6年生が「森林講座」を受講しました
◎2025(令和7)年10月28日(火)![]()
10月28日(火)5・6限目、鈴鹿森林組合の方々を講師に招き、6年生が「森林講座」を受講しました。これは、「みえ森と緑の県民税」を活用した取組の一環として、亀山市が本年度から行っている事業の一つです。まず初めに、「私たちの生活と森林について」というテーマで、森林の働きや林業について・地域の森林が私たちの暮らしと深く関わっていることについて・森林保全の大切さについて、説明していただきました。「亀山市は面積の約63%が森林であること」「手入れされた森林は、土砂災害から私たちを守ってくれること」「森林が蓄えた水は、きれいな水となって伊勢湾へ流れ込み、海の栄養になること」などについて具体的な数字を交えながらの話を聴き、子どもたちも興味深げでした。また、健康な森林をつくるためには、下刈や間伐などの手入れが必要で、人の手と長い年月がかかることも学びました。実際に間伐されたヒノキの輪切りの年輪を数えながら、木の香りも体感していました。つづいて、亀山市産のスギの木で、マイ箸をつくる体験をしました。箸の形に加工された木材をサンドペーパーで磨いて仕上げていくという30分程度の体験でしたが、子どもたちは一生懸命に磨いて自分好みの太さや長さに加工していました。家で大切に使ってみてくださいね。森林を守り育てていくことの大切さを学習した2時間となりました。