人権集会~みんなが気持ちよく暮らすために~

 12月10日は、「世界人権デー」です。本校では、この日、全校児童で「人権集会」を開き、「みんなが気持ちよく暮らすために」をテーマに、人権について考えました。児童会役員が、日常の学校生活で人権が尊重されていないと感じる場面を例に劇を行い、その劇をみて、感じたことについて意見を出し合いました。子どもたちからは意見が活発に出され、安心感のある雰囲気の中で話し合いが進みました。全校みんなで、一人一人が人権問題を、自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さを確認しました。

 三重県では、毎年11月11日から12月10日までの1か月間を「差別をなくす強調月間」として、すべての県民の人権が尊重される社会の実現をめざし、人権意識の高揚に向けた啓発活動などの取り組みが進められています。本校でも、この期間に、今回の「人権集会」、「人権標語」、発達段階に応じた人権に関する授業の実施などを通して、子どもたちが人権について、より深く考える機会を設けています。今後も、お互いを尊重し、みんなが気持ちよく、安心して暮らすことができるよう、「人権」について考える取り組みを継続していきます。