スポーツ・デイ前日

 本日は好天でした。火曜から延期となったスポーツ・デイが、明日は実施できそうで、ほっとしています。

 放課後の前日準備は職員作業という形でおこないましたが、PTA厚生部の方々にお助けいただき、たいへん助かりました。なかなか石灰の線を引きにくいライン・カーに対して、「ゆっくりだったら書けそう」などと試行錯誤しながら、ご尽力いただきました。ありがとうございました。風が強かったため、テントの設営は明日の朝ということになりました。

 さて、午後、6年生のあるクラスでは、「アドジャン」をしていました。じゃんけんのように、掛け声とともにお互いに手を出し、ふたりの指の数の合計で「お題」が決まるというものです。「好きなかき氷のシロップの味」や「好きな都道府県」、「今、楽しみなこと」などの「お題」で盛り上がっていました。5が出たときは、「東小のいいところ(校区でもよい)」という「お題」でしたが、みなさんなら、どう答えますか?「校長先生がかっこいい」と答えた人がいたら、ごちそうしたかったなぁ。

道徳という名の漢方薬

 今日もいろいろな学級の授業を見せてもらいに行った校長ですが、昨日に続いて、(実はけっこう好きな)道徳科の授業に注目しました。2年生や4年生の道徳科です。

 2年生の『つのがついた かいじゅう』の授業は、友だちが粘土で作った犬に、よかれと思って角をつけてしまったという話です。悪気はなくても、「してはいけないこと」って、ありますよね。おとなもいろいろ考えさせられます。よかれと思って席を譲ろうとしたら、「年寄り扱いするな」と怒られることもありますし、考え出すと止まりません……。

 4年生の道徳科は、『絵はがきと切手』です。友だちから送られてきた絵はがきが、料金不足だったら、そのことを友だちに伝えるか、伝えないか。

 意見が対立すると、授業は盛り上がります。伝えないでそっと受け取っておくのが優しさかもしれない。だけど、友だちが別の人にも料金不足で送ってしまう可能性もある。

 私は昔、完全にこじつけですが、「友だち」の英単語「friend」の最後には「end」がついているから、あなたが何か間違ったことをしたときに、「やめな!もう終わり!END!」と言ってくれるのが本当の友だちじゃないかというトンデモ説を語ったことがあります。また、「おまえらしいな」と言ってくれる人は、自分のことをちゃんとわかってくれる友だちだから、大事にしなさいと教わったこともあります。

 本当の友だちって、どういう人を言うのでしょうね。

 持論ですが、道徳は、漢方薬のようなものだと思います。急になにかを変える効果はなくても、じんわりと体質改善するように自分のなかにしみていくもの……。

 今、起こっているけんかをとめるのは、道徳では無理です。でも、何日、何週間、何年、何十年か先の人間関係をあたたかくしてくれるかもしれません。

 亀山東小学校のみんなに、道徳が少しずつしみていってくれますように。

スポーツ・デイの延期&「親切」

 天気や雨雲の状況等をもとに、朝から相談をかけさせていただき、明日28日(火)に予定されていたスポーツ・デイを、30日(木)に延期させていただきます。

 保護者の皆様、PTA厚生部の皆様、学校運営協議会の皆様はじめ、関係の皆様にはご迷惑をおかけしますが、子どもたちの安全・安心のため、ご了承ください。

 

 さて、写真は本日午後、5年生のクラスでおこなわれておいた「特別の教科 道徳」の授業のようすです。道徳教育は学校生活のあらゆる場面でしますが、「特別の教科 道徳」あるいは「道徳科」は、教科書に沿って授業をします。

 この日のテーマは、「親切」でした。「親切」って、簡単なようで難しいですね。「親切の押し売り」のようになっても困りますし。

 でも、個人的には、迷ったときには勇気をだして実行すべきなのが「親切」なのではないかと思います。「情けは人の為ならず」というように、誰かのためにしたことが巡り巡って、自分がしてもらうことになるかもしれません。

 私は以前、脚を痛めて松葉杖をついていたとき、コンビニエンスストアの店内に入ったとたん、店員さんがカゴをもって走ってきてくれて、隣について一緒に歩いてくれたことが、忘れられません。あの店員さんの行動は、単なる、店の売り上げアップのためじゃなかったと思います。

目には青葉

 目には青葉山ほととぎす初鰹(めにはあおば やまほととぎす はつがつお)は、江戸時代の俳人、山口素堂(やまぐち そどう)の句です。

 陰涼寺山をはじめ、この時期の樹木は新緑の黄緑から夏の緑へと少しずつグリーンを濃くしていき、我々の視覚を楽しませてくれます。

 そして、朝晩、今年も渡り鳥としてやってきたホトトギスの鳴き声が、我々の聴覚を楽しませてくれます。校長も、夜の犬との散歩のとき、朝おきて犬を庭で遊ばせているとき、独特の「テッペンカケタカ」という鳴き声を耳にします。

 また、今日の給食に「かつおのごまドレッシング」が出たように、黒潮にのってカツオが北上してくる季節です。校長も以前は、トローリングやジギングでカツオを釣りましたが、我々の味覚を楽しませてくれる魚です。

 「目には青葉」は、実は俳句のルールからすると違反だらけの型破りな句ですが、季節を実感させてくれるという意味で、味わい深い句だと思います。

 

 さて、今日にも台風1号発生か、という報道がされています。直接的な被害がなくても、前線を刺激して雨になることも予想され、スポーツ・デイの実施が心配です。

 そんな心配をよそに、子どもたちは今日も元気に、各種目の練習に取り組んでいます。

 3年生や4年生の練習では、きらきらのポンポンが日差しを受けてきれいに輝いたり、「ソーラン!ソーラン!」の声が体育館に響いたりと、やはり当日が楽しみになってきます。

 この時期、水分補給は非常に大切ですから、子どもたちのそばには、水筒たちが飲んでくれるのを待っています。

 それぞれのご家庭で、毎日、飲み物の準備をしていただき、ほんとうにありがとうございます。

 

 このように児童たちは、毎日の活動に一所懸命なのですが、最近、いたずらや乱暴な言動などがみられることもあり、先生たちは、その都度、呼びかけ、考えさせ、見守っています。

 だれもが安心して、安全な学校生活を送れることが、すべての活動の基本です。自分を、友だちを、たいせつにしてほしいと願います。

練習風景

 スポーツ・デーの日が、近づいてまいりました。天気予報を見るとちょっと不安になりますが、それぞれの学年で練習に熱が入ってきています。

 写真は5年生の練習風景です。

 用具の準備段階で、もう大活躍している子がいます。すばらしい!

 入場のかけあしから、すでに競技は始まっています。しっかり前を向き、元気に走りましょう!

 先生の話を聞き、「みんながルールを守ってこそ、種目を楽しめます」という内容に、大きくうなずきたくなりました。ズルをして勝っても、ちっとも嬉しくないですよね。

 いざ競技が始まると、時間いっぱい、がんばる姿がみられました。これって、とても大切なことで、胸が熱くなります。途中でだらけずに最後まで全力で取り組むことって、それだけで、ほんとうに美しいものです。

 練習のようすを見ていると、スポーツ・デー当日が、どんどん楽しみになってきます。

 たのむよ、てるてるぼうず!

とどけたいメッセージ

 報告が遅くなりましたが、5月11日(土)に川崎小学校で実施された「2024年度 亀山市PTA連合会定期総会」の場で、各校にのぼりが配られました。
 「いつもあなたのみかただよ こまったときはそうだんしてね あなたのかぞくとせんせいより」

 「じぶんらしく いきていこう ありのままの あなたでいいからね」

 どちらも、とてもあたたかく、たいせつなメッセージです。

 このメッセージを、全校の一人ひとりに届けたいと願っています。

 だれもが、笑顔で毎日を送れますように。

好きな季節の行事はなんですか

 5月21日(火)、6年生の英語の授業では、「What event do you like?」と、好きな季節の行事を尋ねる会話を学習していました。

 あるクラスでは、今回も、のぞきに行った校長にも尋ねてくれたので、「I like summer festival.」と、夏祭りが好きなことをアピールしました。

 さらに、理由として、「shaved ice(かき氷)」が好きなことを伝え、イチゴやブルーハワイ、レモンなどのフレーバーがあることや、急いで食べると「headache(頭痛)」がすることも英語で言ってみました。

 拍手してもらえて、気分がよかったです。みなさん、ありがとう!

 その後は、「remember game」として、カードを記憶して発音するゲームで盛り上がりました。

いきもののいのち

 5月17日(金)、6年生の保護者の方からお電話をいただきました。

 「6年生の児童が、登校時に亀山東幼稚園の畑のネットに鳥が絡まって暴れていたのを見つけたので、逃がしてあげたけど、ネットを破ってしまったかもしれない」とのことでした。

 亀山東幼稚園に連絡をとると、「優しい子がいるんですね。ネットのことは気にしないでください」というお返事をいただきました。

 鳥を助けることは、その鳥の命を救うことだけでなく、例えばそれが親鳥であれば、餌を待っているヒナの命を救うことにもつながるから、ほんとうに、優しく勇気ある行動だと思います。また、ネットを破ったかもしれないことを正直に言えたことも、とても立派です。

 ただ、鳥インフルエンザだけでなく、鳥のなかには病気の原因を運んでしまうものもあるため、今後、そういうときには、ぜひ、おとなを頼ってほしいと思います。「急いで助けてあげたい」という気もちはよくわかるのですが、みなさんを守りたいというおとなたちの気もちも、わかってください。

 もしも、「あのとき助けてもらった鳥です」と恩がえしにきたら、こっそり教えてください。

 校長は、その前日の16日(木)、雨の日にコンクリートの上に出てきてしまい、土にもぐれなくなった大きなミミズを、畑に帰してあげました。今のところ、恩がえしには来ていませんが。

「ひがしっ子5つのやくそく」について

 本日付けで、「ひがしっ子5つのやくそく」を配付させていただきました。

 今年度、学校経営方針の重点目標の(2)の3点目のところに「人権教育」を追記させていただきましたが、学校のあらゆる教育活動のなかで、人権をたいせつにする取り組みを進めていきたいと考えています。

 ご家庭でも、「5つのやくそく」をご確認いただければ幸いです。


4年生の水源地見学

 昨日5月15日(水)はたくさんの行事等があり、なかなかHPにも書ききれません。

 この日4年生は、亀山市水道第2水源地へ行き、見学や体験をさせていただきました。

 社会科の学習「わたしたちのくらしをささえる」と関連し、亀山市の水道について学習させていただいてきました。

 「ライフライン」ということばがあるように、水道や電気、ガス、通信などの施設は、私たちの生活のまさに生命線です。

 教科書だけでなく、実際に水源地で水について学んできた4年生。水の大切さを知り、それを供給するために働いてくださっている方々への、感謝の思いをもてたかな?