ディベート(6年生)

 17日(火)、6年生の国語の授業で、ディベートがおこなわれていました。

 それぞれの立場で論を展開するディベートですが、この日のテーマが、「犬派VS猫派」だったので、全校を巡回するつもりだった校長は、先へ進めなくなり、最後まで見学しました。

 「散歩が必要」とか、「留守番させて出かけることができる」「知能が高い」「ストレスが減る」などの意見が出され、なかには、「猫は液体」といった、SNSでよく見る意見もありました。

 校長は、猫も好きですが、やはり犬を愛しているので、最後には、思いのたけを吐き出させてもらいました。

 ディベートはあくまでゲームですが、相手の意見をしっかり注意深く聞かないと、反駁できません。こういった機会に、しっかりとコミュニケーションの基礎を身につけてほしいです。

オペラ・アウトリーチ

 18日(水)、6年生を対象としたオペラのアウトリーチ授業がありました。

 「鈴々楽団」から3人の方にお越しいただき、本格的なオペラを体験させていただきました。

 『カルメン』や『フィガロの結婚』など、代表的なオペラ曲を紹介していただき、その圧倒的な声量や声の美しさに、児童たちは圧倒されているようでした。

 また、マエストロ(指揮者)体験のほか、ぜんまい式の人形が登場する場面で、衣装係(靴を選ぶ)、演出係(ねじを巻く動きを演じたり、ラチェットでぜんまい仕掛けの音を出したり)なども代表者が体験させていただきました。

 児童は、どんなテンポで指揮をしても合わせてくれる、ピアノの技量にも感激していました。

 映画館のライヴ・ビューイングで歌劇『カルメン』を観にいったにもかかわらず、途中で夢の世界に行ってしまった校長ですが、小学生の頃から、このような「本物」にふれる機会をいただけることは、実に幸せだとあらためて思いました。

わかっちゃいるけど、やめられない♪

 16日(月)、6年生が道徳の課題に取り組んでいました。

 「自分の生活を見直すことができる」ということで、「よくないとわかっていても、ついついやってしまうこと」を挙げ、それにどう対処するか宣言する、という授業でした。

 ちょうど、そのあたりで教室に入った校長は、「校長先生が、ついついやってしまうことは何ですか?」と問われてしまいました。

 「ラーメン、たこ焼き、コンビニのチキンの誘惑に負ける」から、「来月に人間ドックもあるし、ダイエットする!」みたいな宣言をしましたが……ついつい……それ以降も……。

 ほかに、実は「Tシャツを衝動買いしてしまう」ということもあり、最近では味噌カツと、メンダコと、犬がヨットに乗っている柄のTシャツを買ってしまいました……。

 私のことはともかく、スマートフォンやゲームのこと等、メディアに関しては、やはりみんな、「ついつい」が多いようですね。

 目標をたてるだけではなく。「強い気もち」がないと「ついつい」に勝てないのは、たぶん保護者の方も実感されるのではないでしょうか。

 道徳の授業は、それですぐに行動が変わることを目指してはいません。むしろ、行動につながるもっと根源的なものを問うことになります。だから、何かの誘惑に負けそうになったとき、この授業で学んだことが、心のどこか深いところから浮かび上がってくることを期待します。

(続報)鹿島橋の通行について

 前回の記事に書かせていただいた「鹿島橋の欄干(手すり)にのぼる、あるいは足をかけて身をのりだす」という件ですが、今朝だけで3件ほどの通報・連絡があったそうです。

 本日、下校時に校長および数人の職員で巡回、見守り、声かけを実施しました。なかには、「見たことがある」「やったことがある」という話も聞けましたので、見かけたら注意してやめさせること、冗談のつもりでも落ちてしまうことがあるから、二度としないこと等、それぞれの子に伝えました。ご家庭でも、注意喚起をお願いします。

 写真も撮ってきましたが、たとえば体の小さな子であれば、すき間から落ちることも心配ですし、手すりに簡単にのぼれそうなことも不安です。先日来のように雨が続くと川の水量も変わり、のぞきたくなる心境も、わからないではないですが、何かある前に、考えられる対策は尽くしたいと考えます。引き続き、ご協力のほど、よろしくお願いします。

鹿島橋の通行について

 本日、情報をいただきました。

 登下校中、鹿島橋の欄干(手すり)にのぼる、身をのりだす等の行為をしている児童がいるとのことでした。

 学校では、各教室での指導、呼びかけに加え、パトロール、現地での観察および指導といった対策をとらせていただきます。

 ご家庭におかれましても、命に関わる危険な行為ですので、ご指導いただけると幸いです。登下校だけでなく、放課後や休日に橋を通行することもあるかと思いますので、どの地区の児童であっても注意が必要な事案であると捉えています。

 ご理解、ご協力をお願いします。

ゆで野菜のサラダ

 13日(金)、5年生が、調理実習でつくった料理を、校長・教頭にそれぞれ届けてくれました。

 今回の料理は、「ゆで野菜のサラダ」でした。ブロッコリーやにんじんなど、栄養ありそうなサラダです。

 ドレッシングも自分たちでつくったとのことでした。ふだん、どうしてもできあいのドレッシングを使いがちなので、大事な経験となったのではないでしょうか。

 たいへん、おいしくいただきました。

プール水泳

 13日(金)、ようやく、プール水泳をスタートすることができました。月曜から続いた雨、木曜は降らなかったけれど、水温が上昇せず……。

 早くから水着やタオルなど、用具の準備をしていただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。

 さっそく、歓声の響くプール水泳となりました。

 とちのき集会で校長から伝えたように、「プールサイドを走らない」など、命や安全を守るための約束ごとは、ぜったいに守ってほしいです。

 ぜひ、安全で楽しいプール水泳にしましょう!

とちのき集会(全校集会)

 11日(水)、とちのき集会(全校集会)をもちました。

 最初に、児童会長からの話、校長の話がありました。

 校長は、「約束」について話しました。約束を守ることはとても大切で、信頼関係を築くことになるということ、学校や社会のきまりも約束であり、守らなければならないという内容の話をしました。

 次に、保健委員会の発表がありました。「睡眠について」「メディアについて」、劇やクイズを通して、全校で考える機会をつくってくれました。睡眠不足やメディアへの依存で、イライラして人との関係がうまくいかないのは困りますね。

 続いて、体育委員会の発表です。ボールの扱い方(蹴ってもよいボールと、蹴ってはいけないボール)や陰涼寺山での遊びなど、〇×クイズでルールを確認しました。「ちゃんと考えてる?ふざけて答えてない?」と心配な態度の子もいましたが、反響の大きい発表でした。

 最後は、児童会からの連絡でした。現在、曜日ごとに決められている運動場の学年別使用可能エリアを解除するための試みである「交流デイ」について、よかったことと問題点の両方を知らせてくれました。異学年の子といっしょに遊べるのはたしかに良いと思いましたし、けんかが起こってしまったことは、問題です。

 児童会主体に、自治的な活動があることは、とても素晴らしいことです。安全第一ですが、みんなで考えて、みんなで変えていくのであれば、学校のルールを見直す意義は大きいと思います。

ダンスアウトリーチ(4年生)

 10日(火)、アウトリーチ活動として、亀山市文化大使の小嶋先生をはじめ、4人の先生方をお迎えし、4年生を対象にミュージカルダンスを教えていただきました。

 まずは、基本となる腹式呼吸の練習から。次いで、発声練習を経て、ダンスを中心に、「ここはみんなが声を出そう」と、踊って歌うことを学びました。題材は、『アラジン』のジニーの曲です。

 クラスごとの発表の前には、「ひげを描きたい人!」という呼びかけがありました。男女関係なく希望者が集まり、嬉しそうにひげを描いてもらいました。そのまま下校した子については、家族がびっくりすることになったのではないでしょうか。

 最後は、全員で踊りました。声をそろえて「ワハハ!」と声を出すところなど、ノリノリで踊れていましたね。この調子で道をきわめれば、将来はミュージカル・スター、あるいはねずみのキャラクターの王国で、キャストとして活躍できるかもしれませんよ!

租税教室(6年生)

 先週末の6日(金)、ゲスト・ティーチャーにお越しいただき、6年生を対象とした租税教室がおこなわれました。

 税に関する〇×クイズや、1億円の現金のサンプルをもとに、「1億円で亀山東小学校をどう変えるか」を話し合って発表するうちに、自然に税に関する知識が身についていきました。

 1億円をつかった亀山東小学校改造案について、子どもたちは真剣に取り組み、さまざまなアイディアを出していました。「全校児童をバスで送迎する」「学校にフードコートをつくる」「校舎の窓を強化ガラスにする」などなど。なかには、「校舎の隣にUSJみたいな遊園地をつくる」みたいな奇抜なものもあって、楽しかったです。私が書いた「ドッグランをつくる」に賛成してくれた子もいました。「校長秘書にアイドルをやとう」は笑われただけでしたが。