頭も体も働かせて

 21日(火)、1年生の学級で、百人一首をしていました。

 1年生ながら真剣勝負で、熱のこもったバトルでした。

 札を取って真剣に喜ぶ姿、取れずに真剣に悔しがる姿、どちらも素晴らしかったです。

 私は、実は「おとめ座」なので、子どもの頃、「天つ風~をとめの姿~」の札を、真剣に狙っていました。

 真剣に取り組むからこそ見えてくるものが、まちがいなくあると思います。

 3年生が運動場のタイヤで馬跳びをしながら、真剣に走っていました。

 3年生の別の学級では、体育館でマット運動をしていました。側転に取り組む姿、これまた真剣そのものでした。成功して喜び、失敗して悔しがり……やはり、真剣な姿はかっこよくて美しいです。

 1月14日(火)~20日(月)は、「Kameyama Study Week」として、すでに習った内容の確実な定着などに取り組んできました。

 今年度は、「Kameyama Study Week」として頭を、「Kameyama Sports Week」として体を、それぞれしっかり働かせるよう取り組んできました。しかし、それぞれの「Week」が終わっても、やはり、古くからのことばでいえば「文武両道」を目指し、子どもたちがそれぞれ、精いっぱい真剣に頭や体を動かせるよう、取り組みを続けていきます。

 

【本日の欠席状況】

 出席停止については、インフルエンザ2人です。

 風邪症状・体調不良による欠席は、全校で13人です。発熱、頭痛、腹痛など、症状はさまざまですが、昨日から昼間はとても暖かく、朝晩は冷え込むので、寒暖差にやられないよう、注意していきたいものです。

それぞれの思い

 20日(月)、いつものように校内を歩くと、2年生で、先生が絵本の読み聞かせをしている学級がありました。どうやら、『クレヨンからのおねがい!』という絵本だったようですが、思わず、聴き入ってしまいました。

 主人公のケビンがクレヨンを使おうとすると、そこには、クレヨンのそれぞれの色からの手紙が入っていました。使われすぎて少し休みたいという思いだったり、逆にもっと使ってほしいというお願いだったり、はみ出さないようにていねいに塗って、巻いてある紙をはがさないで、などなど、それぞれのクレヨンは、それぞれの思いをもっていました。

 教室も、学校も、同じなのでしょう。それぞれ、「楽しい」「悲しい」などと感じるツボは一人ひとり違うのだから、いろんな思いを抱えて過ごしているのでしょう。

 だれもが、それぞれの思いを大切にして、困ったときには、きちんと思いを伝えてほしいな、そんなふうに考えながら、聴いていました。

【本日の欠席状況】

 出席停止については、インフルエンザ4人です。

 風邪症状・体調不良による欠席は、全校で8人です。

 市内では、もっとたくさんの児童・生徒が休んでいる学校もあるようです。今日から、ずいぶん暖かく感じられる日になっていますが、油断は大敵ですね。

ともだちはっ見

 17日(金)2限目に、1年生の「ともだちはっ見」の授業がありました。まだ、この授業をしていないクラスもあります。

 はじめは、絵本『どっち?』をもとに、2択の質問から入りました。

 「たまごやき」と「たこさんウインナー」、おべんとうにはいっていたらテンションあがるのどっち?など、意見が分かれるものもあれば、意見がかたよる質問もありました。

 「肩からサボテンが生えてくる」「腕からきのこが生えてくる」いやなのはどっち?などという質問もありました。校長は、食べられるまいたけやしめじ、まつたけだったら、腕から生えてきても良いかも、などと食いしん坊の発想で考えていました。

 その後、友だちどうしで、「好きな色」や「好きな遊び」、「好きな食べ物」「苦手な食べ物」などを紹介しあう活動をしました。

 子どもたちは、元気に教室内を歩き回り、いろんな子と意見交換をしていました。

 この授業では、「自分と友だちの違うところを見つけよう」ということから、「自分と友だちは、似ているところも違うところもある」ということを理解し、違いを否定しない、尊重しあう姿勢を育てる大切な出発点になったと思います。

 実は、今朝、ある保護者とお話した際に、「集会で校長先生が、それぞれの違い(目の色、肌の色、髪の色など)を大切にしましょう、と話していただいたのは子どもから聞いています」と言ってもらえて、とても嬉しくなりました。私の話を児童がちゃんと理解してくれて、さらに、その子が家でその話をしてくれたというのがわかり、朝から幸せな気もちにさせてもらいました。だからこそ、児童たちが「わかる」だけでなく「行動」に移してほしいと願っています。自分と他人の違いをプラスに捉え、違いを「いじめ」や「いじり」「からかい」には絶対に使わない、そういう亀山東小学校にしたいと考えます。

【本日の欠席状況】

 出席停止については、インフルエンザ4人、新型コロナウイルス感染症1人ですが、溶連菌感染症、流行性角結膜炎の報告も受けています。基本的な手洗い、うがいなどの対策とともに、睡眠を充分にとるなど、体力をつけ、抵抗力をあげることも大切だと思います。

 風邪症状・体調不良による欠席は、全校で3人です。

 

 末筆ではありますが、阪神・淡路大震災から30年目の日ということで、被災され、亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表します。そして、必要なことについて責任をもって語り継いでいきたいと思います。

異文化交流の大切さ

 16日(木)の午後には、三重県環境生活部ダイバーシティ社会推進課から、2人の国際交流員さんをお招きし、5年生を対象にした国際理解・人権に関わる学習の場をもちました。

 ゲスト・ティーチャーは、PTA教育懇談会のときにお越しいただき、「やさしい日本語」について教えていただいた3人の方から、お二方(ニカンダー・ケインさん、セキ・シヘイさん)で、『世界へ飛び込もう! ~異文化交流の大切さ~』と題して、子どもたちにとってとてもわかりやすくお話していただきました。

 お二方が、それぞれオーストラリア、中国から日本へ来たときに驚いたことや困ったことをきっかけに、異国の文化を理解し、尊重することの大切さや、異国で不安な気もちを抱いている人にどう寄り添うか、などの貴重なお話を実体験とともに聴かせていただけたので、児童の心にも響いたと思います。

 日本のごみ分別に驚いたり、日本語は学習したけれど方言までは知らなくて富山弁に困ったり、旅行先で「中国人はやっぱりマナーが悪くてうるさいなぁ」と言われて傷ついたり、といったお話が印象的でした。

 また、最初のクイズで、三重県は30人に1人の割合で外国系の方がいるという、人口比では全国第4位というデータも、子どもたちにとっては衝撃的だったようです。

 講演後、外国につながる児童たちが自主的に残って、講師のお二方と積極的にコミュニケーションをとっている姿を見て、やはり共感する部分が大きいんだなぁ。と感じました。

未来予想図

 今日は、亀山高校のシステムメディア科の皆さんにお越しいただき、4年生の交流学習をもちました。

 めあてを「自分の将来について、高校生とともに考えよう」とし、小学生の「未来予想図」の発表に対して、高校生からアドバイスをもらう形で進めていきました。

 有名な話で、元メジャーリーガーのイチロー選手が小学校6年生ときに、「目標達成のために何をすべきか」をとても具体的な作文に書いていたという話があります。

 今回、4年生は、「〇〇大学へ行って」「〇歳で外国に行って」など、自身の将来についてしっかり考えたことがわかる発表が目立ちました。高校生からは、それぞれの児童の夢を夢で終わらせないための助言や提案がなされ、「未来予想図」がより具体的に練り上げられていった感があります。

 写真のように、文字通り「顔を突き合わせて」話をしていただいた高校生の皆さん、ほんとうにありがとうございました。お見送りで、いつまでも手を振る4年生に気づき、手を振り返してくださったことにも感謝しています。

【本日の欠席状況】

 出席停止は、インフルエンザ4人、新型コロナウイルス感染症1人です。感染者が、どこか特定の学年に集中しているということはありません。

 風邪症状・体調不良による欠席は、全校で7人です。うち、発熱症状のある児童が2人、含まれています。

接客について

 現在、6年生の亀山大市への出店に向けた活動が進められています。

 そのなかで、「接客について」の心構えや対応のしかたについて、児童のなかから不安に思う言葉が聞かれたため、ゲスト・ティーチャーとして製菓・販売の『生甘堂』さんにお越しいただき、児童に対してお話をいただきました。

 校長は、他の業務のため、お話の前半しか伺えませんでしたが、以下のようなことが強く心に残りました。

・接客した経験はなくとも、接客された経験はあるはず。難しく考えず、自分の経験を逆にすれば良い。

・接客に正解はない。詳しい製品の説明をしてほしいお客さんもいれば、自由に選びたいから、そっとしておいてほしいお客さんもいる。まずは、お客さんにやさしくすることが大事。

・仕事を大きく2つにわけると、「ものを作る仕事」と「ものを考える仕事」がある。

・選択肢が多いと、人は迷ってしまう。一歩ふみだすことで、やる気になる。

 こういった内容は、大市への出店だけでなく、日々のさまざまな場面で考えるべき内容だと思います。たいへん貴重なお話を伺えたこと、感謝しております。

 ところで、本日は亀山市内の小中学校の職員に対する一斉定時退校日となっております。夕方以降、職員は不在となりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

【本日の欠席状況】

 出席停止扱いは、インフルエンザ2人、新型コロナウイルス感染症1人です。

風邪症状・体調不良による欠席は、全校で7人です。うち、発熱症状のある児童が2人、含まれています。

ぞうきん

 6年生の授業で、ぞうきんを縫っていました。

 たとえば、タオルとして使ったあと、それをぞうきんとして再利用する……、昔ながらの、日本のエコな使い方ですね。

 手縫いとミシンの両方で作るようですが、まず、「みつ折りってどうやるの?」から、困っていた子もけっこういました。

 さて、11日(土)には、「亀山市市制20周年記念式典」、12日(日)には、「亀山市“二十歳の式典”」と、校長は2日間、文化会館に行ってきました。早いもので、亀山市と関町が合併し、新しい亀山市が誕生してから、20年が経ちました。亀山市もハタチなのですね。

 その亀山市が今、たいせつにしていることのひとつが、「ひとりぼっちをつくらない」です。さまざまな世代、それぞれの事情があるなかで、だれかをひとりにせず、きちんと繋がろうとすることって、ほんとうに必要なことですね。もちろん、学校も同じように、「ひとりぼっちをつくらない」姿勢を貫きます。

【本日の欠席状況】

 出席停止扱いは、インフルエンザ2人です。

 風邪症状・体調不良による欠席は、全校で11人です。頭痛や鼻水、発熱、吐き気を含みます。

雪が降りました

 本日10日(金)、9時台に、けっこうな降雪がみられました。

写真のように、運動場もあっという間に真っ白になりましたが、子どもたちからは歓声のような声があがっていました。

 さて、今日の給食のメニューも、おせち料理の献立で、牛乳、麦ごはんのほか、松風焼き、黒豆の煮物、雑煮でした。松風焼きって、表面はゴマなどで飾るけれど、裏は何もないところから、「裏のない、正直な生き方を」という願いが込められているようですね。私も、裏のない生き方ができているかと言われると、ちょっと……。

【本日の欠席状況】

 出席停止扱いの対象は、インフルエンザ3、マイコプラズマ感染症1の計4人です。

 風邪症状、頭痛や腹痛、体調不良等は、全校で14人ほどとなります。発熱、のどの痛みなどの症状が、気になるところです。

給食開始

 本日9日(木)、3学期の給食が開始されました。

 メニューは、ご飯、牛乳のほか、すき焼き風煮、卵焼き、大根のレモン風味でした。お正月気分が味わえました。

 さて、昨年度は、この時期から本ホームページを用いて、欠席状況の情報提供をおこなっていたようです、あまり他校ではされていないことですし、個人情報保護等の観点から、なかなか公開しにくいことも、正直あります。ただ、これを参考に医療機関を受診したケースもあったと聞きました。そこで、具体的な学年、症状等の公開範囲はその都度検討しますが、概況については、可能な範囲でお伝えしようと思います。

【本日の欠席状況】

 出席停止扱いとなるような対象は、インフルエンザ4、マイコプラズマ感染症1の計5人です。

 風邪症状、頭痛や腹痛、体調不良等は、全校で8人ほどとなります。このなかから、インフルエンザ等と今後診断される可能性はあります。

3学期始業式

 本日8日(水)より3学期が始まりました。皆さま、よろしくお願いします。

 朝は、「さわやかあいさつ運動」で自治会の方々の見守りと声掛けをいただきながらの登校でした。風が冷たい早朝からのお声がけ、たいへんありがとうございました。

 始業式は、寒さや感染症予防の観点から、各教室をオンラインで繋いで実施しました。校歌、校長の話、生活指導担当の話といった内容でした。

 校長からは、巳年ということで、へびが脱皮して成長するように、「自分って、こんなキャラだから」「私はこれが苦手だから」などと考えず、どんどん脱皮して新しい自分になってほしいと伝えました。また、亀山市制20周年のイベントが週末にあることに触れ、これからの亀山市を新しく脱皮させていくのも皆さんです、と伝えました。

 生活指導担当からは、運動場にごみが日々捨てられるのは非常に残念で、放課後の遊びを禁止にする前に、この事態をなんとか止めてほしいという話がありました。また、校内の安全についても話されました。

 ところで、新学期を迎えた各学級の黒板は、担任のくふうに満ちたものでした。チョークアートやおみくじ、多言語での「明けましておめでとう」、担任からのメッセージなどなど……。

 写真は、一部を紹介します。6年生にとって、登校する日数は、あと48日だけのようですよ!一日一日をたいせつにしましょう。