戦時下の三重県

 9月11日(木)と12日(金)の2日間、亀山歴史博物館の方に出前授業をしていただきました。

 対象は、3年生と4年生の児童です。国語の教材に、『一つの花』や『ちいちゃんのかげおくり』があるので、この頃の三重県のようすはどういったものだったのか、戦時下の人々の暮らしという観点で教えていただきました。

 貴重な写真資料や実物とともに、灯火管制電灯や防空ずきん、防空壕などについて詳しく説明していただけたので、教科書に出てくる作品の時代背景を理解することがずいぶん容易になったと思います。

 また、実際に学芸員さんのお宅に埋まっていた焼夷弾についても見せていただきました。筒状の本体の中には油脂が詰められていたわけで、見ていると背筋が寒くなりました。

 当時の服装として、「もんぺ」を見せていただきましたが、担任の先生や介助員の先生にモデルとして着用してもらい、動きやすさや、さまざまな体型に合わせられるデザインなどを確認しました。

 おもしろかったのは、「もんぺ」を見せてもらったときの、3年生のある児童の発言です。「知ってる!クレームとか言う人やろ!モンスター・ペアレンツ!」という発言でしたが……そういうことば、知っているんですね。

職場体験学習

 9月10日(水)から12日(金)にかけての3日間、「職場体験学習」として、亀山中学校2年生の6人の生徒が来てくれていました。

 授業の補助や給食準備や清掃指導の補助などのほか、校長から「児童と一緒に遊ぶのも仕事のうちと思って、安全に気をつけながら思いきり遊んであげて」とお願いしたこともあって、しっかりと児童の遊び相手を務めてくれました。

 また、緊張しながらも、絵本の読み聞かせに挑戦してくれました。

 ほかに、「中学校の紹介」として、学習や部活動など、クイズをまじえて児童に向けて発表してくれました。「この先生は、何部の顧問でしょう?」といったクイズの後、児童から「部活動は何時までやっているの?」「夏休みには、部活動はどれくらいあるの?」といった児童から出された質問に対して、誠心誠意こたえていたのが印象的でした。

 写真は、プライヴァシィ保護のため、顔を写さないように妙なアングルになっています。ご容赦ください。

本町地区 敬老会

 昨日9日(火)、本町地区の敬老会の行事が、本校の体育館でおこなわれました。

 正式には、「本町地区 65歳以上 交流ふれあい広場と敬老会」という催しです。

 会長のあいさつがあり、市長をはじめとする来賓の方々から祝辞が述べられました。その後には、各種の出し物が披露されます。

 亀山東幼稚園と亀山第二愛護園の園児たちによる『とんぼのめがね』の歌唱は、たいへんかわいらしく、どこかあたたかいものでした。

 次が、亀山東小学校4年生による『ソーラン節』の発表です。スポーツ・デイでの発表から時間が経っていますが、立派に踊り、元気に掛け声を響かせました。

 さすがです、4年生!

 その後、特殊詐欺被害防止のメッセージをまじえた歌謡ショー、交通安全を訴えながらの腹話術、手品が披露されました。

 こういう、世代を超えた交流の場は、現代ではたいへん貴重だと思います。

4年生の授業から

 8日(月)の午後、各教室のようすを見て回っていました。

 写真のクラスでは、算数の「割合」の授業をしていました。こういう授業って、実生活にそのまま役立つ内容だと思います。例えばお店で買い物をする際、クーポンなんかを持っているとき、「2割引きと500円オフだったら、どちらがお得なんだろう?」って、考えることがあるのではないでしょうか。

 将来、損をしないように、真剣に勉強しましょう!

 ちなみに、本日から教育実習が始まっています。いま、教員を目指してくれる人材はとても貴重です。

 別のクラスでは、道徳の『クラスの大へんしん』という教材をつかって学習していました。2枚の絵をくらべてみると……「ロッカーが片づいてる!」「落書きしていた子たちが黒板消しで消してる!」「荷物を2人で運んでる!」などと、子どもたちは気づいたことを発表していました。

 絵が変化したのと同じように、亀山東小学校のそれぞれの学級も、良い方向へ「大へんしん」できると良いですね。

 本日の新型コロナウイルス感染症による出席停止は、3人でした。市内では、インフルエンザの流行もみられるようです。お子様の発熱、風邪様症状には、引き続きご注意ください。

 ところで、先週は「夏休みの子ども作品展」にたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。学校運営協議会の委員の方々にも見ていただき、「今の小学生はこんなことまでできるんやなぁ」と驚かれていました。

 展示してあった新棟の入り口に、ピンク色がかった傘が立てかけてありました。もしも、保護者の方でお忘れになった方がみえましたら、ご一報ください。

Kameyama Study Week

 学校だよりでお知らせした「Kameyama Study Week」は、本日4日(木)~10日(水)の期間に市内一斉に実施しております。

 本校では、朝学習の時間に漢字プリントや漢字ドリル、図形の模写プリント等に取り組んだり、AIタブレット教材「キュビナ」を用いた計算問題等に取り組んだりと、学年に応じた学習活動を実施しています。

 この活動で「これまでの学習内容のふりかえり」をすることで、「これからの学習」に自信をもって臨めることを目指しています。

夏休みの作品展

 学年通信や学校だよりでお伝えしておりますとおり、昨日3日(水)から、明日5日(金)まで、児童の夏休みの作品展を公開しています。いずれの日も、12:30~14:00に新棟(図工室、生活科室、会議室)にて展示させていただいております。

 明日は、台風15号の影響が心配されますが、よろしければ、子どもたちの努力の成果をご覧ください。

 本日、公開時間のはじめにお越しいただいた保護者の方には、新棟が施錠されており、失礼いたしました。

 写真は、学年ごとに、児童が作品展を見にいったときのものです。

 「すごい!」「きれい!」「こんなん、よく考えたなぁ」など、素直なことばがたくさんあがっていました。

 本来であれば、作品自体を本ホームページでたくさん紹介したいのですが、写真に名まえが写ってしまうため、なかなか紹介しにくいです。ご容赦ください。

ギンヨウカエデ

 2学期より着任し、3・4年生の授業を担当する先生から、自己紹介を兼ねて植物に関する活動をしてもらいました。

 写真のようなものを全員に配ると、子どもたちから「セミの羽?」などの声があがりました。

 それを上から落とすと、ひらひらと舞ったり、風にのって流れていったりという動きがみられました。

 実は、配られたものはセミの羽ではなく、「ギンヨウカエデ」の葉でした。葉の一部には種が入っています。葉は、その独特な形で風を受け、遠くまで種を運ぶというしくみになっているようです。植物が、広く子孫を残すために進化してきた形なのですね。

 子どもたちが自分で葉を落とし、その動きを目で追って観察する姿からは、好奇心や驚きが感じられ、いきいきした活動になっていたと思います。

 知的好奇心、とてもだいじです!

新出漢字の学習

 写真は昨日9月2日(火)の3年生の授業です。

 小学校では、新出漢字を学習する際、音読みや訓読み、部首や画数などを確認したうえで、みんなで空中に漢字を書く取り組みをおこなっています。その姿は、まるで指揮者のようです。

 みんなで書き順を確かめながら一画ずつ書くことは、意義の大きいことだと考えています。私自身、変な自己流の書き順で書いてしまっていた漢字がいくつもあり、おとなになってから直しました。正しい書き順で書けば、字の形は自然に整うものだと実感しました。

 また、紙に指の動きだけで書くと小さな動きですが、腕全体をつかって大きな動きで書くことで、漢字を覚えやすくなると思います。

 ただし、漢字の学習については、「ふだんから習った漢字はつかう」ということが必須です。安易にひらがなで書いてしまうのでは、いつまでも覚えられません。亀山東小学校では、このことについてもこだわって指導しています。

 本日の新型コロナウイルス感染症による出席停止も、5人です。

 また、台風に関する対応で必要なことがあれば、「つながる連絡」で配信させていただきます。

小中音楽会へ向けて

 昨日9月2日(火)、5年生が学年集会をしました。

 そこで、11月6日(木)に開催される小中音楽会に向けて、担当楽器を決めるための説明がありました。特に人数制限のない楽器もあれば、希望者が多数の場合がオーディションとなる楽器もあります。

 5年生のみんなは説明を真剣に聴いており、小中音楽会へ向けた意気ごみを早くも感じました。

 なお、今年度の小中音楽会では、保護者も教職員も撮影禁止(静止画、動画ともに)となるようです。あらかじめ、ご了知ください。

 9月3日(水)現在、新型コロナウイルス感染症により出席停止となっている児童は5人です。特定の学年だけに集中しているわけではありませんが、1年生は複数の罹患者がいます。

 現在は5類感染症ですが、ご家庭でも手洗いやうがい等の予防をしていただければ幸いです。また、発熱等の風様症状がみられる場合、早めに医療機関を受診されることをお勧めします。