4年生が「ユニバーサルデザイン」について学習しました
◎2025(令和7)年7月3日(木)
7月3日(木)2限目、4年生が「ユニバーサルデザイン」について考える学習を行いました。この日は、昨年10月の白川小学校教育懇談会の際に講師としてお招きした視覚に障がいのある中川桃子さんを再びお招きして、お話をしていただきました。自身の生い立ちや目が見えなくなったときの思い、そして生きていくことがつらいと考えた時期もあったが家族や友だち・まちで出会う人たちが親切にしてくれたことで生きる力が湧いてきたといった話に、子どもたちも相づちを打ちながら聴き入っていました。「点字」についての子どもからの質問をきっかけに、「現在では点字が読めなくてもオーディオブックやスマホアプリなどが文章を読んでくれること」「身の回りには点字のついたボタンや表示があって、読めるととても便利なこと」「リモコンの5のボタンの突起やシャンプーのボトルのきざみなども知っていると触るだけでわかること」「このように、障がいの有無に関わらず使いやすくデザインされたものを、ユニバーサルデザインと呼ぶこと」「身の回りには、いろいろなユニバーサルデザインがあること」と、話が展開していきました。他にも子どもたちからは様々な質問が出されましたが、中川さんとやりとりを重ねるうちに、子どもたちも驚いたり感心したりしながら自然に会話する姿が見られました。障がいの有無で垣根をつくるのでなく、共に暮らしやすい亀山のまちにしていくために、一人ひとりが知ること・考えることの大切さを学んだ一時間でした。