黒田さんステキでした!(^^)/~3年総合UD(ユニバーサルデザイン)出前授業~

昨日20日(木)、3年生の総合で、UD(ユニバーサルデザイン)出前授業がありました。来ていただいたのは鈴鹿市を拠点に活動してみえるボランティア団体「ハートフル・アクセス」の方々です。「ハートフル・アクセス」は、高齢者も若者も、障がいのある人もない人も、すべての人の人権が尊重され、皆が安全で快適に暮らせるハートフルでユニバーサルなまちづくりを「協働」で目指すことを目的に、今から18年前につくられました。心のバリアフリーを目指す様々な活動をされており、学校へは、子どもたちに貴重な体験や「やさしさの気づき」などを語っていただいています。本校にも10年ほど前から3年生の出前授業に毎年のように来ていただいており、今年度は、秋の車いすやアイマスクなどのバリやフリー体験に続いての出前授業で、子どもたちはとても楽しみにしていました。
まず、井上さんからまちのバリアフリーについてのお話を聞き、次に視覚障がいがある黒田さんのお話を聞きました。黒田さんは、大人になってから病気で視力を失われましたが、サウンドテーブルテニスで去年の国体で優勝するなど、アクティブに活動されています。今は、三重県で開発された「SSピンポン」の普及にも努められています。SSピンポンは、サウンドテーブルテニスを改良して作られた新しいスポーツで、健常者と視覚障がい者が共に楽しめるユニバーサルスポーツとして注目されています。三重とこわか国体ではデモンストレーション競技として披露される予定です。また、黒田さんは、4月8日(水)に、東京オリンピックの聖火ランナーとして鈴鹿市内を走ることも予定されています。そんな黒田さんはトテモステキでした。SSピンポンに、クラス代表の人が挑戦し、黒田さんと対戦しました。代表の人が黒田さんに質問して、最後に合唱曲「心のパレット」を歌いました。子どもたちはとても前向きにユニバーサルデザインをとらえ、障がいを持った人もそうでない人も一緒に暮らしやすくするためにできることを一生懸命考えていました。トテモ(・∀・)イイネ!!(2/21)