1月27日(水)5年生キャリア学習実施!

保護者・地域の皆さまへ
〇今週に入り、幾分寒さは和らぎましたが、新型コロナについては、依然感染が拡大しています。クラスター事例の中には、飛沫の他、共用物からの接触感染の可能性が報告されるものもあり、学校では、マスク着用・手洗い・消毒・換気・3密回避の指導と徹底を図っています。
〇本日、5年生が、キャリア教育(進路、生き方学習)の授業を行いました。将来に向けた職業理解や進路に関わる学習です。担任指導の下、ゲストティーチャーとして、中日新聞三重総局の”松本貴明”記者をお招きし、取材対象の選び方や記事の作り方などの仕事内容や記者を志望した理由や仕事のやりがいなどを教えて頂きました。

〇以前、松本さんは、亀山東小4年生が鈴鹿川で自然体験学習を行った様子を、取材し新聞記事にしてくださいました。(令和2年9月25日中日新聞に掲載)今回の授業では、その時の記事を資料に、「文章のどこに気を付けて書けば、読者がわかりやすく興味をもって読んでくれるか」を児童に問うていました。5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を正確に表し、人数などを交えて規模を示し、写真を使って補完するなど、職業上の専門技能でありながら、子どもたちの文章表記や学習成果の発表発信の向上に結び付く内容を分かりやすく伝えて頂きました。


〇また、4年生の鈴鹿川での体験をなぜ記事に選んだかの説明では、”この地域の自然環境の実態やその保全の大切さを子どもたちが学んでいる。それを記事にすることで、広く地域全体で重要性を考え行動するきっかけになれば”との松本さんの思いを聞かせて頂きました。仕事の持つ社会的価値や公共性を感じる一場面でした。

〇子どもたちが成人となるこれからの10年間、情報通信分野を中心とした社会の変化は大きいと予想されます。さらには、コロナ収束後の新たな社会(早く迎えたいのですが・・・)も予見推測しかねます。今こそ、子どもたちには、将来の自立と社会参画にむけて多くの知識・体験を伴う学びを、安全に提供していきたいと考えています。どうぞ、今後もご支援ください。