水のトラブル

今年は雨の影響は比較的少なく、プールの日程も順調に消化しています。しかし、困った問題も発生しています。それは漏水による水位の低下です。

プールのろ過機や配管の破損であることでだいたい特定できているのですが、どこが破損しているのかが不明で困っています。水質は常時水を補給してしのいでいるのでむしろ通常の時以上にきれいなのですが、水温の低下が若干起こることと、水道の使用量が非常に多くなってしまうのが問題です。例えば、大プールの水位が10cm低下したとします。10cmは大したことないと思われるかもしれませんが、これは、全水量の1割に相当します。大プールはおおよそ300トンの水が入っているので30トンの水が抜けていることになります。30トン=30000リットルなので、相当な量です。ポンプやろ過機の専門業者さんに原因の特定を依頼しましたが、プール終了後の時期に詳しく調べるより方法がなさそうです。

もう一つの深刻な水のトラブルは、体育館の雨漏りです。同じところが漏れていたら対策の方法もあるのでしょうが、風向きなどでどこが雨漏りするかが全く読めません。写真は以前に起こった雨漏りの時のものですが、正面玄関前で大量に雨漏りをしています。この場所の雨漏りは教育委員会の施設管理担当部署に対応していただいて現在は止まっていますが、最近はステージ付近で雨漏りが頻発しています。

学校としましては、どちらの水トラブルも、授業への影響が出ないように対応していますが、体育館は学校開放(主にスポーツ関係)や避難所として一般の方の利用があり、それらの影響も心配されます。PTA地区集会時にも来年度予算要求についても説明をいたしましたが、ぜひ、早急に改善につながるよう学校としても取り組んでまいります。