9月28日(木)の5・6限目に、4年生が福祉教育の授業として、視覚障がいのある中川さんと亀山市社会福祉協議会の方々をゲストティーチャーに迎え、「お話しを聞いたり体験することを通して、自分にできることは何かを考える」ことを目的に学習を行いました。授業の中では、中川さんのお話しに耳を傾け、目の見えない中川さんにしっかり声を出して反応を返している子どもたちの姿が見られました。また、アイマスクをしてコップにお茶を注ぐ体験や、机の上にある物の位置を目の見えない相手に伝える体験では、目が見えない怖さや行動の難しさを感じるとともに、クロックポジションを使って相手に分かり易く伝える方法を、実感しながら学んでいました。中川さんがスマートフォンを使ってSNSでやり取りしたりプリントを読み取る様子を見て、「すごい!」と感心する場面もありました。学習を通して、「障がいのあるなしに関わらず、誰もが生活しづらくなったり、困りごとが起きたり、手助けを必要とすることがあること。そのようなときに、人との繋がりや支え合い・工夫等によって生活しやすくなること。」を学びました。今後も、障がいがある人や困っている人に「何か手伝えることはないですか?」と自分から声をかけることができるといいですね。中川さんをはじめ、今回の授業がより良いものとなるようにお力添えいただいた皆さまに感謝いたします。