9月13日(金)今日の学校の様子より

5・6年生が「いじめ予防授業」を行いました

◎2024(令和6)年9月13日(金)

9月13日(金)3・4限目に、三重弁護士会の東先生を講師に招いて、5・6年生が「いじめ予防授業」を行いました。「いじめ予防授業」は、三重県が行っている取組で、「社会生活のきまりや法律等を進んで守る遵法の精神を学び始める小学5・6年生を対象に、社会規範の面からいじめがいけないことや、社会では法律やルールに基づいて責任を負わなければならないことなど、弁護士による法的な観点に基づいた授業を実施する」ものです。東先生からは、「弁護士とはどんな仕事か」「人権とは」「いじめってなんだろう?どこからがいじめ?」「いじめる側といじめられる側の感じ方の違い」「本当にあった話から」「いじめを止めるために、一人ひとりができること」などの内容について、順序だてて丁寧に教えていただきました。なかでも、” 私たちは幸せに生きる権利(幸福追求権)をもっていること “、”「幸せに生きる」ためには「安心」「自信」「自由」の3つが必要なこと “、” いじめは「教室から幸せを奪うもの」であること “、” いじめかどうかは、いじめられた側の気持ちで判断されるものであること “、” いじめを続けていると、他人の痛みを感じる心が麻痺して、心の大事な部分が欠けた大人になってしまうこと “、” 最近ではネットやSNS上でのいじめが多いが、特定のグループ内で行う画面上のやりとりは、教室内でのやりとりよりも危険度が高いこと ” などの話が印象に残りました。「いじめを止めるために一人ひとりができること」について話し合いましたが、いじめている人は自分の悪い部分に気づきにくくなってしまっているので、それ以外の人たちみんなでいじめに立ち向かうことが大事だと気づきました。東先生がおっしゃった「人が傷つくようなことを言ったりしたりした自分に、気がつける自分になって欲しい。他人の痛みを感じる心をなくさないで欲しい。いじめは、周りも自分も被害者も不幸にします。」という言葉を忘れずに、クラス目標にある「相手を思いやり、自分も大切にするクラス」を実現していきましょう。