6年生が校区人権フォーラムに参加しました
◎2024(令和6)年12月13日(金)
12月13日(金)5・6限目、亀山中学校区の各小学校の6年生と中学生の代表が神辺小学校の体育館に集まって、「亀山中学校区人権フォーラム」を開催しました。この校区フォーラムは、「各校で人権フォーラムの取組を行うことで、人権意識を高め差別の不合理さに気づくとともに、差別をなくす取組の礎とすること」、「亀山中学校区の各校の児童・生徒が、人権に対する思いを交流し合い、さらに話し合ったことを各校で還流することによって、中学校区の児童・生徒の人権に対する意識の向上を図ること」をねらいとして毎年行われています。今年は、「なぜ人権を学ぶの? ~ 身近な言葉から ~ 」というテーマで話し合いを行いました。まず初めに、子どもたちは6つのグループに分かれ、互いに自己紹介した後、「人権が大切にされた皆が過ごしやすいと感じる社会」と「人権が大切にされていない皆が生きづらいと感じる社会」の2つのイラストを見比べて、違いを見つけたり、自分がどう思うか・どうすれば困っている人が助かるかを考えたりするグループワークを行いました。そして、「人権学習」とは、「自分と相手とを大切にする学習」「これってどうなの? あれ、気になるな?といった多くの問題に気づく学習」「自分を振り返る学習」であることを学びました。次に、日常生活の中の会話を想定し、冗談や悪ふざけで言っている「あほ」「ばか」などの言葉や、相手への悪口として使われる「障がい者」といった言葉について考えました。各グループとも活発な話し合いが行われていましたが、最後に全体交流の中で、「行動しないことは悪口を認めていることと同じ、何もしなければ何も変わらない。行動することが大事。」「〇〇という言葉を悪口として使ったり、悪口と感じるのは、言う方も言われる方もその言葉にマイナスイメージを持っているから。言葉の重さを知ることが大事。考えずに軽い気持ちで使うべきではない。自分が相手を傷つけていないかを考えて、自分の行動を変えていってほしい。」とまとめました。そして、今回の校区フォーラムで学んだことを、各校に戻ったら校内で交流することを約束して、フォーラムを終了しました。短くも濃い時間でしたね。6年生にとって、気づきや学びがたくさんあったと思います。ぜひ、1~5年生に還流してください!