6年生理科 「てこの原理」の学習をしています

わたしたちの身の回りには「てこの原理」を使った道具がたくさんあります。また、日常的に大きな力を必要とするときに、この原理を用います。

この学習では、てこを使い,力の加わる位置や大きさを変えて,てこの仕組みや働きを調べ,てこの規則性についての考えをもつことができるようにするのがねらいです。原理を目で見て、体験して理解するために、実験器を用いて、てこの利用について学習し,身の回りにある様々な道具で,てこの規則性が利用されていることをとらえるようにします。その上で、以下の点を学習します。

  • 水平につり合った棒の支点から等距離に物をつるして棒が水平になったとき,物の重さは等しいこと。
  • 力を加える位置や力の大きさを変えると,てこを傾ける働きが変わり,てこがつり合うときにはそれらの間に規則性があること。
  • 身の回りには,てこの規則性を利用した道具があること。

児童からは、「実験で”てこの原理”がよくわかった。」「くぎ抜きやバールは”てこの原理”が使われていることはすぐに分かったけど、はさみや栓抜き、ピンセットもこの原理が使われていることがわかって驚いた。」などの意見が出されました。