6年生が修学旅行へ行ってきました

◎2024(令和6)年10月24日(木)~ 25日(金)

10月24日(木)・25(金)の2日間、6年生が修学旅行で奈良・京都を訪れました。1日目は、学校を出発してまず奈良に向かい、初めに法隆寺を見学しました。有名な五重塔や金堂本尊の「釈迦三尊像」など、日本最古の木造建築である建物や飛鳥時代の仏像に歴史の重みを感じました。次に奈良公園に移動して昼食をとった後、奈良公園と東大寺を見学しました。公園内にはシカがゆうゆうと歩き回っていて、子どもたちは近寄ってくるシカや踏みそうになる糞に悲鳴をあげていました。東大寺では、二月堂や三月堂を見学しながら大仏殿に入り、大仏さま(廬舎那仏)の大きさに圧倒されました。奈良での見学を終えると京都へ移動し、初めに二条城を見学しました。「うぐいす張り」の廊下は、歩くとキュッキュッと音が鳴り、観光客も静かにその音を楽しんでいました。続いて、丸益西村屋で京友禅染体験をしました。大ハンカチに、それぞれが選んだ型紙を使って色をつけていきました。子どもたちは、時間ぎりぎりまで、良い作品に仕上げようと真剣に取り組んでいました。1日目の最後は、京都タワーを訪れて地上100mにある展望室から京都の街を見おろしました。

2日目は、まず石庭で有名な龍安寺を見学しました。長方形の白砂の庭に15個の大小の石が配置されており、子どもたちは15個の石を一度に見ることができる場所を探して縁側の上を行ったり来たりしていました。続いて訪れた鹿苑寺(金閣寺)では、足利義満が極楽浄土を描いたとされる金閣を中心とした庭園と建築を見学しました。天気も良く、輝く金閣が目にまぶしかったです。午前の行程の最後として、日本最大の禅寺である妙心寺を訪れ、座禅体験を行いました。「座禅」について心の持ち方や作法について教えていただいた後、15分間という短い時間ではありましたが心を空にして座禅を行い、子どもたちの顔もすっきりとした様子でした。嵐山で昼食をとり、午後からは清水寺の見学と清水坂中心に散策を行いました。「清水の舞台から飛び降りる」ということわざでも有名な「清水の舞台」ですが、実際に立ってみるととても飛び降りる気にはならない高さでした。舞台の柱にくぎが1本も使われていないということも、驚きでしたね。最後は清水坂でおみやげを買い、帰路につきました。

2日間、天候にも恵まれスムーズに行程を進めることができました。奈良・京都の歴史や文化に触れ、思い出に残る修学旅行となりました。