生物の命

5年生は学校でメダカを育てています。メダカは絶滅危惧種に指定されているので乱獲は避けたいものですが、これは椋川にそそぐ用水路から6年前に採取した野生のメダカの子孫で、人工飼育で育てたものです。理科の時間を中心に観察を続けながら、生命の誕生や環境について考える教材でもあります。毎日大切に育てて、学校のメダカ池でこれからもずっと大切に飼育したいと思います。

一方で、観察池に放流されてしまったミシシッピアカミミガメは無事捕獲できました。しかし、外来種なので再放流はできません。処分するしかないので困りました。考えてみたらカメに責任はありません。外来種のカメが大繁殖したきっかけはペット用に飼われていたものを放流したことにあります。処分される運命のアメリカザリガニとともに、学校のビオトープで「外国から入ってきた種」として環境教育の題材として飼育しようと思います。