学校評価アンケートについて

アンケート項目と解説 その1

本日(12月2日)、学校評価アンケートについてプリントを配布いたしました。そこで、今日と明日の2日間は、アンケートの質問項目に関する学校の取り組みを掲載いたします。

なお、アンケートの解説をホームページ上で行う理由としましては、学校の取り組みを分かりやすくお伝えするツールとしてホームページによる情報発信を行っており、過去のページも参照の上、回答の参考にして頂ければという願いからです。

アンケート前半 質問1~10について

1.「学校は、学校の教育方針や願い、子どもたちの様子を保護者に伝えようと努力している。」について

亀山東小学校の教育目標

「地域の中で生き生きと学び豊かな心をもってよりよく生きる子どもの育成」

この目標に沿った教育実践について、学校だよりや学年だより、学級だより、保健だより、給食だよりなど、各種通信を発行するとともに、ホームページについても日々の子どもたちの姿や、学校の願いを伝えるため、毎日更新を行っています。

学校だよりについては地域に開かれた学校実現のため、自治会での回覧も行っております。また、学校ホームページについては日々新しいニュースを配信することにより、1日当たりのアクセス目標を100件以上に設定しています。このところのアクセス数は更新がある平日で120~160件程度、更新のない土日でも100件程度となっており、本校の教育活動に対し、多くの方が関心を持っていただいていることに対し、深く感謝をいたしております。

※子どもたちの様子や学校の願いを中心に、学校がある日は毎日更新中。

2.「学校は、心のふれ合いや人と人とのつながりを大切にした学年・学級づくりに励んでいる。」

亀山東小学校「目指す子ども像」の1つに「心豊かで思いやりの心をもつ子」という項目があります。人に対して思いやりの心をもって接するには、まず自分を大切にすることが必要です。学年、学級では、日々の実践の中で、「今自分に必要なこと」、「今自分ができること」を常に問いかけて、まずは自分を大切にすることから集団生活の基礎を学んでいます。また、日常の各教科の学習や、学年・学級行事、「東っ子タイム」などの集団活動においても、心のふれ合いや人と人とのつながりを大切にした活動を行い、他者に対する思いやりの心を育んでいます。

3.「学校は、子ども一人ひとりの個性を大切にしながら、よい行動はほめ、よくない行動に対しては適切な指導をおこなっている。」4.「学校は、あいさつや返事、聞く・話す、整理整頓、清掃活動などを通じて、マナーを身につける指導に努めている。」5.「学校は、行事や授業、集会、委員会など様々な活動を通して、基本的なルールを身に付けさせようと取り組んでいる。」について。

身辺自立や社会生活上必要なルールやマナーの基礎は家庭教育にあると考えています。そして、それを社会の中で実践する場が学校であり地域であると考えます。例えば、あいさつや整理整頓など家庭でできないことは、学校や地域社会の中でもそれは実践できません。学校としては家庭や地域と連携しながら、さまざまな取り組みやめあてを設定し、それが実行できるようねばり強く指導を行っています。特に「あいさつ」については登校指導ボランティアさんからも「あいさつができる子とできない子にはっきりと分かれる」という指摘を受けていますので、今後も連携した取り組みが必要です。

  

※清掃や身辺自立も重要な教育活動です。

※月ごとの生活目標を定め、ルールを守ることができるよう取り組んでいます。

6.「学校は、指導方法や教材を工夫して、わかる授業づくりに努め、基礎学力を身につけさせようと努めている。」及び、7.「学校は、楽しくわかりやすい授業づくりに努め、子どもの学習意欲を高めようとしている。」について。

本校の職員は20歳代の若年層が大変多く、授業力や指導力の向上が課題となっています。全職員が自ら進んで公開の授業研究を行い、実践上の課題を明らかにしながら技術を磨き合っています。また、校長や教頭からの助言だけでなく、県の指導力向上アドバイザーを定期的に招き、専門的な指導を受ける体制も整えています。その成果として、学校だよりの特集号でもお伝えした通り、学力テストの結果について年々向上が見られます。また、定期的にスキルアップ授業を設定し、少人数で落ち着いた学習環境を用意し、じっくり時間をかけて基礎学力の定着を図っています。

※授業研究の様子 指導力向上のために欠かせない取り組みです

※その道の達人から教わる授業も数多く取り組んでいます

8.「学校は、定められた宿題を出し、適正に評価している。」及び、9.「家庭でお子様は、家庭で宿題をしたり、計画的に勉強したりしている。」について。

学力定着には学校教育と、家庭教育の両輪の取り組みが必要です。学校としては、よりよい家庭学習を進めるために、学校オリジナルの「家庭学習の手引き」を学年初めに配布するとともに、家庭と連携して効果的な家庭学習ができるよう、いえ学の重点取り組み期間を設定しています。宿題を含む家庭学習では主に復習と基礎基本の定着を、いえ学における自主学習では自分が興味関心を持っていることや、読書活動など自分のテーマに沿った学習を進めています。

※家庭教育の手引き「いえ学のススメ」を毎年配布しています。

10.「学校は、少人数授業(2学級を3つに分けておこなう授業)やT.T(1学級を複数の教師が指導にあたる授業)を実施し、子どもの学力向上に努力している。」について。

亀山東小学校では少人数授業やT.Tの授業にも力を入れています。小学校における1学級の定数は40名(1年生は35名)と定められていますが、3年生、4年生、5年生について定数上2学級のところを3学級にして、1学級当たりの人数を大幅に少なくしています。また、複数の先生で授業を行うT.T授業も全校で週当たり30コマ以上の時間で実施しています。

これらの指導を行うことにより、先生が教材の準備や学級の事務処理などを行うための、いわゆる「空き時間」は大きく減少してしまいますが、先生1人当たりの児童数は少なくなり、子どもに対して目が届きやすくなります。また、1人ひとりの発言機会が増加するなど、分かりやすく、子どもが参加しやすい授業を行うことができるようになります。

※本校では、少人数の学級編制やT.Tによる少人数授業を積極的に行っています。

明日は後半の部として、質問11~20の項目について、学校の考えをお伝えします。

 

 

12月2日(月)追記!!

12月より「お茶うがい」を開始したしました。

その様子をNHK津放送局に取材して頂きました。

放送予定は本日18:30~津放送局(3チャンネル)「まるっと みえ」の枠内だそうです。ぜひご視聴ください。

※見逃した方は、「お茶うがい 亀山市」で検索するとNHKのニュースページより視聴できます。