異文化交流の大切さ

 16日(木)の午後には、三重県環境生活部ダイバーシティ社会推進課から、2人の国際交流員さんをお招きし、5年生を対象にした国際理解・人権に関わる学習の場をもちました。

 ゲスト・ティーチャーは、PTA教育懇談会のときにお越しいただき、「やさしい日本語」について教えていただいた3人の方から、お二方(ニカンダー・ケインさん、セキ・シヘイさん)で、『世界へ飛び込もう! ~異文化交流の大切さ~』と題して、子どもたちにとってとてもわかりやすくお話していただきました。

 お二方が、それぞれオーストラリア、中国から日本へ来たときに驚いたことや困ったことをきっかけに、異国の文化を理解し、尊重することの大切さや、異国で不安な気もちを抱いている人にどう寄り添うか、などの貴重なお話を実体験とともに聴かせていただけたので、児童の心にも響いたと思います。

 日本のごみ分別に驚いたり、日本語は学習したけれど方言までは知らなくて富山弁に困ったり、旅行先で「中国人はやっぱりマナーが悪くてうるさいなぁ」と言われて傷ついたり、といったお話が印象的でした。

 また、最初のクイズで、三重県は30人に1人の割合で外国系の方がいるという、人口比では全国第4位というデータも、子どもたちにとっては衝撃的だったようです。

 講演後、外国につながる児童たちが自主的に残って、講師のお二方と積極的にコミュニケーションをとっている姿を見て、やはり共感する部分が大きいんだなぁ。と感じました。

未来予想図

 今日は、亀山高校のシステムメディア科の皆さんにお越しいただき、4年生の交流学習をもちました。

 めあてを「自分の将来について、高校生とともに考えよう」とし、小学生の「未来予想図」の発表に対して、高校生からアドバイスをもらう形で進めていきました。

 有名な話で、元メジャーリーガーのイチロー選手が小学校6年生ときに、「目標達成のために何をすべきか」をとても具体的な作文に書いていたという話があります。

 今回、4年生は、「〇〇大学へ行って」「〇歳で外国に行って」など、自身の将来についてしっかり考えたことがわかる発表が目立ちました。高校生からは、それぞれの児童の夢を夢で終わらせないための助言や提案がなされ、「未来予想図」がより具体的に練り上げられていった感があります。

 写真のように、文字通り「顔を突き合わせて」話をしていただいた高校生の皆さん、ほんとうにありがとうございました。お見送りで、いつまでも手を振る4年生に気づき、手を振り返してくださったことにも感謝しています。

【本日の欠席状況】

 出席停止は、インフルエンザ4人、新型コロナウイルス感染症1人です。感染者が、どこか特定の学年に集中しているということはありません。

 風邪症状・体調不良による欠席は、全校で7人です。うち、発熱症状のある児童が2人、含まれています。

接客について

 現在、6年生の亀山大市への出店に向けた活動が進められています。

 そのなかで、「接客について」の心構えや対応のしかたについて、児童のなかから不安に思う言葉が聞かれたため、ゲスト・ティーチャーとして製菓・販売の『生甘堂』さんにお越しいただき、児童に対してお話をいただきました。

 校長は、他の業務のため、お話の前半しか伺えませんでしたが、以下のようなことが強く心に残りました。

・接客した経験はなくとも、接客された経験はあるはず。難しく考えず、自分の経験を逆にすれば良い。

・接客に正解はない。詳しい製品の説明をしてほしいお客さんもいれば、自由に選びたいから、そっとしておいてほしいお客さんもいる。まずは、お客さんにやさしくすることが大事。

・仕事を大きく2つにわけると、「ものを作る仕事」と「ものを考える仕事」がある。

・選択肢が多いと、人は迷ってしまう。一歩ふみだすことで、やる気になる。

 こういった内容は、大市への出店だけでなく、日々のさまざまな場面で考えるべき内容だと思います。たいへん貴重なお話を伺えたこと、感謝しております。

 ところで、本日は亀山市内の小中学校の職員に対する一斉定時退校日となっております。夕方以降、職員は不在となりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

【本日の欠席状況】

 出席停止扱いは、インフルエンザ2人、新型コロナウイルス感染症1人です。

風邪症状・体調不良による欠席は、全校で7人です。うち、発熱症状のある児童が2人、含まれています。

ぞうきん

 6年生の授業で、ぞうきんを縫っていました。

 たとえば、タオルとして使ったあと、それをぞうきんとして再利用する……、昔ながらの、日本のエコな使い方ですね。

 手縫いとミシンの両方で作るようですが、まず、「みつ折りってどうやるの?」から、困っていた子もけっこういました。

 さて、11日(土)には、「亀山市市制20周年記念式典」、12日(日)には、「亀山市“二十歳の式典”」と、校長は2日間、文化会館に行ってきました。早いもので、亀山市と関町が合併し、新しい亀山市が誕生してから、20年が経ちました。亀山市もハタチなのですね。

 その亀山市が今、たいせつにしていることのひとつが、「ひとりぼっちをつくらない」です。さまざまな世代、それぞれの事情があるなかで、だれかをひとりにせず、きちんと繋がろうとすることって、ほんとうに必要なことですね。もちろん、学校も同じように、「ひとりぼっちをつくらない」姿勢を貫きます。

【本日の欠席状況】

 出席停止扱いは、インフルエンザ2人です。

 風邪症状・体調不良による欠席は、全校で11人です。頭痛や鼻水、発熱、吐き気を含みます。

雪が降りました

 本日10日(金)、9時台に、けっこうな降雪がみられました。

写真のように、運動場もあっという間に真っ白になりましたが、子どもたちからは歓声のような声があがっていました。

 さて、今日の給食のメニューも、おせち料理の献立で、牛乳、麦ごはんのほか、松風焼き、黒豆の煮物、雑煮でした。松風焼きって、表面はゴマなどで飾るけれど、裏は何もないところから、「裏のない、正直な生き方を」という願いが込められているようですね。私も、裏のない生き方ができているかと言われると、ちょっと……。

【本日の欠席状況】

 出席停止扱いの対象は、インフルエンザ3、マイコプラズマ感染症1の計4人です。

 風邪症状、頭痛や腹痛、体調不良等は、全校で14人ほどとなります。発熱、のどの痛みなどの症状が、気になるところです。

給食開始

 本日9日(木)、3学期の給食が開始されました。

 メニューは、ご飯、牛乳のほか、すき焼き風煮、卵焼き、大根のレモン風味でした。お正月気分が味わえました。

 さて、昨年度は、この時期から本ホームページを用いて、欠席状況の情報提供をおこなっていたようです、あまり他校ではされていないことですし、個人情報保護等の観点から、なかなか公開しにくいことも、正直あります。ただ、これを参考に医療機関を受診したケースもあったと聞きました。そこで、具体的な学年、症状等の公開範囲はその都度検討しますが、概況については、可能な範囲でお伝えしようと思います。

【本日の欠席状況】

 出席停止扱いとなるような対象は、インフルエンザ4、マイコプラズマ感染症1の計5人です。

 風邪症状、頭痛や腹痛、体調不良等は、全校で8人ほどとなります。このなかから、インフルエンザ等と今後診断される可能性はあります。

3学期始業式

 本日8日(水)より3学期が始まりました。皆さま、よろしくお願いします。

 朝は、「さわやかあいさつ運動」で自治会の方々の見守りと声掛けをいただきながらの登校でした。風が冷たい早朝からのお声がけ、たいへんありがとうございました。

 始業式は、寒さや感染症予防の観点から、各教室をオンラインで繋いで実施しました。校歌、校長の話、生活指導担当の話といった内容でした。

 校長からは、巳年ということで、へびが脱皮して成長するように、「自分って、こんなキャラだから」「私はこれが苦手だから」などと考えず、どんどん脱皮して新しい自分になってほしいと伝えました。また、亀山市制20周年のイベントが週末にあることに触れ、これからの亀山市を新しく脱皮させていくのも皆さんです、と伝えました。

 生活指導担当からは、運動場にごみが日々捨てられるのは非常に残念で、放課後の遊びを禁止にする前に、この事態をなんとか止めてほしいという話がありました。また、校内の安全についても話されました。

 ところで、新学期を迎えた各学級の黒板は、担任のくふうに満ちたものでした。チョークアートやおみくじ、多言語での「明けましておめでとう」、担任からのメッセージなどなど……。

 写真は、一部を紹介します。6年生にとって、登校する日数は、あと48日だけのようですよ!一日一日をたいせつにしましょう。

2学期終業式

 写真は、児童から手渡されたクリスマス・リースですが、校長室のドアに飾ってあります。また、校長室の案内プレートは、本校の実情に合わせ、多言語で表記されています。

 本日12月23日(月)、2学期の終業式をおこないました。

 先に「社会を明るくする運動」の表彰伝達をした後、終業式に入りました。

 校歌斉唱、学校長の話、生活指導担当の話の順に進めました。校歌を歌っている児童の写真を、掲載します。

 校長からの話では、以下のような話をしました。

 ・年末年始、日本では、クリスマスを楽しみ、除夜の鐘を聞き、門松や鏡餅を飾り、初詣にいきます。

 ・世界では、信じる神様が違うことで、戦争がおこる場合もありますが、日本では、いろんな神様の行事を受け入れて、いろんな神様を信じている人たちそれぞれを大事にしようとします。これって、とても良いことだと思います。

 ・また、おとといの土曜は冬至でしたが、ゆず湯に入った人がいることでしょう。かぼちゃを食べた人もいるかもしれません。大晦日には、年越しそばを食べる風習もあります。

 ・ぜひ、年末年始は、さまざまな行事や風習、習慣を楽しんでください。

 ・また、昨夜には漫才の番組が放送されていましたが、誰かを泣かせるのは簡単でも、誰かを笑わせるのは、簡単ではないかもしれません。

 ・だけど、年末年始には、みなさん、たくさん笑いましょう。そして、みなさんの周りの人を、笑顔にしてください。そして、3学期の始業式には、みんな笑顔で「あけましておめでとう」と言い合いましょう。

 生活指導担当からは、みっつのことについて話がありました。

  • お金の管理をしっかりすること。
  • 火の取り扱いに気をつけること。
  • 事件に巻き込まれない、事故に気をつけること

 どれも、とても大切なことです。お年玉をねらう悪い人が近づいてこないとも限りませんし、あわただしいなかで、乱暴な運転をする車もあるかもしれません。

 末筆になってしましましたが、2学期も、保護者の皆さま、地域の皆さまにたくさん支えられて、学校の諸活動を実施し、いま、年を越そうとしています。ほんとうにありがとうございました。皆さま、よいお年をお迎えください。

お手紙

 1年生から、お手紙をもらいました。

 校長あてのお手紙には、たとえば「いつもしんごうのほうでわたりましょうとかボタンおしといてっていってくれてありがとうございます。ぼくは、こうつうルールをまもりたいです。」と書かれていました。

 最近、とても大切な書類をたくさん作成していたこともあり、ちょっと疲れぎみの校長でしたが、元気が回復しました。

 お手紙にも「交通ルール」とありましたが、亀山東小学校の児童たちは、信号がチカチカ点滅を始めればきちんと止まって次の信号を待てます。2、3歩くらい歩き始めていても、進むよりも戻るほうが安全とわかって、ちゃんと次の信号で渡ってくれます。思わず、「よく止まった、えらい!」とか、「ちゃんと信号みてた。天才!」とか声をかけていますが、「ルールを守ってくれて、ありがとう」と、こちらがお礼を言いたいほどです。

 1年生のみなさん、お手紙って、良いものですね。きちんと気もちを伝えるお手紙を書ける1年生、すばらしいです。

 お手紙を読んであたたかい気もちになったので、明日から寒い交差点でも、きっと平気で、みなさんに「おはようございます」と元気に言えます。

大そうじ

 12月18日(水)、大そうじをしました。自分たちが使った教室や廊下、階段など、感謝をこめてそうじしました。

 寒い中、一所懸命に雑巾をしぼる子、給食の配膳台にしみこんだ汚れを落とそうとがんばる子、6年生ともなれば、エアコンのフィルター部分まで、きれいにします。

 なにぶん古い校舎ですので限界はありますが、それぞれ、精いっぱいの努力できれいにしてくれました。