年生の発表は、学習内容の発表でした。おとしよりの方とのふれあいや、高校生からもらったアドバイスのこと、認知症サポーターキッズのことなどを発表してくれました。高校生からの「ゆっくり話す」「笑顔で話す」というアドバイスを、おとしよりとのふれあいで意識したことは、これからも役に立ちますね。

 最後に、児童会の皆さんから、「安全な学校生活」について、劇を演じるように実際にやってみて、わかりやすく伝えてもらいました。打ち合わせをしたわけではないですが、校長からの「安全についての話」を、ていねいに説明してもらったみたいで、とてもうれしくなりました。

自分たちにできること

 報告が遅れてしまいましたが、11月21日(木)、3年生が陰涼寺山の落ち葉などを集め、きれいにしてくれました。

 これは、亀山東小学校の歴史について学び、たくさんの卒業生からお話を伺い、そのうえで「自分たちにできることは何か」を考え、行動に移してもらった活動です。

 昔から、東の子たちを見守り続けてきてくれた陰涼寺山。今年度から、ふたたび山で遊べるようにもしていただいたので、自主的活動の場として陰涼寺山を選んでくれたのですね。

 3年生のみなさん、ありがとう。陰涼寺山が、これからも亀山東小学校の子どもたちにとって、楽しい場所でありますように。

4年生 社会見学③

 4年生の社会見学、3番目の目的地は、「味の素 四日市工事」さんです。

 3つのグループに分かれて、工事見学やかつお節削り体験、香り体験などをしました。クイズを交えて、魚のカツオから、粉末のだし調味料ができるまでの学習もしました。

4年生 社会見学②

 4年生、社会見学の2番目の目的地は、「四日市ポートビル」です。

 まず、霞港公園でごはんタイムです。校長も、「いっしょに食べよう!」と誘ってもらえたので、うれしかったです。

 ごはんの後は、公園でゴミ拾いをしました。

 四日市ポートビルでは、14階の「展望展示室うみてらす」で、港についての学習をしました。

 望遠鏡に夢中な子、ジオラマで今まで学習した道路のこと等を確かめる子など、それぞれが楽しんで学習していました。

4年生 社会見学①

 4年生の社会見学、今日は四日市方面の見学です。

 最初の目的地は「ばんこの里会館」で、萬古焼の絵付け体験をしています。

 個性的な作品がいっぱいで、焼き上がりが楽しみです。

芸術の秋

 本ホームページは、児童の活動につきまして、なるべくフレッシュな情報をお届けしたいと考えておりますが、さまざまな対応でタイミングが遅れてしまうことも多いです。申し訳ございません。

 さて、長かった印象の夏にくらべて、短い秋の印象がありますが、その秋もずいぶん深まってまいりました。食欲の秋、スポーツの秋、そして芸術の秋です。

 先週11月7日(木)には、亀山市小中音楽会に5年生が参加してきました。教育長からのご挨拶にもありましたが、第74回の開催だそうで、歴史の重みを感じます。

 本校5年生はトップバッターで、演奏前に「緊張してないよ」などと言う子からも、緊張している空気を感じました。

 しかし、いざ演奏が始まると、さすがは「やるときはやる」5年生!圧巻の演奏でした。終了後に、たくさんの方から、「良い演奏だった」「聴き入った」などと、ありがたいことばをいただきました。

 そのときの写真をご紹介できないのは残念ですが、ご容赦ください。

 その翌日、8日(金)には、4年生が「亀山トリエンナーレ」の見学に行きました。実行委員の方からの解説を聴かせていただきながらの鑑賞は、とても贅沢な体験だと思います。

 「現代アートは難しい」とおっしゃる方もみえますが、難しく考えず、「これ、なんとなく好き」「ちょっと不思議な感じがする」などと感じることで、心の栄養となるのではないでしょうか。時間の制約もあり、ちょっとあわただしい鑑賞になったかもしれませんが、身近にアートに触れられる亀山の子どもたちは、実に幸せだと思います。

 土日に、ご家族と再訪した子もけっこういたと伺っております。お連れいただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。校長が亀山公園の「ファミリー・フェスタ」でお会いしたご家族も、もしかしたら「亀山トリエンナーレ」の鑑賞とセットで訪れていらっしゃったのかもしれませんね。

 写真は、鑑賞に出発する前の写真です。

百科事典は楽しいものです

 今日は11月11日(月)、お菓子業界などは別の呼び方をしているようですが、「電池の日」です。11・11を漢字で書くと十一・十一となり、電池のプラスとマイナスに見えるから、というのがその理由だそうです。

 さて、今日も学校図書館活用アドバイザーさんにお越しいただき、授業をしていただきました。今回は、「百科事典の使い方を知ろう」ということで、3年生を対象として楽しい学びの場を提供していただきました。

 百科事典って、実はとてもおもしろいと私は思います。何かを調べるときに、絵や図、写真などとともに意味がわかるだけでなく、調べたページから関連項目を調べることもできて、知識の幅が大きく広がります。

 クイズが載っている百科事典もあるので、調べる対象がないときにも、読み物として楽しめます。

 最近では、ネットでなんでも調べる風潮があります。ネットは確かに手軽で便利だし、新しいことばの掲載もはやいです。

 でも、反面、ネットの情報の信ぴょう性は、あやしい部分もあります。なかには、フェイク・ニュースのように、あえてウソの情報を流されることもあります。

 百科事典は重みがあり、扱いがたいへんな側面がありますが、やはり情報の確実性はネットより格段に上です。特に、真偽をを判断する力がまだ育っていない子どもたちには、百科事典に慣れ親しんでほしいのです。

 今回の授業をきっかけに、百科事典を手にとる児童が増えるとたいへん嬉しいです。

あきまつり

 11月8日(金)、1年生が亀山東幼稚園、亀山愛児園、第二愛護園の年長さんを招待して、「あきまつり」を実施しました。保育園・幼稚園・認定こども園と小学校の交流の場は、とても大切な機会です。

 まず、1年生から歓迎のことばとともに、ダンスが披露されました。園児たちは、目を輝かせて、1年生の息の合った動きを真剣に見てくれていました。

 その後、1年生のみんなの手作りのゲームで楽しんでもらいました。もぐらたたきや輪投げ、ボウリング、くじ引き、射的など、それぞれのブースで子どもたちどうしの交流がありました。

消防について

 記事の投稿が前後してしまいましたが、10月31日(木)、3年生を対象に、本物の消防車の前で、消防についてのお話を聞かせていただく授業をおこないました。

 消防署員と消防団員の違いや、それぞれが使う消防車の違いなど、さまざまなことを教えていただきました。ふだんは別の職業に就いておられ、火事などの災害の際に駆けつけていただく消防団員さん。消防団員さんの乗る消防車は水を積んでいないので、ポンプで水を汲んで放水する……といったことは、おとなでも知っているようで知られていない内容ではないでしょうか。

 2組担任の先生が代表して放水体験をした際には、応援の声が自然に上がりました。水の勢いが強いので、反動も大きいだろうから、しっかり踏ん張っていないと、飛ばされてしまうのでは……と、校長は心配しましたが、杞憂に終わりました。

 消防車のホースにも3種類あることについて、「違いは何だと思う?」など、クイズのように聞かれた児童はしっかり観察し、考えて答えていました。そういう思考の場というのは、あるべき学習の場の最たるものだと思います。自分の目で見て、それを元に考えて……このような活動を、今後も大切にしていきます。