亀山市歴史博物館による出前授業を行いました

亀山市歴史博物館の学芸員の方による出前授業を4年生で行いました。亀山市歴史博物館では展示はもちろんですが、子どもたちの学びがより深まるように、専門的な知識をもたれた学芸員さんが学校へ来て下さり、郷土に関する出前授業を行ってくれます。

今回の出前授業の内容は4年生の社会の「郷土の伝統・文化と先人たち」についてです。その中でも、「生田理左衛門」の一生をもとに鈴鹿川の治水工事について教えていただきました。今の鈴鹿川は、250年ほど前は、ゆるやかでまっすぐな川ではありませんでした。そのため、土砂がたまって沼地になったり、大雨が降ると堤防が壊れたりして被害を受けました。そのような鈴鹿川を機械のない時代に、生田理左衛門が先頭にたって治水工事をしました。このような話を聞いて子どもたちは、先人が様々な苦心や努力により当時の生活の向上に貢献したことを理解することができました。

今日の給食「さつまいもの味噌汁」

今日の給食「さつまいもの味噌汁」には、加太小学校1・2年生が地域の人と一緒に苗を植えて育てたさつまいもが入っています。10月27日に芋ほりをしたさつまいもの中から17キロのさつまいもを給食センターへプレゼントしました。どのさつまいももとてもおいしそうなさつまいもで、大きなものは重さが1キログラム以上あります。さつまいもは、秋が旬の食べ物で、おなかをそうじする「食物せんい」が多く含まれています。給食センターでは、今日の味噌汁にさつまいもをたくさん入れて作ってくれました。さつまいもの甘さとホクホクした食感がとてもおいしかったです。

授業参観&教育懇談会を行いました

昨日、全学年で人権学習に関わった授業参観を行いました。1年生は、気持ちには、「楽しい」「うれしい」「いやだ」「ほっとした」などといろいろな気持ちがあることや人によって感じ方は違うことを学習しました。2年生は、自分も相手も気持ちの良い友だちとの関わり方をみんなで話し合いました。すぐに怒るのではなく、自分の気持ちを伝え優しい行動をすることに大切さについて学びました。4年生は、「人権」とは、自分らしく生きる権利であることを理解した後、3人グループでカードトーキングを行いました。グループで自分の考えや意見を話し合いながら、友だちをより深く知り、なぜ、友だちのことを深く知ることが必要なのかみんなで考えました。5・6年生は、安心して過ごせるルールとは何かについて考えるとともに、ルールは決めるだけでよいのかについて自分たちの行動を振り返りながら話し合いました。

また、授業参観後は、教育懇談会を行い、「子どものやる気を育てる関わり方~子どもたちに育てておきたいこと~」について三重県立看護大学の宮崎教授にご講演をいただきました。社会情勢が目まぐるしく変化する中で子どもたちを取り巻く学習環境が変化してきており、その結果として子どもの健全な育成の基盤となる睡眠時間、健康の食生活、家族のふれあいの時間の不足が問題になってきていることを教えていただきました。そして、ほめるときや叱るときのポイント、子どもの行為について肯定的にフィードバックしていくことの大切さも教えていただきました。子どもたちの心身の健康を最大限に配慮した学習環境を作り出していくためには、学校、家庭、地域がしっかりとつながり、子どもたちに関わっていくことが大切だと改めて認識した教育懇談会となりました。

    

5年生理科「流れる水のはたらき」の学習 加太川下流・鈴鹿川中流のフィールドワークを行いました

5年生理科「流れる水のはたらき」の仕上げとして、加太川下流・鈴鹿川中流のフィールドワークを行いました。今まで児童たちは、身近な加太川のフィールドワークや映像教材による学習、実際に模型を使っての流れる水のはたらきによる地形の変化について学習してきました。

今回のフィールドワークでは、 以下の点を目標に実際に観察を進めてきました。

〇地面の流れる水や川の流れの様子に興味・関心をもち、自ら流れる水の速さや量によるはたらきの違いを自然災害に目を向けながら調べようとする。
〇 増水で土地が変化することなどから自然の力の大きさを感じ、川や土地の様子を観察しようとする。
〇 川の上流と下流の河原の石のようすなどのちがいに興味・関心をもち、進んでその違いを見つけようとする。

児童からは、「この学習をすることで、今まで何となく見ていた川の流れや石の大きさには理由があることが分かった。」「今度出かけた時や大きな河川の下流に行ったら、実際に観察してみたい」などの意見がありました。

 

クラブ活動授業(4,5,6年)うどん作り体験を行いました

4・5・6年生は、地域の指導者の指導の下、クラブ活動で「うどん作り」体験をしました。クラブ活動では、児童が普段から運用している縦割り班を中心に、異年齢集団の交流を深めることができました。

最初に、塩水を作成するところから児童に指導してもらいました。塩水は13%濃度です。次に、小麦粉に塩水を混ぜてこねる体験をしました。その後は、時間の都合上、事前に準備していただいたうどん生地(3回以上踏んで調整してあるもの)を⇒踏む⇒広げる⇒延ばす⇒たたむ⇒切る の工程を体験しました。うどん生地は気温が低いと調理がうまくいかないので、事前準備をしたうどん生地を給食室の保温庫に入れるなどご配慮をいただきました。

調理した1人200gのうどんはジップロックに入れて持ち帰りました。本来ならば、できたてのうどんを味わいながら、交流会を行いところですが、コロナ禍ということもあり、試食はなく、児童たちは出来上がったうどんを持ち帰って、自宅で味わうことになりました。本格的な道具も持ってきていただき、とても分かりやすく、楽しく、体験をさせていただきました。ありがとうございました。

 

 

ハロウィン集会をしました

今日の5限目に児童会が企画をしたハロウィン集会をしました。児童会役員が考えたハロウィン遊びは「カボチャ落とし」「カボチャさんが転んだ」「カボチャ運び」の3つです。遊び方について見本を示しながら詳しく説明してくれました。事前に考えた台本もあったのですが、その場にあったアドリブも加えながら説明をしてくれたので、低学年にとってはとてもわかりやすい説明となりました。みんなで楽しく遊んだ後は、同じたてわり班のメンバーからプレゼントをもらいました。折り紙で作ったプレゼントや心のこもった手紙もあり、子どもたちはとても喜んでいました。「手間暇かかっただろうな。」「ハロウィンとは、直接関係のない折り紙だけど、とってもきれいだな。」「私のこんなところ見てくれていたんだ。」などと心のこもったプレゼントを大切そうに自分のバックにしまっていました。児童会の綿密な企画・運営のおかげで遊びを通して互いに認め合い、関わり合える楽しいひと時となりました。

  

 

5年生理科「流れる水のはたらき」の学習 実験場を作り実験を行いました

5年生理科「流れる水のはたらき」の学習の理解をより深めるために、校庭の砂場に水の流れの実験場を作り実験を行いました。実験にあたり、水の量や土山の傾斜角度等の条件を話し合いながら1つずつ変えて、土の削られ方や流れる水の様子の変化が捉えられるように工夫しました。

実験は川に見立てた溝のカーブを大きくしたのと護岸工事を事前にしっかりと行ったおかげで、児童が望む結果には残念ながら至りませんでした。しかし実験に行うまでの準備や予想、事前学習を行ってきたので、児童全員が主体性を持って、生き生きと楽しみながら実験する姿が印象的でした。

実験後児童からは、「流れる水のはたらきは、侵食・運搬だけだと思っていたけれど、堆積するということもわかった。」「流れる水には、侵食・運搬・堆積という3つのはたらきがあることがわかった。」「大雨が降ったら警報が出る前に、洪水による災害に備えないといけない。」などの意見が出されました。

今後は、加太川上流~下流と鈴鹿川の実際の川を観察することで流域の変化についても学習する予定です。あわせて映像資料などを活用して、災害に対する備えの学習につなげていきます。

もち米の袋詰め作業を行いました

学校の実習田で育てた精米後の”もち米の袋詰め作業”を行いました。6年生が修学旅行に行っていて不在なので、5年生で行いまいた。1.5kgをはかりで量り、ジップロックの袋にうまく入るように紙製のじょうごを作成したり、こぼれてもよいように新聞紙とともに大きなたらいで受けたりと工夫して大切なお米をパックしました。空気を丁寧に抜いて作業完了です。今後この米は、写真が印刷された袋に入れて保護者のみなさんに販売されます。

 

 

海女小屋へ行ってきました

海女小屋へ行ってきました。現役の海女さんから漁の方法を教えてもらいました。近年は、磯焼けの影響で伊勢海老や鮑が取れなくなったことも聞きました。海を守る大切さについて学ぶことができました。次は、子どもたちが楽しみにしている志摩スペイン村へ行きます。