ゴミ拾い

校内美化を進めるため、週に2回ほど運動場や駐車場周辺、学校まわりなどを中心に、ゴミ拾いを続けています。これは、通常の掃除では十分にカバーできないからです。

写真は本日(12月10日)のごみ拾いの結果です。これを見て多いと判断するか、少ないと判断するか評価は分かれると思いますが、今までごみを拾ってきた者から見れば「減った」と感じています。特に週末に本校を会場として、大きなイベントがあった割には少ない量でした。

ゴミの種類のうち、多いものから順にあげれば

①紙類(ティッシュ、割りばしの袋、紙くず等)

②ビニール類(レジ袋、お菓子の袋、ひもの切れ端等)

③ペットボトル類(ボトル、ふた)となっています。

その他少数としては、軍手、ファーストフード店の飲み物の容器などがあります。いずれも学校が休みの日に出たものが多いのではないでしょうか。

私は学校のごみ拾いを20年以上続けていますが、減ったもの、なくなったものもいくつかあります。それらの代表格は「空き缶」と「たばこの吸い殻」です。以前はこの2つがトップ2であったと思いますが、本日もこの2つは全くありませんでした。割高で何度にも分けて飲むことができない缶飲料は、販売自体が大幅に減っています。しかし、ペットボトルの自然環境に対する負荷や生き物に対する影響から、缶飲料が少しずつ見直されているようであり、これからはどうなっていくでしょうか。

また、たばこの吸い殻は、健康増進法改正などの理由から、本年度より学校敷地内禁煙が徹底されました。それでも1学期は時々たばこの吸い殻が落ちていましたが、2学期に入りめっきり減りました(むしろ見かけなくなりました)。

時代とともにゴミも変化しています。たばこの吸い殻がなくなったのも教育環境面から大変よいことだと思います。次の目標は「ごみ拾いが不要になること」ですが、理想としてそうなって欲しいと願っています。学校を利用する皆様、今後とも校内美化に対するご協力をお願いいたします。