3・4年生が、「ネコギギ」について学習しました
◎2024(令和6)年6月5日(水)
6月5日(水)5限目、野登小学校で行われた「ネコギギについて」の学習に、白川小学校と昼生小学校・加太小学校の3校がオンラインで参加し、4校合同での学習を行いました。三重県総合博物館の北村学芸員さんより、「ネコギギはナマズの仲間の一種で、伊勢湾に流れ込む河川のみに生活している国指定の天然記念物であること」「亀山市では野登小学校の近くを流れる安楽川にしかいないこと」「昼間は川の石の下に隠れていて、夜になるとエサを探して活動すること」などを教えていただきました。ネコギギが泳ぐ映像を見た子どもたちからは、「かわいい」と声があがっていました。また、ネコギギの調査方法や保護活動についても教えていただきました。「質問タイム」には各校の子どもたちから、「どうして数が減ったの?」「ひげの役割は?」「安楽川に何匹くらいいるの?」「卵はいくつぐらい産むの?」「好きな食べ物は何?」といった素朴な疑問がたくさん寄せられました。北村学芸員さんには、一つひとつの質問に丁寧に答えていただいて、ありがとうございました。白川小学校から決して遠くない安楽川に、そのような貴重な魚が住んでいることを知り、子どもたちは興味深げな様子でした。本年度は、複式教育を行っている4つの小学校同士で、今回のような交流学習を増やしていきたいと考えています。